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オーストラリアの田舎町生活-10/1000-

周辺の施設

ファームへの派遣要員として働くことになった私は、派遣元の韓国人オーナーの所有するシェアハウスに住むことが決まりました。彼女はいくつかセカンドビザで訪れる外国人向けのハウスを所有していますが、私は最も町の中心部に近いハウスになりました。ハウスの近くには徒歩2~3分で行けるスーパーをはじめ、ホームセンター、レストラン、バー、図書館、銀行、郵便局など生活に必要な施設は近くにあったのでとても便利でした。他のハウスの中には町の中心から離れすぎて週に1度しか買い物に出かけられないところもあったためそれらに比べるとラッキーではありました。

野生動物注意

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中心部を少し抜けるとこのような見慣れない注意看板を目にします。これは主にオーストラリアの熱帯雨林に生息するヒクイドリと呼ばれる大型の鳥類が飛び出して来ることを呼びかけるものですが、このヒクイドリは過去に人を襲った事例も報告されるほどに凶暴な一面をもっているのでこの看板付近には近寄らないようにしましょう。RPGで言えば初期のレベルで強敵のいるフィールドに出向くのと同じ感じです。エンカウントしてしまった場合はすぐに「にげる」を選択しましょう。しかし、相手は時速50kmで走るので、間違っても後ろを振り返って全力で逃げてはいけません。そっと相手を驚かせないように逃げましょう。また車を運転しているときでも平気で道路を横切るのでスピードの出しすぎにも注意が必要です。

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イニスフェールでは定期的にボートに乗って野生のクロコダイルを観察するツアーが組まれるほど、クロコダイルが出没します。特に大きな河川付近の茂みでは日光浴をする姿を見ることができますが、遅いものでも時速20km、速いものだと時速50kmものスピードで走ることができるらしいので珍しいものではありますが、あまり不用意近づかないことをおすすめします。

ショアハウスの概要

私の住んでいたシェアハウスは男女別の4人部屋が1つずつ、リビング、キッチン、バスルーム共同でテレビ、エアコン、冷蔵庫、コンロ、洗濯機、ベッド等は備え付きでWi-Fi完備、調理器具、食器類も自由に使えました。レントは光熱費とファームへの仲介手数料込みで、195AUD/週でメルボルンの140AUD/週と比べるとかなり高額ですが、働かせてもらっているので文句は言えません。ただ私は途中からファームへのドライバーも兼任したのでその時はレントから-30AUDほどしてもらっていました。メンバーは、当初は自分を含めて男性4名、女性4名のオールジャパニーズでしたが途中で別のファームに行ったり、卒業したりするメンバーもいたため韓国人や台湾人と共同生活する時期もありました。ほかのハウスにはトンガ人やフランス人、オーストラリア人もいて希望すれば別のハウスに居住することもできました。

田舎生活での楽しみ方 ー写真抜粋15選ー

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写真のタイトル
①、②ガーリックパーティ
③町にきたサーカス
④自立する枝を持つ不思議な大木
⑤黄色い蟻
⑥コアラ
⑦おやじカンガルー
⑧、⑨イタリアンビュッフェ
⑩教会
⑪山奥へとつづく鉄道
⑫ブーメラン屋さん
⑬グレートバリアリーフの島
⑭広大な土地に光が差す風景
⑮青春

この他にも、シェアハウスでのパーティやカードゲーム大会、映画鑑賞会、英語学習、kindle読書、オンライン英会話、サッカー、プール、競馬観覧、スポーツbet、ジム、マッサージ、キャンプファイヤー、毎週火曜日恒例ケンタッキーフライドチキンデイ(毎週火曜はチキン9ピース10AUDのため)、ヨガ(シェアメイトの指導による)、ハロウィンではでかいかぼちゃを使ったジャックオランタンを作ったり、売られている食材を使って様々な国の料理に挑戦したり、レンタカーを借りて遠出をしたりと限られたなかでも工夫次第で学ぶことも楽しむこともできるので不自由だとおもうことはほとんどありませんでした。ただセカンドビザを狙う人のほどんどは遊ぶことに貪欲なため、ノリがすこぶる良く、遊ぶことの提案であればほとんど乗ってくれることだろうと思います。環境を生かすも殺すも自分の工夫次第、そんな普段の日常とかけ離れた環境に身を置いてみると自分の知らない自分に出会えるかもしれませんね。

と、今日はここまで。
明日はバナナファームの仕事内容を書いていったん、オーストラリア生活の話は終わりにしたいと思っています。

それではまた明日!

今日の一言:
海に行きたくなった。




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