DIG-ROCKのいいところをまとめてみよう②

クソみてェな感情むき出しの感想文や、クソ厄介オタクな文章を上げがちなnoteだなと常々思っており、そろそろ真面目に好きなところもまとめようと思った次第の記事になりますPart②
ただ、いいところというより、ストーリーをなぞりながら好きなポイントを語っているだけの記事ともとれるかもしれなくなってしまった
①を書いたときはそんなつもりじゃなかったのに……


※①はネタバレを配慮した記事で書きましたが、DF2・3(特に2)で私は酷く狂い散らかしたので②は全力で内容を書いています(聴きながらメモとったらそうなっちゃった)(けれど多少間違いがあるかもしれません気づき次第こっそり直します)
 未視聴の方は聴いてみてから読んでいただける方が嬉しいです(が内容を知ったうえで聴くのも一つと思っています)

※①は(当社比)丁寧に書きましたが、それに比べると私個人の主観・感情が非常に(特に特定人物に対して)多くなっています、あらかじめご了承ください

※この記事はsignalシリーズ(第9シリーズ)を聴く前に書いています(書き終えたら聴き始めようと思ってたら時間がかかった)

――轟け、号砲。

俳優、モデル、アイドル、声優……。
数々の人気タレントが所属する芸能事務所「DIGNITY PRODUCTION」。
近年も拡大を続け、事務所として目覚ましく成長している。

アーティスト部門では、新たに所属となったルーキーバンド「Impish Crow」が
新曲と共にアルバム制作の準備を行っている真っ最中。
「RUBIA Leopard」は圧倒的人気と勢いをそのままにライブツアー「BLAST」が開催決定。
そこで「Impish Crow」は全十公演全てのオープニングアクトを務めることに。

『本気で行くぜ、覚悟しろ』

ついに相見える両バンドメンバー。
「DUEL FES」シリーズ、――開幕。

http://www.team-e.co.jp/mintlip/digrock_df/

DIG-ROCK ―DUEL FES― Vol.2・3(通称DF2・3)

【Story】
4thツアー『BLAST』を無事に終え、それぞれの日常に戻ったImpish CrowとRUBIA Leopardのメンバーたち。

とはいえ、新しい出会いは新たな関係を連れてくる。
いつもどおりの景色に、ほんのひと匙、違う毎日。

「俺の好きなもの? それは――」

共に十公演のステージを戦った彼らの新しい日々を、彼ら自身の視点でお届けします。

http://www.team-e.co.jp/mintlip/digrock_df/info.html

【Story】
4thツアー『BLAST』を無事に終え、それぞれの日常に戻ったImpish CrowとRUBIA Leopardのメンバーたち。

とはいえ、新しい出会いは新たな関係を連れてくる。
いつもどおりの景色に、ほんのひと匙、違う毎日。

「俺の大切なもの? それは――」

共に十公演のステージを戦った彼らの新しい日々を、彼ら自身の視点でお届けします

https://www.team-e.co.jp/mintlip/digrock_df/info.html

<通常シリーズとDF2・3の大きな違い>

①で強く主張していたドラマの途中で楽曲に入るという形式と、アバン→マネージャーによる空気(聴いている私たち)への声かけがない
そしてもう一つ
DF2はICからつぐみ・叶希・茜・真白・妃志の5人
DF3ではつぐみ・充弦・雲雀・茜・黒乃の5人
両方出演するのはボーカルのみである
空気(私たち)へ声かけしていたマネージャーも不在

マネージャーが居ない代わりなのか、名もなき登場キャラクターモブたちにの登場が多い(2>3で量は違うけれど)
そしてモブとメインキャラクターたちが交流することで各トラック担当者の心情を喋らせながらそのキャラクターを中心に各トラックの話が進む

マネージャーが出演しないことで(空気に語り掛けないことで)より一層今までよりも「キャラクターの心情」にフォーカスされているのがDF2/3である(SSではチラホラ書かれてた心情に初めてドラマCD得意なキャスト陣による声がついたのはこれが初)

そして、導入であるトラック1を除いてトラック2からは引用内にあるDF2では「好きなもの」DF3では「大切なもの(大事なもの)」を各トラック担当が語るところから始まる

<DF2・3の特徴に個人解釈大エリア>

ICRLが初めて絡んだDF1
からの急激にキャラを絞って絡ませることで二バンドの交流を深めつつ、メンバー外から見たより近いキャラ像が見え、また各トラックメイン担当が存在することで、担当者が深ぼられ、キャラの内面心理が(バンドメンバーには言えないことが、ライバルには言えるなどの形で)描かれるのがDF2・3の一番の特色だと思う
身内には言えないことがライバルには吐けるってリアルすぎない?
各トラック担当者の主観気味に物語が進む都合上、説明セリフ増え気味ではあるものの、説明セリフに聞こえない関涼子先生のさじ加減・キャスト陣のリアリティな芝居は本当に神
無印〜BTではひたすらバンド内を掘り下げ、DF1までと違う面との大放出があり、そして各個人にもフォーカスが当たるこのDFシリーズ
そんなんオタクが好きなやつやん
意外とすぐ仲良くなったり、そうじゃなかったり

DIG-ROCKーDUEL FESーVol.2 本編

トラック1 「ブラストその後」(導入)

ルビレイディオ(茜の持つラジオ番組・基本茜がパーソナリティを務める・ラジオ内容の詳細は不明点が多い)にて、茜とゲストである妃志と叶希3人のやり取りから始まる
ラジオ内では茜が「ファンからICとRLがSNS上で絡んでほしい」というメッセージが届いていることを叶希に伝え、了承するやり取りした
以降、実際Twitterでもそれまではバンド内のみで交流が、ICRLの垣根を越えたやり取りが発生するようになった(本編とSNS運用がリンクしてた偉い頃)
ラジオ終了後、茜が叶希へ誘うところからトラック2は叶希が当番トラックとなる

トラック2 「いいやつ、だから最悪」担当:叶希(+茜)

好きなものを言う叶希から始まる、好きなものが何か、どういう風に好きなのか、それをモノローグで聴くのがここにきて初めてなのが新鮮
ただモノローグ明け冒頭はモブ同士のやり取り始まるので初回は困惑すると思う
トラック1で急に何かに叶希を誘ってきた茜
何かと思えばフットサル
突然のフットサル
茜が音楽業界仲間に声をかけられ、叶希を紹介するのも兼ねつつ、叶希と仲良くなりたいゆえに誘ったという流れであることが判明する
(BTにて茜は兄のコミュニケーションのクセについて言及していたが、この辺りの誘い方・理由の話し方などDF2・3ともに、兄とよく似ているクセのあるコミュニケーションを取っていて兄弟だな……と、トラックメイン担当者以外も掘り下げている)

茜が叶希を気に掛ける理由として
・DF1のライブMC中に「茜が曲を書いたらICは歌うのか」という問いかけに「出来次第」と返したこと(同バンドのリーダー同士として最高のやり取り)
また
・叶希のバンドへの取り組み方などに茜は「似ている」らしい
これは過去の自分の失敗(前バンド解散)から気にかけているのか、似ていると感じたから興味を持っているだけなのか
このトラックは叶希視点寄りに進むゆえにこれは空気には予想することしかできない
そんな茜からのコミュニケーションに、叶希は疲れ果て帰りのタクシー(黒乃が不在ゆえ、タクシーを呼んだ)で居眠り
バイトと嘘ついてまで夜飯も断り帰宅し自己嫌悪
似てると言われることが叶希は分からずトラック名「いいやつ、だから最悪」を回収
最後はバイト終わりのつぐみが突撃晩御飯しに現れるも、何があったか話さず布団に閉じこもる叶希でトラック終了
叶希から見た茜を描きつつ、茜から見た叶希も描かれたトラック

トラック3 「たったいま、友だちになりました」担当:真白(+つぐみ)

このトラックのせいで本当に私はDIG-ROCKにとち狂った
好きなもの?へ、公式プロフィールな酒煙草女の子、そこにベースも追加する無印~BTの変化(動揺①)
モノローグ明けはスタジオでベース練習をしている真白から始まる2時間夢中であっという間
ホントにお前ベース大好きやんけおい(動揺②)
時間の為、会計へ行き女性スタッフ(モブ女①)が対応し、常連なのが伝わる会話が挟まれる(動揺③)
そこへ突然現れるモブ女②、突然「ルビレの真白」と確認の上、紙袋を押し付け帰っていく
モブ女①は「ルール違反」と怒るも、特にその怒りに一旦言及せずに紙袋の中身を確認すると「真白の吸っているタバコの銘柄(勝手に特定)と連絡先」が入っていた(動揺④(特大))
(無印~BTあたりの頃にTwitterで真白が投稿した灰皿+吸殻の写真から勝手にタバコの銘柄を特定したんですよね……私……)

モブ女②(スタジオ出待ち差し入れ女)に「出禁!」とキレるモブ女①に対し「怒ってくれてありがと」「オレのベース好き?」と話をすり変える真白
モブ女①は「今日の練習も素敵だった」と口を滑らしルールアピール・マウント失敗マンになる会計女(大興奮①)
上手に流しスタジオを出て、もうここ使えない・タバコ吸ってから出ればよかった・しかもオイル切れてるとボヤく真白(大興奮②)
ここのオイルが切れたとボヤくのが、ライターのオイル切れたんかな、と思いきやオイルを求めコンビニに行きあったあったと手に取った

え? ライターのことオイルって呼ぶの??
私はそんなタイプ知らんぞ???意外といる????
それとも?????お前は使い捨てライターを使っていると思っていたが実はジッポを使っていてきちんとメンテナンスしながらタバコを吸っているのか?????????????????????(動揺⑤・大興奮③)

偶然にも寄ったコンビニがつぐみのバイト先で「つぐみくんじゃん」と声をかける真白、つい大きな声の出るつぐみに静かにと促し、電子マネーで購入し(大興奮④(なんで?)(わからん)、バイトの終わり時間を尋ねナンパのようにつぐみをサシノミに誘う真白(大興奮⑤)
男には奢らない主義、しかし無期限出世払いはOKと答えることでつぐみも誘いにOK
真白の行きつけであるらしいバーにて食事を始める二人
距離感にまだ探り探りがあるところから始まりリアリティ(大興奮⑥)
つぐみは「真白は自分に興味ないよね」と言うも真白は「ないわけじゃないけど」とごにょる(本音バレて動揺したの?????)(大興奮⑦)とそこへ突然のシャッター音
なんとまた新たなモブ女③マナー無視盗撮女
こんなモブ女メドレー出してくれる?!!!!?
ホント普通の女性メインターゲット作品でやらんやろ!!!!(大興奮⑧)

なんとこのモブ女③はつぐみが対応に行く、そして「そんなん惚れるやろ!?」という対応をする(動揺⑥)
ボーカル様はどの音で喋ればときめくか分かるとか抜かす真白(動揺⑦(爆発))(大興奮⑨)

それ分かっててなのか無自覚なのか知らんけど茜のボーカルにときめいてるって吐露してるよね?????????本当にそうやって茜いないとこで素直に白状しよってお前??????????????????(大興奮⑩)

モブ女③はマナー無視盗撮だけでなく、DD尻軽でもあるという地雷らしいと言い出す真白
教えてくれる子がいるから、とモブ女たちと繋がりがあることも言ってきて女性向けコンテンツの顔しながらそういうのあるって言うのがバンドもの感~!!!!!!!!!!!!!!(大興奮⑪)

そして素直に二人して茜のことを褒める、もお互いに「茜には秘密」と
そしてしっかり閉店まで飲んだ二人のもとへ会計に現れるバーマスター
いつものように領収書かと聞かれ、「友達との飲みだから」と断る真白
ずるい 可愛い 仲良くなり方がリアル
そう、トラック名は「たったいま、友だちになりました」
はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(大興奮⑫)

……この記事、基本的には聴きなおしながら取ったメモをもとに書いてるんですけどこのトラックの詳細だけは記憶から打ち出したので言い回しに間違いがあるかもしれません(なかったらそれだけアホみたいに何回も何回も何回も何回もこのトラックに聴きこんでたことになるのであってほしい気持ちもありつつ十分にすらすら出てきて真白に腹が立ちますつぐみは天使)(これは私の推し方スタイル)(多分このトラック前からも真白にキレてたと思うもののこのトラックのせいでキレることしかできなくなった気がする)

真白の吐露がメインでありながら、
ペア相手つぐみが茜のことをぎゃふんと言わせたい!とライバル視しているものの、本当に素直にルビレの楽曲・茜の歌も好きだと思っていることも知ることができる
このバンドメンバー同士では絶対にしないであろう話に花を咲かせる二人の会話
そこからより距離が縮まり仲良くなる、と
なんて、なんて、リアルなのその距離の縮め方
分かっていたけどトラック3の文章クソ長いクソ

トラック4 担当:妃志(+つぐみ+叶希)

無印(とBT)を経て強くなった妃志と、つぐみと叶希と交流で物語は進む
音楽が好き! な妃志
ルビレ内の隠れ柱だけれど、絡みやすさはダントツ
CD屋にて偶然出会った妃志と叶希、そこに合流するつぐみ
どうやら急遽スタジオ練習をしようと決めたものの、ディグプロのスタジオはすでに埋まっており、別のスタジオで練習するために待ち合わせをしていたそう
しかしつぐみは金欠な為「すぐ返すから」と叶希に懇願
事情を聴いた妃志は提案し、RL無印3で出てきた妃志の元バイト先へと連れていく
この時点でとても素直に妃志に懐いているつぐみと叶希
無印3でも出てきた店長も再登場し、「この店の名物」である「壁に大量に貼られたポスターたち」を見に行く3人と店長
ここにきて、ずっと匂わされてたルビアについてやっと本編でマトモに触れた(気がする)
ルビア(おそらくRUBIA)は茜と黒乃とモブ×2でやっていたが解散し、その後に真白と妃志が入ったと明言された(初めてな気がする、たぶん)
妃志は「自分がルビレに相応しいかどうかまだ自信が不十分であること」をうっかり吐露するも、つぐみは貼られているポスターに映る茜の表情を指摘する
「ルビア時代の茜の表情より、ルビレになってからの方がいい顔をしている」と
他のルビレにはちょい警戒心抱くのに妃志は抱かれない、妃志も(主に無印3を経て)強くなっているものの根本の自信のなさも残っている
金欠のつぐみ、デビューしたてのバンドマンらしい
叶希はトラック2では茜との距離感に対し困惑色が強かったが妃志にはそうでもない
なんてリアルなんだろう
このトラックは会話する人が増えてテンポがとてもよく、よりリアルなやり取り
本当にディグロに出てくるモブはモブであってモブじゃない
REDで回収する妃志が拾われのくだりもここで匂わせられる

トラック5 「家族の温度」担当:つぐみ(+茜)

2次元!な天真爛漫太陽らしいキャラ!な言動もしながら、税金に襲われる金欠新人バンドマンなつぐみの自宅での独り言から始まる
つぐみは初めて印税などが入ったことに浮かれるも、様々な生活費で案外自由金が少ないと少々落胆する
そして茜から謎の大量連絡が来ていることに気づくもそれは無視しつつ、家族と連絡をし、その後、家族へのプレゼントを買いに出かけた
そして大量の手荷物になった中、携帯が鳴り確認せず出ると鬼連絡してきていた茜からの電話であった
手荷物に苦しんでいたつぐみは仕方なく茜と合流することを「でけー車で来ること」を条件に飲む
茜が(乱暴?雑?下手?に)運転する車、助手席に座るつぐみ
車内でお互いを知る風で空気である私たちにも教えてくれる
(茜は雑につぐみに「何かしら喋ってくれ」「声を聞かせろ」と言い、そこから不器用に会話が進む)
このトラックでは、茜とつぐみの交流でそれぞれの家族観が描写される
いわゆる普通な家庭観のつぐみと特殊な茜の温度差というか価値観差
それぞれの家庭観でそれぞれこういう風に育ったんだな、ってなる会話
案外曲の作り方は似てる2人
しかし天性的に作るつぐみと、色々理解した上で詰め込む茜の差はある
このトラックで、「茜をぎゃふんて言わす!」だったつぐみが、茜も普通の隣に並ぶ人間と認識した(と思う)
家族と仲良く会話が多く団欒が当たり前だったであろうつぐみのコミュニケーション
団欒と縁のなかった茜の一方的になりがちなコミュニケーション
対照的ながら自然に成り立つ、歩み寄るトラック
ちなみにこのトラックにて、トラック2で触れられなかった黒乃不在の理由は黒乃を帰省させているからと発覚

トラック6 「音楽の話をしよう」担当:茜(+真白)(+全員)

最後についに茜のトラック
ここまでアニメ1クール以上時間かけて初めてモノローグがあるディスク
眠そうな茜は巌原マネージャーと電話で会話し、その後、黒乃不在な茜宅に誰かが訪問する
この流れで(冷静に考えればまあそうっちゃそうなんだけど)誰がトラックに来るのかと思いきや真白(パニック①)
腐心抜けば、ディスクを超える度に距離感の変化が露骨にわかりやすい2人として多分描かれてる(腐女子でもあるから冷静になりきれない)
最初は練習きらーいしてた真白、BTでは最後に気力取っとく真白、そしてDF
ものすごく普通の会話をする2人
さり気に真白の家庭環境(実家が厳しい)も触れつつ、メンバー同士に興味なかったのが分かる、3年経ってるの考えたら今更すぎるやり取り(箸の持ち方だの)をする
そして真白のセリフでつぐみの言葉を理解する茜
特殊な日暮家に生まれたが故に分からない感覚を、ちょっとずつ知っていく茜(こういうの好きなオタクなのですごく好き)
そして突然、家電が鳴る茜宅、に出る真白(パニック②)
電話先は困惑する叶希・その後ろに居るつぐみ
(展開上こうなるの、わかるっちゃわかるけど初回、ましあかのオタクの私はパニックしかできなかった)
つぐみ・叶希の茜・真白への好感度の差が面白いほどついている(それはそう)
それぞれでバンド越えて交流(茜と叶希でフットサル・真白とつぐみでサシ飲み)してるくせに、お互いに「何勝手に交流してる」な真白と茜(パニック③)
……仲良くなったねルビレ……
インクロ二人からの電話が終わると、再びテレフォン
出る茜、なんだと思ったら癒しの妃志
先ほどつぐみ・叶希との電話を変わらなかった(茜はスピーカーに切り替えて二人と会話したけど)真白に、仕返しで妃志と電話を変わらない茜(パニック④)
ここに来てインクロの曲を作ったと伝える茜
今かかってきたインクロからの電話も、冒頭で茜が眠そうにしていた理由も、インクロへの曲を書いていたから
そしてその曲をインクロたちが録音し終えたものを送ってきたからという理由だった
合わせて1つ前のトラックにて茜がやたら声を聞きたがる理由が作詞作曲の為だった、と
露骨に妬いてる・信じられない、からの露骨に拗ねる真白(パニック⑤)
インクロから送られてきた録音したてのデータを、茜は妃志に(おそらく説明なく)送っており、妃志はイントロを聴きすぐに茜が書いたものと判断し電話してきたとのこと
拗ねる真白に、茜が理由を尋ねると真白は「俺はなぁ!」と言いかけるも「なんでもねぇよ」「絶対ぇ言わねぇ」という態度(パニック⑥)
そんな真白に「音楽の話しちゃう?」とDF1で茜と妃志が音楽の話してたことへ「音楽の話を(茜と真白では)しないだろ」という趣旨の発言を茜がしていた部分の回収(パニック⑦)
そして、「せーの」と茜・妃志が言いこのトラックは終わる
そう、茜・妃志・真白とともに取りたてホヤホヤの茜がかいたインクロの新曲「Ride the Wind」を空気の私達も聞く
え、そんな演出ある????(パニック⑦)

DIG-ROCKーDUEL FESーVol.3 本編

トラック1 「久々の帰宅」(導入)

茜&黒乃宅へ、2で不在だった黒乃が帰宅したところから話が始まる
(ここは後のシリーズにて回収する黒乃父の話に繋がる)
この時点で、〜DF1より既に黒乃が柔らかい(タバコの臭い残る程度に勝手に来ていたらしい真白への態度は変わらず厳しめではあるが)
DF1のインクロ効果なのかもしれない

トラック2 「1/fノイズ」担当:つぐみ(+茜・黒乃・雲雀)

トラック2は、つぐみの作曲観が描かれつつ、DF2トラック6にて担当でありディスクのまとめであった茜の対のように今回のディスクの導入も兼ねる
DF2は「好きなもの」で始めたトラック
DF3は「大切なもの」(ボーカルのみ「大事なもの」と言うが)

駅で出会う茜とつぐみ、作曲観についてつぐみ視点気味に話し合う
感覚のみ、のつぐみと、諸々込み+感覚の茜が、DF2よりも更につぐみ側の解像度を上げる形に会話する
知識やらなんやら込みで全部歌にして昇華する茜
降ってきて、それを発散するつぐみ
似てるけど少し違う
DF2・3と唯一共通出演だけあって、DF1より(特につぐみ側から茜への認識が)同じ人間感が強い
「ぎゃふんと言わせる!」じゃなくて「同じ土俵のライバル感」にどんどん変化している
駅で遭遇後に、茜はつぐみを連れて黒乃の居る茜&黒乃の家へ帰る
そして3人のやり取りからも、このつぐみの変化がより伝わってくる

つぐみが茜へ抱き散らかしてた対抗心の解れ方とともに、黒乃が茜を「友達」と言えない感覚を素直な感想でぶち壊すつぐみ(後シリーズに影響)
全体的にインクロの真っ直ぐさが目立つDF3(2はIC:RLが2:3、3は3:2なのが出ているのかな)
曲を一人で作るのが当たり前だった茜
みんなで作るのが当たり前のつぐみの差も出る(次にry)
最初からみんなと作るつぐみ、一人で作る茜
これは無印から変わらずインクロに刺激を受けるルビレの図式
そして駅で茜とつぐみが会っていたせいで目撃情報がSNSに拡散されていたらしく(当たり前だね)クレーム電話を雲雀がかけてくる
茜が出たと思い強めに出る雲雀、黒乃だと気づき面倒そうにすると、ルビレで一番言動をストレートに受け取る黒乃
もちろん軽く揉める
黒乃から茜に電話を代わりその場は収まるも、逃げ出すかのようにつぐみは二人の家を出てすぐに雲雀に電話を掛ける
雲雀の声色などの温度差に、身内への甘さと外部への警戒心の強さが露骨に描かれ今回の本筋開始しつつトラックは次に行く

トラック3 「やっぱりすごく嫌い」担当:雲雀(+茜)

雲雀のモノローグはインクロに激重感情を抱きながら自己否定を発露する
家族と揉めてバンドする雲雀が、行きたくないパーティに誘われた
一人で行くのはあまりにも嫌すぎる(家族と揉めてる身だからそれはそう)
ちょうど良さそうな茜を頼りたいけれど、簡単に頼れない性格(貸しを作りたくないと雲雀は表現する)
しかしタイミングよく茜から雲雀に電話がかかってくる
雲雀が誘われていたパーティーに、茜も帝(茜の上の兄)の代打で行く必要があるとのこと
茜もめんどうなパーティーは気乗りしないので一人で行きたくない、しかし黒乃は向いていないから雲雀ならどうだろうかとということらしい
ラッキー!と茜に貸しだからと了承し、パーティーへ参加
しかし、茜より先にモブ女(DF2では大量に居たモブが比較すると少ない)に出会う
どうやらモブ女は雲雀を知っているらしいが、雲雀は記憶にない
そんな会話をしているとそのモブ女の父親が雲雀へと絡んでくる
THE☆老害に言葉を紡ぎ、雲雀の地雷でタップダンスするモブ父におもわずブチ切れる雲雀

「へぇ? 顔だけじゃなくて耳も悪いんだ。じゃあもう一回言うけど、俺の大事なものを汚い言葉で踏みにじる権利があるかって聞いたんだよクソ狸!」

DIG-ROCKーDUEL FESーVol.3 トラック3

そこへ、遅れていた茜が登場
日暮家の権力を行使しながら、雲雀を救助しアフターフォローする
しかしやっぱり身内以外に素直になるのが下手な雲雀
そんな雲雀に対して茜は
”王様なんて言われても究極完璧天才的じゃない失敗もする・ルビア解散で泣けなかったことを後悔している”
ことを伝え、泣きたいときは泣いた方がいいと勧める茜
そんな茜の姿に動揺する雲雀、そこに来るクソ狸の娘、モブ女
彼女はなんでもルビレファンでDF1内ライブ「BLAST」を見に行き、OPアクトのインクロに、インクロの中で(パーティーのつまらなそうな顔とうってかわって)楽しそうな雲雀が、とても良かったことだけを伝え、すぐにその場を去った
茜はファンを一人取られたなと冗談を言い、雲雀は最後の強がり(絶対にこのことを人に言うななど)とともに泣きながら「やっぱりすごく嫌い」と茜に伝える
このトラックは地雷をタップダンスされた際の怒り方・そして最後の「やっぱりすごく嫌い」に込め散らかされた感情が、複雑に大量すぎる
ドラマCDが得意な立花慎之介(私の主観)、えぐい
私自身は真白担(っていうのも嫌だけど)(めんどくさいオタク)ゆえにDF2のトラック3で狂ったけれど、雲雀担はこのトラックで気狂いする以外無理だと思う

トラック4「青天の霹靂」担当:黒乃(+つぐみ+充弦)

黒乃が大切なものを語り始めると、「茜至上主義」が本当に良かったのか?と、インクロの影響で変化し続けている茜を見て思い始めたことを吐露する
家に居る黒乃の携帯が鳴る、相手はつぐみ
すぐに茜は不在と答えるも、そもそも黒乃個人に連絡をしているから目当ては黒乃だと伝える
茜には秘密で、ちょっと手伝ってほしいことがある
とのことで出向く黒乃
出向いた先で会うのは充弦
充弦は身内より外部の方が至って素直に喋れる(雲雀と対照的)ことから、黒乃が真白のことを実際は実力などをきちんと認めていることを白状させる
真白とのコミュにケーションを取りやすいと思う充弦、思えない黒乃
けどDF1の通り楽器ではコミュニケーションが取れる黒乃と真白の関係を、充弦が言語化しながら羨む
つぐみが合流し、こっそりと空気にも隠しながら何かを進める
お互いのバンドの音の話もしながら、合わせ終わり、茜の帰りも遅いし何か食べて帰るか悩んだ黒乃は携帯を取り出し、真白へ電話をかけた
「青天の霹靂」とは黒乃が茜に隠し事をしたことであり、トラックのラスト黒乃が真白を音合わせに誘うことだった

トラック5「ちょっと特別」担当:充弦

充弦は大切にするのが苦手
大切に思うほど気を下手に使って失敗するニュアンスで、だからこそ充弦にとって、長い付き合いになる雲雀は特別
モノローグ明け、突然の田中さん(雲雀の愛猫)を拾った瞬間の回想が始まる(困惑する空気な私たち)
何かと思いきや途中までで夢オチ(充弦の上で眠る田中さんの重みも原因の一つだったと思われる)
どうやら雲雀の家のソファで眠っていたらしい
雲雀に何かあったかと聞かれるも、夢のことを伝えない充弦
充弦は、雲雀に隠し事するなと言いながらも自分は雲雀に隠し事をする、と田中さんに零す
大切に思うほど言う言葉を悩んでしまうのが前トラックの黒乃の根っこを突き散らかした会話と対照的
そしてどこか(無印内か、販促動画内か、どこかのSS)で出ていた雲雀は料理が下手なことを回収
ホットケーキに挑戦するも、上手く行っていない
そのホットケーキについて素直に失敗点を言いながらも食べる充弦
(雲雀に素直に言えないのに、雲雀が作ったホットケーキには素直に言える描写に感じる)
そして、雲雀から「田中さんを飼い始めたくだり」をここにきて回収(本編では突然、その前にSSでチラリのみのはず)(ディグロ、そういうとこあるぞほんと)
雲雀は、実は田中さん飼うのは不安だった
けれど、不安と言えば充弦が止める&無理と言うのが嫌だった
そして充弦の夢(である猫を飼いたい)を叶えてあげたかった雲雀
お互いとても特別で大切で距離も近いのに、どうにもぎこちなさもある不思議なやり取り
充弦にとっては、究極天才ベーシスト兄ちゃん(後シリーズでえぐい)が一番すごい、そして作詞する雲雀もすごい
充弦は、雲雀の歌詞については先ほどのホットケーキ、前トラックの黒乃と対したときのように、根っこを見つめてスルスル言葉が出る(少しだけポエミー)
そんな風に言語化できるのだから、作詞したら良いのにと雲雀は言うも「俺はベースしか出来ない」と珍しく前のめりに否定した
兄の存在が変にデカい(謎コンプレックス)な充弦
この妙な兄弟関係・兄弟観についての掘り下げがsignal Vol.1あたりで(おそらく)回収されることがこの記事用のメモを取り終わり、この記事を書いている最中に、Twitterにてsignalの2以降の情報が出されそこで「編曲:MITSURU」が出されたせいで今私はこれを必死に書いてsignalを聴けていない、畜生、畜生、いや聴いて書き足せばええやんだけど、このトラックに影響するのは確定事項ながらも他トラックにも影響がありそうでそれなるとこのクソ長記事をどれだけ書き直すはめになるんだと思い、signalもTwitter(もうXだっけ?知らん、今でもいいねをふぁぼと呼ぶんだ私は)もほぼ水にこんな記事を書いている、何をしているんだろう、早くTLを確認したい(XでもTLっていうのか?まあいいか)
不思議な距離感を感じさせつつ、このトラックは終わる(DF時点では充弦の兄については充弦から出る言葉しか情報がない)

トラック6「サプライズデイ」担当:茜(+全員)

茜のモノローグ開始ながらも、このディスクそしてDFシリーズラストトラック枠で、茜の心情には案外フューチャーされない
インクロがトラック4で行っていた黒乃を巻き込んだ隠し事
それは、インクロがルビレの曲を作るということだった
茜に届いて、驚く茜に「もう出来たんですね」と口を滑らし「黒乃く~ん?」と詰められ秒でゲロる
申し訳なさそうにする黒乃だが、もちろん茜はそれよりもサプライズが成功したのだから喜べと言う
そんな茜に、黒乃は「つぐみたちは作った曲がどうしてか分からないけれどルビレっぽさが足りない」と嘆いていたことを伝える
それを聞き、茜は黒乃的に原因どこだと思う?と尋ね、黒乃はフィーリングで伝えると、茜が黒乃が言ったあたりに手を加える
それだけで一気に曲が変化し、ルビレっぽくなったそうな(この辺りは二人も楽譜か何かを見ているのか、音はないので空気の私たちには教えてくれない)
そしてサプライズに驚かされた茜は、もちろん反撃だとすぐさま真白に電話をかけルビレ集合でサプライズ返しだ、と(このディスク真白不在なのに二回も電話かかってきてるっていうな)

シーンは飛んで黒乃の車内、助手席に雲雀
気まずいというかなんというかな空気の中、成り立ってない会話のキャッチボールをしていると、黒乃は「時間だな」とラジオをつける
始まるルビレイディオ、ラジオのためにと黒乃は車も停める
茜がパーソナリティにいつも通り(であると思われる挨拶をし)(いかんせん私たちはルビレイディオをまだ知らない)ゲストは充弦(サプライズ①)
びっくりする雲雀にもちろん構わずラジオは進行する
茜と充弦が少し会話し(茜とのやり取りについて)充弦は叶希に「(ルビレへの接し方が)先輩に失礼だろ」と怒られたことについて謝罪する
茜はそのままで良いと言うも、充弦は「スタイルは変えないが、今までで不快に思った人」に向け謝罪をする
それを聴きつつ、黒乃と雲雀も会話する
するとラジオ内の茜はもう一人ゲスト、と電話をかける
その電話は、「いつもと違う番号でかけてくるな」とつぐみが出た
ゲスト出演二人目だ(サプライズ②)
さらに、インクロが作ったルビレの新曲を披露すると発表する(サプライズ③)
茜は「雲雀が作詞したらしいから呼びたかったけど黒乃がデートしたいから不在」(サプライズ④?)と言い、雲雀は今頃大学の試験勉強に忙しい叶希の胃を心配する
このトラック内前半にて茜が手を加えたアレンジを思いつかなかったつぐみは実力差を素直に認めつつ、悔しそうにしつつ、その分すげー曲できたと言う(このことからラジオ収録前に少なくともつぐみにはアレンジし録音した音源を渡したと推測される)

車内に戻り、「あの歌詞を書けるのは雲雀が優しいから」だと黒乃は言う
雲雀は否定するも、黒乃は「創作物とパーソナリティは切り離しきれない」と茜の創作スタイルを身近に見てきたがゆえであろう言葉を返す
そんな黒乃に「茜から何か(パーティーのこと)聞いた?」というも、もちろん茜は口外していない
またやば……となる二人だが、ラジオに戻りラジオリスナーと同時に空気である私たちも新曲「identity」に入りCDは終わる

identityはトラック3の雲雀の心情が色濃く反映されてる
DF2の新曲「Ride the Wind」は茜から見たIC像が色濃く出てるのと対照的

しかしDF3は、真白・叶希が居ないのに話題に登りやすく存在感がある(妃志は控えめだが)

クソ長記事をまとめ

DF1まではアバン→マネージャーが壁の私たちへ話しかける→タイトルコール→本編→もう一度マネージャーが話しかけてくる→エピローグ
その形をぶっ壊してきたDF2・3
今まで強く描かれなかったメンバーたちの心情にフォーカスしたシリーズ
DFが刺さればDIG-ROCKが刺さる

どなたかが作成してくださったサブスク解禁されているディグロプレイリストを再び貼って〆


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