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人に見てもらわないとネームの欠点がわからない

画像はなんとなくです。かわいい。

僕はネームを描くのがとても速いんですよ。これだけは自慢できるスキル。テキストでおおむねのストーリーラインを作ったら即座に漫画に描き起こせる。

でも、たいていそういうときの初稿って面白くないんですよね。

言われれば気づくんですよ。「ストーリーに間が作れていない」「前提条件がちゃんと提示されてない」とか。自分じゃ気づかないんですよ。

知人に1か月近く悩まないとネームにとりかかれない人がいます。でもその人って要は、その出来の悪い初稿を作らないように一人でじっくり練り上げてるわけですよね。

でも僕も、雑に作っているつもりはなくて、描きあがったその時は「いいものができたんじゃない!?」って思うんですよ。人に言われないと欠点がわからない。

でも、1日でネームができるんだから、人に指摘してもらって直して2日、また指摘もらって直して2日、最終調整で2日。一週間でまあまあまともなネームになるわけです。

他の人に見てもらわないとろくでもないネームになるけど、ちゃんとサポートがあればいいネームになる…

これ、編集者と二人三脚でやっていく従来の方式なら成立するんですけど、多分今後は成立しないと思うんですよね。

今は漫画家仲間に相互に助け合いながら描いてるけど、そこに依存しすぎてもよくない。

なにより今考えこんでるのは、毎回指摘されるのは同じようなことなんだから、次はそうならないように対策を作ったりできないのか、成長できないのかということなんですよね…

これマジで大事、やばいやつ。マジで。友達や仲間だってこの先10年ずっと一緒にいてくれるわけじゃないんだから。

自分の地力を上げるために何ができるか考えます。

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