閉塞感の正体

こんにちは。
たらこです。

食用の油やバター、パンその他にも物価高騰で悩まされている私たちですが、日本は、外国から借金をしていないため、それほど経済的に苦しいことはないはずなのです。

それなのに、ここ20年、日本人は閉塞感を感じ続けているのです。
思考停止、問題解消能力に自信が持てなくなっています。その要因としては、問題自体が難しくなってきていることも一つであるとと言えます。

日本経済は好調なのに、なぜ日本人は不幸なのでしょう?

閉塞感を打ち破り、自分なりの解答を見出すことが重要なのです。

日本の刑事裁判では、同じ殺人罪でも年齢や、態度などで判決が変わるのです。

ライブドア事件では、粉飾決算の総額は53億円ほどでしたが、堀江貴文氏は実刑となりました。

それに比べて、1000億円単位の粉飾決算で裁判となった、山一證券や日本債権信用銀行は、本人に実刑判決は下されていないのです。
これは、断固として堀江貴文氏が裁判官に対して、徹底講義の構えをとったため心証を損ねたからだと考えられます。

日本の刑事訴訟は罪を否認すること自体が反省していないと評価されて刑が重くなると考えられます。

アメリカなどでは、有罪か無罪かを判断する裁判と、量刑を判断する裁判の手続きを分ける工夫がされています。
日本では、弁護士も争わず執行猶予を狙いましょう。と諦めモードなのです。

このように、機会の平等がない社会では、もともと有利な立場にいる人と、そうではない人との間で、自己実現の可能性に大きな開きがあるのです。

これが、日本人が日本で幸福をあまり感じられない理由です。

日本を捨てる
日本を愛するのなら.日本を捨てよ。
抽象度が高い思考は、具体的なものの考えをしません。
反対に、抽象度が低い人は、大きな視野で考えます。

日本と適切な距離をとることで、はじめて、本当の日本と出会えます。
少し離れたところから見ることで、人も国も真実を見ることができるのです。
海外生活をし、日本に帰って来て、改めて母国の良さを知ることが出来たという話をよく耳にします。

日本を飛び出さなくては、本来の日本を見ることはできません。
世界を知ることで、日本の良さを知ることが出来るのです。

日本論を熱く語ったこの本に興味を持った人はぜひ参考書籍を手にとってご覧ください。

ではでは。

参考書籍
「日本」を捨てよ
宮来地英人

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