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JAWS PANCRATIONで考えた”制約の中で伝える”ということ、とえいごのおべんきょ

2021年11月20,21日に日本のAWSのユーザーズグループであるJAWS UGが24時間ノンストップのグローバルオンラインイベント「JAWS PANCRATION」を開催しました。(ちょこっとだけ関わらせていただきました
普通であればこうしたユーザーズグループのイベントは国内に閉じたものだし、時間も限られたものとなります。ただ、そういうところを乗り越えて大成功し、そして、ちょっと本筋じゃないけど”伝える”ってことと自分のえいごのおべんきょを考える良い機会をいただきました。

”言葉という制約”を技術で乗り越える

今回のイベントはグローバルイベントとして日本、そして世界中から多くの登壇者が参加しました。そして資料は英語でつくる、という前提とあわせて、登壇者にはSOURCENEXTさんのPOCKETALKを配布し話した言葉がそのまま翻訳され、参加者には字幕として共有されていました。完璧とは言えなくても、AWSという共通理解をもったうえで聴くには十分なクオリティだったように思えます(すごい!)。技術をつかって制約を乗り越える、ということをまさに目の前に見せてくれた事例でした。

”技術に依存”するのではなく”技術を活用”する

”完ぺきとは言えなくても”と書いたように、日本語であったり技術用語であったりは、まだ完全にこうしたテクノロジーに依存しきることが難しいところがあります。ただ、今回、多くの登壇者は、短文で区切って伝えてPOCKETALKが精度高く翻訳できるように工夫をしていたり、練習をして登壇をする上での試行錯誤をされて臨まれていました。一般的には、様々な新しいツールが出てきた時に、”使える”、”使えない”と断定的な評価を下してしまいがちなのですが、”どうしたら使えるか”、”使うために自分たちができることは何か”ということを多くの登壇者が実践してみせてくれたように思えます。技術、というものをリスペクトする皆さんだからこそ、こういうことができたんじゃないかな、と感じました。

”言葉”と”制約”と”工夫”

さて、ちょっと話を変えての自分語りです。
お仕事などでも英語を使う機会は比較的多いのですが、正直、自分がちゃんと英語をお話できてるか、聴けているか、というとアメリカの小学生レベルにも達していない(映画とかドラマをちゃんと原語で楽しめるか、という基準で)と思っています。一方、”だからといって仕事するレベルに達していないのか”と言われれば、何とかなってはいる、ようには思えます。自分なりの心がけとしては、”綺麗な発音へのこだわり”や、”こなれた表現”への優先順位は下げて、効率的に”英語を使えるようになる”を優先しています。ツールに頼れるなら100%完璧じゃなくてもツールで翻訳やチェックをかけるし、自分なりに気に入った表現を使いまわしています。翻訳ツールとしては”DeepLはやはり神だなあ”とか、”Chromeだったら、映像流せるものはとりあえず字幕つけられる”とか、口頭で伝えることに自信がなければ先に文章を書いて送っておく、なんてこともしょっちゅうやってます。

”壁”を乗り越えない

要は、”言葉の壁”という制約を受け入れて、そこを自分の成長によって乗り越えるよりも、壁を乗り越えるために梯子をかけたり、壁を迂回する方法を探すこともやはり大事だと思っています。趣味としては語学を楽しんでいるところはあるのですが、特にお仕事としては、語学が目的ではなく、お仕事上の目的を達することが出来ればよいので、制約を受け入れたうえで自分が取りうる手段は何なのだろう、と考え、不完全でもトライアンドエラーする方が幅が広がるかな、と思えたりします。

今回、POCKETALKという”道具”をわたしていただきまして、残念ながら自分はポンコツにも使いこなせなかったのですが、多くの登壇者の皆様が工夫されてる姿をみて駄文を書いてみた次第です。今回のイベントを企画され開催に携わった皆様、登壇者の皆様、参加者の皆様に感謝の意味をこめて、アウトプットつくってみました。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。

おまけのリンク:

監査とかのぽっどきゃすと
https://open.spotify.com/show/4kFgzvEDey5TpgQDzDxx1J





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