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これからのこと

「B級品と呼ばれて出荷出来ないお野菜をたっぷり使ったスープをつくります」
と言ってスタートを切った10月一週目の営業が終わりました。
栃木のヤヤキタ農園さんが育てた有機野菜をたくさん使って、
スープだけでも、お腹が満たされるようにと毎日コトコト煮込んでいます。

フードロスの問題を解決したいというのとは少し違って、
やっぱり私は自分の目の届く範囲からでしかアクションを起こすことが出来ないので
ヨーロッパ旅行で感じた「もったいない」という気持ちを大切にすることを
自分の暮らす場所で実践していこうと思っている。

・お弁当箱も使い捨てを少しずつやめていきたい
 (現在、お弁当箱持参の方には100円引きで詰めますとしている)
・ケータリングの際も、出来る限りゴミを減らしていきたい
・B級品のお野菜を使ったスープを、まずはお店のお客さんたちへつくる
・繋がりのある農家さんや各地の農園へ行って、B級品お野菜で色んなスープをつくりたい

スープに関して言うと、
あと何年もかけて色んな土地のお野菜や素材を使って深めていきたいし、
もっと色んな年代の人に食べてもらいたいと考えている。
こどもから、高齢の方々まで、みーんなが食べられるのがスープだと思っていて、
おじいちゃんやおばあちゃんにも食べてもらいたいし、
自分がおばあちゃんになってもつくりたい。

「飲食業はゴミを減らすことが難しい」と言われる。
まだまだ環境に負担のないものを使おうとすると、どうしても原価がかかりすぎてしまうのだ。
フードロスやゴミの問題について考える勉強会に参加したときも、
「まさか飲食業の人が参加していると思わなかった」と言われて、
なかなか難しいんだよなぁと実感はあるものの、
だからこそ考え続けなくてはいけないと思っています。

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