ボリビア入団テストあるある
昨シーズンたいした活躍ができなかったので今シーズンは入団テストを受けるところからでした。
ボリビアは1部リーグの入団テストはほぼ行われていないので2部に相当する州1部リーグのチームを受けてまわる事にしました。
探し方は2通りです。
①友達とか知り合いに聞きまくる。②Facebookで検索しまくる。
①の場合だいたい入団テストの事前に知ることができます。(変更多め)
②の場合だいたい3日前からテスト6時間前などまじの直前で知ることができます。
予定なんて立てるだけ無駄です。
会場に着きます。
だいたいどこも初日は少ないところで70人くらい。多いところで150人くらいのスパイクすら持っていない男から190越えの屈強な男たちまで多種多様な人間がいます。
アジア人は珍しいのでグラウンドに着くと視線が集まりひそひそ話されがちです。
チームが振り分けられます。
アップ中だいたいチーム内の誰かが話しかけてきます。(初めはだいたい陽気な黒人。次に大学とか行ってる学のあるやつ)
試合をします。良くも悪くも目立つので1個のミスでパスが来なくなることはよくあります。活躍します。
試合が終わります。
話しかけてくる人間がぐっと増えます。名前が呼ばれれば明日も来れます。だいたい初日で半分くらいは落とされます。
スーツケースを持ったままグランドに来て、そのまま帰ることになる選手も少なくないです。
2日目になります。
初日の印象順で試合順が決まります。経験上、やはりアジア人であるおかげで目立つので初日を通過できれば1本目か2本目でつかってもらえます。メリットは差し入れの水が飲め水道水を飲まなくていい事です。
まだ呼ばれ方はチーノです。自分次第でこれも変わっていきます。(だいたいチーノ→ハポン→名前の順)
ここからは活躍する→名前が呼ばれれば残れるの繰り返しです。外国人枠やっぱり無かったトラップには気を付けてください。僕も何回か引っかかりました。大事なのは死ぬほどコミュニケーションをとる事だと最近気づきました。
1、2週間後くらいにチームのメンバーと合流します。やっとレギュラー争いへの参加権を得れます。この期間くらいから代理人を使ってダイレクトに参加してくる外国人たちも多くやってきます。あんまり関係ないです。
週末練習試合があります。今までセレクションで落ちた人たちがいます。
メンバーが誰か欠けてチャンスが落ちてくることを待っています。刺激的です。
隣の芝が青く見えるのは志が低い時だと誰かが言っていました。
人との競争に勝つというのはそんな楽なことではないです。
ボリビアでの生活も1年が経ちようやくブレなくなってきました。
突然ですが眠いので終わります。
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