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丸佳浩 打撃低迷の要因

2023年シーズンが始まって1週間が経ちました。
ヤクルト、ソフトバンクは既に5勝を記録する一方、広島、日本ハムはまだ1勝しかできていないなど早くも球団ごとに明暗が別れています。

昨季4位に終わった巨人はここまで3位と奮闘する中、主力選手の1人である坂本勇人選手が開幕から19打席連続無安打と極度の打撃不振に陥っていることが話題になっています。
ただ、巨人には坂本選手の影でもう1人主力選手が打撃不振に苦しんでいます。
それは、丸佳浩選手です。
開幕3戦目の試合で決勝ホームランを放ちお立ち台に上がったことからメディアでは活躍が多く取り上げられていますが、実際は22打数2安打で打率.091という数字に終わっています。

では、何故打撃が低迷しているのかを見ていきましょう。

今季ここまでの丸選手は全投球に対するスイング率が昨季1年間の41.3%から53.3%と大幅に増加しています。
さらに、全スイング中のバットに当たった割合を表すコンタクト率は80.6%から86%とに増加。
これらのことから、昨季よりも全投球にバット当てることが増えていることになります。
しかし、打球の強さを「弱い」「普通」「強い」で分けた際に「弱い」に分類される割合は27.2%から42.1%になっており、対戦投手の思うように打ち取られていることになる。
積極的にバットを出していくことはいいことでありますが、かえって自分のスイングが出来ずにいるという状態です。

打撃不振から抜け出すためには、無理やり振りに行かず、自分の狙い玉を仕留めに行くことが大切ですね。





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