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LE LABO / GAIAC 10

日本で「香水」というと肩身は狭く無臭こそ正義という傾向があり、強い香りは「香害」として悪いイメージを持つ人も少なくないと思います。
でも「香水」って使い方や選び方を心得ていれば、ワンプッシュで気分転換にもなるし、相手への印象をぐっとアップしてくれる味方になると思うんですよね。

香水といえば一般的にはファッションブランドの香水が広く浸透していて「香水専門ブランド」は香水が好きな人でなければあまり知られていない存在かと思います。

最近は香水専門ブランド(ニッチ香水)のみを取り扱う専門店「NOSE SHOP」や、セレクトショップでも香水専門ブランドの商品を取り扱う店も増えてきました。「JO MALONE」や「Diptyque」「BULY 1803」が複合ビルに出店していたり、香水を専門とするブランドは着実に広まっていると感じています。

今回紹介する「LE LABO」はニューヨーク発の香水ブランドで、原料はもちろん鮮度にもこだわり、最終的なボトリングは店内で行うのが特徴。ボトルには購入した日付と短いメッセージを印字することができます。

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LE LABO ロンドン ショーディッチ店

LE LABOでは定番のシリーズとは別に、LE LABOが出店する世界各都市限定の香り「City Exclucive」があり「GAIAC 10」は東京限定の香りです。都市をイメージした香りって想像しただけで素敵ですよね。

4種類の最高級ムスクガイアックウッドシダーウッドオリバナム(乳香)が調和したウッディ系の自然な香り。腑香率30%以上という高い濃度でありながら、つけた本人さえその存在を忘れてしまうほど自然に肌に馴染む繊細な香りで「スキンパフューム」と呼ばれているそう。他者への配慮を重視する日本人らしい香りだと思います。

「GAIAC 10」の10は香水に含まれる香料の種類。多くの香水が何十種類もの香料を加えるのに対し、このGAIAC 10はわずか10種類の香料だけで調香されており、その数か少ないほど調香は難しいそう。

いわゆる「香水」をイメージすると拍子抜けすると思うので、ぜひ実際にその鼻で実際に確かめてみてください。

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ロンドン SOHO店

LE LABO
https://www.lelabofragrances.jp


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