6.7

本日のアウトプット

共通支配下での株式移転が行われた場合、取得企業が過去に支配して持っていた子会社株式は自己株式となるため振り替える。
株式移転後の連結財務諸表に記載される利益剰余金は取得企業の個別BSに計上されている額+非取得企業の支配後に発生した利益の額となる。
資本金は株式移転時に計上された増加資本の額。
資本剰余金は株式移転時に計上された増加資本の増加額+取得企業の利益剰余金振替に伴う減少額+非取得企業の連結に伴う投資と資本の相殺にかかる差額の額となる。
株式交換や株式移転では合併と異なり資産負債はとくに交換移転時に計上されることなく単純株式の取得に増加資本の反映を計上するのみ。
ただし、株式交換や株式移転は全株取得が前提のため完全子会社完全親会社の関係となり、連結が必須となる。そのため財務諸表を合併し投資と資本の相殺を行うこととなり、合併と同じ結果となる。