新たに漕ぎ出すその船が、どうか幸せなものでありますように。

8/11 0:00。それは突然の知らせだった。
布団に入り、飲み会帰りのほろ酔い気分のままツイート(投稿)をぶん投げていたその時、突然X(旧Twitter)からIMP.の公式アカウントが動いたという通知が来た。
通知欄に数字のバッジをつけたまま放置することができない私は、すぐさまその投稿を見に行った。
そこに書いてあったのは、【Digital Debut Single「#CRUISIN'」2023.08.18 00:00世界同時配信決定!!!!!!! 】の文字。
にわかに事態が飲み込めなかった私は、とりあえず自身のアカウントのタイムラインを更新し、私にだけ見えている幻覚でないことを確認した。色々な人の投稿が濁流のように流れていき、トレンド欄に「IMP.」「デビュー」「CRUSIN‘」などの文字が並び始める。そんな真夜中とは思えないお祭り状態のなか、喜びを噛みしめながら眠りについた。
それからというもの、お祭り状態はその日中続いた。明け方には各社新聞やネットニュースに真っピンクの衣装に身を包んだ7人の姿と、媒体によっては一人ひとりのコメントがあわせて掲載された。
そして、同日19:00にはTeatherが公開。動画自体はたった12秒だったが、その後バラバラと公式サイトの画像やFC動画が更新され、てんやわんやになりながら供給を1つ1つ消化した。
ちなみに、そんなてんやわんやの最中に同棲彼氏風のLINEを送ってオタクにとどめを刺したのが、横原悠毅という男である。「驚きました?」なんて言ってたけど、あの3行が持つ殺傷力は、自分が思う19960913倍高いということを自覚してほしい。まあ、これだから横原担は楽しいし、辞められないのだけれど。

そんなこんなで、大変に思い出深い8/11から7日後、来る8/18にIMP.がデビューする。
前世で「世界のTOPを目指す」という趣旨の歌詞が入った楽曲を歌い続けた彼らが、世界へ向けて新たに楽曲を放つ。そんな好機が、まさかこんなにも早く訪れるだなんて、少し前までの私は想像もしなかった。

私が知っている彼らの歴史はたった1年程度だ。それ以前にはグループとしての歴史が2年、個々人のアイドルになってからの歴史まで言及すると、長い人でその歴史は10年以上にわたる。
本当はもっと早く出会っていたかったなと思わないわけではない。だけど、デビューが決まった今この瞬間に、彼らのことを好きでいられる事実があればそれでいいかな、なんて今は思っていたりする。

これから待っている彼らの航海は長い。その航海のなかでは、叶いそうで叶わなかった目標のハコでのコンサートも、思い出す度抱きしめたくなるような素敵な舞台作品の再演もきっと叶うだろう。
でも、そんな陽気のいい凪いだ海ばかりを進むわけじゃない。時には雨風の強い荒れ狂う海を進まなきゃいけないこともあるはずだ。
彼らのデビューを喜び、やっぱり好きだと再認識してしまったからには、乗り掛かった舟。
その船が地獄行きだって、どこまでもお供してやろうって思っている。
とっても飽きっぽい私だけどきっとそうなれる、いや、たぶんそうなってしまう。
また会えるのかどうかも分からない2か月の間にもずっと、性懲りもせず毎日毎日彼らのことを考え続けてしまっていたのだから。

こんなに色々書いてきたのに、一番大事なことをまだ伝えてなかったね。
締めとして、心を込めて伝えます。
IMP.デビューおめでとう。
これからも末永くよろしくお願いいたします!

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