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川の街広島

広島の文化に触れたい。
雁木(がんぎ)は水辺に降りる階段の事で、川と街の暮らしを結んできた地域の財産です。この雁木に光を当て、大切に、地域の元気に繋げたい。

このたびの新型コロナウィルスに罹患された皆様と、感染拡大により生活に影響を受けられている地域の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

今や「安心して広島に遊びに来て下さい」とは言えない時ですが、未来でこんな楽しいことをしたい、また、未来に少しでもお役に立てればと言う思いから情報をアップさせて頂きます。

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水の都を象徴する雁木
広島の太田川デルタは、潮の干満差が大きいことから雁木(がんぎ:階段状の船着場)が発達し、生活物資の運搬船な どの船着場として利用されていましたようです。
築堤の始まる16世紀末以降からは石の雁木が造られ、戦前の写真からも、水辺のいたるところにつくられていた様子をうかがい知ることができます。

戦前は多くの街に雁木があり、広島以外の街では次第に不要の過去のモノとして埋め立てられ姿は消えていきました。

何故広島にこの雁木が現在に至るまで多く残っているかというと、戦後の復興の為、雁木の埋め立てを後回しにしたためなのだそうです。

広島は、これらの雁木を後世に残すために、平成17年から雁木の歴史的な価値を検証するプロジェクトを実施しています。
当社併設のカフェもそのプロジェクトの一環の一つである。

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雁木を利用しながら残す、雁木タクシー
現在、市内に残る雁木は新旧含めて400あまり。
これらの雁木を再び船着場として活用するのが雁木タクシー(川の水上タクシー)である。
私たちは雁木の「形」を遺産として残すのではなく、本来の用途で活用することにより、先人の知恵、技術、工夫を含め「使い方」を後世に残し、人と川との親しい関係を築いていきたいと考えています。

私事で恐縮ですが、昨年地域のお店にもたくさんご協力頂き、水辺の公園でオリジナルウェディングを開催させて頂きました。
会場は川辺の公園ですが広島市に許可を頂き使用させて頂きました。

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写真はその時ご参加頂いたゲストの皆様にパーティー前に雁木タクシーでクルージングを楽しんで頂いた時のモノです。

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雁木タクシーは、水の都ひろしまの6本の川を行き交う水上タクシーです。

広島市内にたくさんある『雁木(がんぎ)』をのりばとして活用しているのが一番の特徴です。ひろしまの新しい観光にお買物に、通勤にお気軽にご利用ください。

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この事業は、NPO法人<雁木組>が、海上運送法第二十条第二項にもとづく不定期航路事業として実施しています。同法第十九条の六の二により定めた運送約款にもとづいて運送させていただきます。
料金バス・電車のように、お一人様ごとに料金がかかります。基本料金 お一人 500円(税込)/ 約10分:約2km(小学生は半額、未就学児は無料)※最低2名様からの運航となります。運行時間雁木タクシーは、のりばとして『雁木』を使用しますので、瀬戸内海の潮位変動の影響で、快適にご乗船頂けるのりばと運航時間は、毎日変化します。予めご了承お願い致します。ご希望の乗船場所と時間を、お電話やメールでお問い合わせください。
 
使用船
雁木タクシーで使用している船は、大人6人乗りの小型ボートです。
屋根はありませんが、空や風を楽しんでいただけます。
川から見た新しいひろしまの魅力も発見できると思います!

私達の経営理念は

人と人・人と街を繋ぎ地域に必要とされる企業を目指す。

#安心な世界で旅に出ようぜ
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