西川貴教の味わい方 映像編後編

 


https://note.mu/nsbtakenori/n/n44b4aabb97d6

の続きです。



■立ち振る舞い


印象的なフレーズを言ったりして、ボケの部分が目立つこともありますが、
西川さんは自他共に認めるSであり、
基本的にはツッコミです。


相手の話を拾ったり、ボケをツッコんだり。
話が変な方向へ行けば正したりすることが多い。


現在レギュラーで出演している新堂本兄弟、
ゲストで呼ばれたバラエティ番組、
出演者の多い歌番組では特にその傾向があります。


逆にそんな西川さんがボケに回ることもある。
信頼したり、尊敬している先輩や後輩がいる場合です。

特にわかりやすいのは芸人さんで言えばダウンタウンさんや、
ツッコミのうまい芸人さん(山里さんとか)、
同じミュージシャンであれば土屋礼央さんがそうでしょうか。


この人達と共演しているとボケる西川さんが現れます。


ツッコミの西川さんを理解して来たら、
ボケる西川さんを見るのも面白いかも。


■ドラマやアニメの声優


これまでいくつかのドラマや映画、アニメに出ていますが、
とにかく個性というか、癖が強い。
良い意味で不自然と言いますか。
音楽活動のイメージだったり、本人のキャラクターもあるからでしょうかね。
その役に合わないのでは?と感じることももあったりしますが、
合う役では本当に輝きます。


例を簡単に3つ挙げてみますかね。
NHKで放送された介護エトワールというドラマの竹男という役。
ちょっとチンピラっぽいけど優しい関西の男の人だったのですが、
素じゃないの?というくらいに自然でバッチリでした。


2つめ。
映画コラソンdeメロンのヒモの男役も見事です。
西川さんだから出来る味みたいなものが出ています。


最後にガンダムSEEDシリーズ。
敵役でほんの少しですが、ミゲルとハイネ役。
本人のキャラクターがうまく役とマッチしていて良いし、
おまけに本人のガンダム好き具合も確認出来ます。


西川さんの演技が気になっていて、
これらを見てないという方にはこの3作品はオススメです。


アーティストで本業の役者さんのように演技する人も多いですが、
それらとは違う物を持ったある意味本当の個性派役者ではないのかと感じます。
また最近は舞台の経験も積んでいるので、
どんどん化けていく可能性も秘めています。


演技も注目して見て頂けると面白いでしょう。


前編、後編と分けてお送りした今回の映像編。

いかがだったでしょうか。


テレビやネットで西川さんを見かけた際に、
今まで書かれていたことを頭に入れて見ると、
これまでと違った見方が出来るかもしれません。


素の場合もあるでしょうが、
いろいろと意図を持ってやられているはずなので、
それらを感じながら、西川さんを面白がって見て頂けると嬉しいです。


※試験的に投げ銭形式を取っています。もし宜しかったらお願いします。

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