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2023年夏 救急法基礎講習

日時:2023年 7月23日(日) 09:00~13:15
場所:日本赤十字社新潟県支部1階 クロスホール

これまで新潟市芸術創造村・国際青少年センター(ゆいぽーと)で行われてきた分団主催の講習でしたが、日本赤十字社新潟県支部の新庁舎が竣功し、今回の講習からその新庁舎で行うことになりました。


クロスホール全景

広々としたクロスホール。今回の講習会場です。手前の白いところは実技を行うために敷いたジョイントマット。受講生の皆さんは、これから始まる講習に多少緊張気味の様子…


学科指導を熱く進めるT指導員

学科を担当するのはT指導員。幼児安全法の指導員ですが、救急法基礎講習も指導することが出来ます。ホワイトボードではなく、このようにそれぞれのパネルを使って進めていくのがT指導員のスタイル。見やすく、わかりやすくて新鮮でした。


実技担当は、おなじみのN指導員

一通り学科の講義が終わり、今度は実技に入ります。
実技担当はお馴染みN指導員。今回は白いユニフォームを着用しています。
N指導員の隣にいるのは新潟市分団の委員長で、救急法と水上安全法の指導員でもあるS指導員。今回の実技のモデルを務めます。


K指導員、脈を測る

受講生に「生命の兆候の観察」の一つ、脈の測り方を直接指導しているのは、救急法と幼児安全法の指導員資格を持つK指導員。今回はスタッフとして参加していますが、女性の受講生参加者が奇数になったため、バディさんとして入って頂きました。


N指導員、周囲の観察をする

N指導員が生命の兆候の実技デモを行っている様子。
これは「周囲の観察」を行っているところですね。傷病者に近づく場合は、まず最初に周囲を観察して安全を確認してから、傷病者に近づくようにしましょう。


N指導員、顔真っ赤で体位変換する(笑)

N指導員、体位変換をする(笑)。
傷病者が俯せで倒れている場合は、このようにして体位変換を行い、仰向けにしてから手当を開始しましょう。



レッツ!体位変換!

皆さん一緒に一斉に体位変換。
こうして画像として見てみると、自身がちゃんと指導できているかの再確認にもなりますね。皆さん、ちゃんと変換できていました。



S指導員、保温される

N指導員、汗をかく。でも、保温されるS指導員も暑いですよね。
ところで、傷病者をこうして床に寝かせる場合は、床からの冷えと、首元からの冷えに気をつけましょう。床からの冷えは毛布の下に新聞紙を敷いたりすると効果的です。


N指導員、呼吸の確認をする

実技は、いよいよ一次救命処置へ。
N指導員は呼吸の確認をしているところです。この時の呼吸の確認は、生命の兆候の呼吸の確認と違うので注意。受講生の方々がよく混乱するところでもあります。


救急法では、人工呼吸も指導しています。ただし現在は感染予防のため、吹き込む様子だけ真似して実技を行っています。実際には吹き込んでいません。傷病者に人工呼吸を行う際の吹き込むときも、真剣な眼差しをしていました。


実技検定を終えて、今後は学科検定。皆さん懸命に筆を走らせています。
結果は、全員合格!。皆さん無事に「赤十字ベーシックライフサポーター認定証」を取得されました!。
次は応急手当を学べる、秋季救急法救急員養成講習ですね!。
皆様の参加、お待ちしております!(笑)。


日本赤十字社では、この救急法基礎講習を始めとして救急法、水上安全法、幼児安全法、健康生活支援講習、雪上安全法の各講習や、防災啓発活動など様々な講習活動を行っております。それぞれのカリキュラムから一部を抜粋した短期講習も行っております。詳細はお住いの地域の日本赤十字社各都道府県支部までご相談ください。(N)