対話 #13 2022.11.21 「コウメ太夫」
「ちゃんちゃかちゃんちゃん…」
「おっ」
「ちゃんちゃかちゃんちゃん…」
「コウメじゃん」
「ちゃんちゃかちゃんちゃん…」
「最近、急にコウメ太夫への解像度が上がったから」
「ちゃんちゃかちゃんちゃん…」
「すぐに取り入れたというわけだ」
「ちゃんちゃかちゃんちゃん…」
「令和の今になってコウメ太夫への解像度が上がる人って何なの」
「チクショーーーーーーーー!!!!!!」
「ネタをやれよ、ただの近寄りがたい人じゃん」
「まだそこまでは」
「理解が至ってないということか」
「すごい遠くから見たから」
「何、ライブで見たってこと?」
「テレビを、こう、すごい遠くから」
「広い部屋を持て余しすぎてるバカな金持ちじゃん」
「だからさ〜〜〜〜〜」
「うざ」
「こうやってさ〜〜〜〜〜」
「あい」
「表舞台に出るのも久しぶりじゃんよ〜〜〜〜」
「どっちの体で話してるんだろ、コウメ?」
「わたくしだよ〜〜〜〜〜」
「あぁ、わたくし②ね」
「わたくし①だよ〜〜〜〜〜」
「自己内対話だからね、これね」
「そうだよ〜〜〜〜〜」
「無言で打ってるだけだから、打鍵している」
「『在宅している』みたいに言うじゃん〜〜〜〜」
「ネットに髄まで毒されてるから」
「人様のハンネを毒扱いすんな」
「ネットに髄まで毒されてんな」
「ハンネ」
「音はおしゃれだよね」
「ハンネ・クライネ・ナハトムジーク」
「夜の音楽だ」
「テレホタイムってことかな」
「あのダイヤルアップ音から始まる音楽なんだ」
「ネットに毒されているというか、もうただの老人なんだよな」
「画狂老人卍を目指そう」
「『老』しか到達できそうにない」
「なんの話だっけ」
「だからさ〜〜〜〜〜」
「あい」
「こうやって投稿するのも久しぶり過ぎてさ〜〜〜〜」
「あー」
「なんで書かなかったのよ」
「なんで」
「なんで」
「知りたいのか、それを」
「知りたい」
「問うならば!?」
「問うならば!」
「書いても特に何も反響がないからじゃないすか」
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「でもさぁこうやって」
「はい」
「なんかたまに書いちゃうわけ」
「うん」
「それこそが本当のクリエイティブ(創造)って感じがするよね」
「うーん」
「やっぱそういう、自分本位なんだよね! クリエイティブってね!」
「うーん」
「やるぜやるぜ! もっと書くぜ!」
「元々が仕事したくないからの逃避だからな〜〜〜〜」
「そうだった」
〜 終 〜
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