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誰がなんて言っても君が好きだよ 春はなんか優しくて残酷

金曜日の中本は何処にしよう

水蓮火の船橋店か迷った挙句
市川店へと新メニュー
5口焼餃子を食べに行こうと決めた

何となく
いつもとは真逆の
L字型カウンターの端っこの席に座る

卓上のアルコール液のボトルを
上手くプッシュ出来なかったのは

自らの握力が弱っていた
所為ではないと知りひと安心した後

いつもの黒ビールに追随するかの如く
ほどなく焼き餃子が提供される

餃子とビールは文化です

ここではないどこかのお店の
キャッチフレーズだけれども

何とも的を射たコピーである

【蒙古タンメン中本 市川:北極やさいシャキシャキ】
御馳走様でした♪


私は中本の
名も無き一ファンで在りたい

大好きだからと云って

中本のお店で
働きたいとは思わないし

必要以上に
店員さんへのアッピールはしない

劇的に美味かったと感じた際には
「美味しかった」と伝えるけれどね

そんな私がこの日
席を立とうとしたときに

割とよく見かける
店員さんに声をかけられました

のぞみューフィルターを
通過しては居りますが

もうはっきりと
「カッコイイですね」
そう云われた(…ような氣がする)

それは私の服装や
持ちものを指した言葉かも知れませんが

そりゃあ
単純に嬉しいですよ

入念にメイクして着飾った
ステージ上での姿ではなく

瀧汗ふきふき
洟をかみかみ
ラーメン啜り

何なら唇の端に
赤唐辛子が付着しているかのよな

仕事帰りで髭の伸びた
素の自分にですからね


大好きだったひとと離れてしまってから
もう何年か経つけれど

もしかして俺

まだまだ
イケてるんじゃね?

なんてねー


褒め言葉は
額面通りに受け取ります

ありがとうございました☆

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