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次世代への継承 −健康立国−

【抜粋】「健康立国」国民運動の推進 / NSP理事長 藤原直哉(2016年・平成28年9月13日付 nsp-all:754 会員向けメーリングリスト)

かつて当NSP(認定NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム)は、観光立国・新しい農業・日本列島の大掃除を政策として提案して、実際に日本政府・各地域・企業・民衆が動いてここまで来たわけですが、今度は改めて健康立国というテーマで日本再生のための国民運動を広げようと考えています。

健康立国に込める想い

ご賢察のとおり内外情勢はまさに体制が目に見えて変わる段階に達していまして、新自由主義、新保守主義が終わりになるだけでなく国際秩序や金融秩序も根本的に改まる可能性が極めて高くなってきました。それは日本が経験した1945年、あるいはソ連がロシアになった1991年に匹敵する大きな変化を我々にもたらすはずです。それに伴って各分野でリーダーが入れ替わり、現在とはだいぶ違う新しい世の中の体制がそう時を置かずして生まれてくるものと思います。

当NSPではこうした事態の到来は既に想定内であり、そうしたことが起きればますます全国各地のみなさんを元気づけて新しい方向性を示し、足元で自分たちができる新時代の再生を広げ、日本を無数のたまり場で埋め尽くしてみんながそれぞれに新しい成功を手にできるように、国民運動を広げていきたいと思っています。

その直接のテーマを今回は「健康立国」としようと考えています。

健康立国目標

・健康イノベーションで国民の健康を大幅に増進させ、今後10年間に租税負担率と社会保障負担率を合計した国民負担率を現在の3分の1にします。
(平成27年の国民負担率は過去最高の43.4%)

・さらに健康イノベーションを展開することで、健康で持続可能性の高い新時代の日本の国際競争力を高めます。

『健康立国』国民運動の推進

ストレスのない職場・病気にならない生活・安心できる社会インフラの3本柱で、既にあちこちで実践が行われて、ある程度確立された技術や手法を一堂に集めて融合させて、今までとは違う新しいライフスタイルをボトムアップで日本の民衆から立ち上げて全国、全世界に広げていこうと思っています。

昭和のバブルがはじけて30 年近くの不安定な時代に日本はこうした未来志向のロハスな試みを人々が各地で少しづつ広げてきています。いよいよそれが今度はメジャーになって日本と世界を目に見えて変えていく、そういう時が来たように思います。

健康イノベーション 3本の柱

1. ストレスのない職場

多くの疾病や不調は職場のストレスが生んでいる。
新時代にふさわしい経営革命と働き方革命を通じて、職場のストレスを抜本的に減らす。
2. 病気にならない生活

いかに健康を増進し、病気にならないかの実践的方法をあらゆる分野の知恵やイノベーションを駆使して確立し、国民全体でそれをシェア(共有)し、実践していく。
3. 安心できる社会インフラ

本格的な健康の増進には安心・安全の衣食住空間が必要であり、それをサポートする新しい社会インフラが必要である。
資源・エネルギー・交通・通信・土地利用・都市計画・産業・教育研究・職場・住宅・生活など、あらゆる社会インフラを健康増進の目的に向けて、斬新なイノベーションを駆使して再構築していく。


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