『ゼルダの伝説』新作のリンクの右手が凄いことになっていた件
2022年10月9日。Nintendo Live 2022に行ってきました。
ご存じない方のために説明しますと、これは任天堂が開催するユーザー向けのライブイベント。たくさんのゲームがプレイできて、いろいろなゲーム大会、ゲーム体験会、音楽ライブなどが行われる、そんなイベントです。
3年ぶりの有観客での開催ということもあり、東京ビッグサイトまで顔を出してみたわけですが、現場でちょっと面白いものを見つけましたので、ここに紹介します。こちらです。
これは『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のフォトスポットにいた、実物大のリンクの像です。
右手がヤバいことになっております。『もののけ姫』のアシタカっぽい感じで、なんとも不気味な感じ。写真だとわかりづらいですが、この右手、ずっと明滅しておりました。
「わお! 新作のリンクは右手が明滅するのか!? これは公式ムービーの中でも紹介されていない新ネタじゃないか!!」と、もしも海外のゼルダファンなユーチューバーが現場に来場していたら、すぐさま30分くらいのゼルダ考察の新作動画をアップしたかもしれません。
この像、今後いろいろなイベントでお目見えするでしょうから、右手がどのくらいヤバいことになっているのか、ぜひ自分の目でご確認くださいませ。
今度の『ゼルダ』は2つのコントローラーを独立して使用?
さて。わたしも一介のゼルダファンなので、この像から推測できることを、ちょっとだけ妄想してみます。
真っ先に感じたのは、『ゼルダの伝説 TotK』は、ジョイコンを両手で持つスタイルでのプレイに最適化しているんじゃないかな、ということでした。
前作『ゼルダの伝説 BoTW』は、もともとWii-U用ソフトとして開発されていたものです。Nintendo Switchを代表するゲームとして語られることが多いですが、正しくはNintendo SwitchとWii-Uに両対応したソフトなんですね。
このため、操作システムは、ややオールドスタイルです。昔ながらの「両手でひとつのコントローラーを握る」という操作スタイルに最適化されていて、Nintendo Switchの最大の特徴である、ふたつのコントローラー(ジョイコン)を左右の手で握る操作方法は採用されておりません。
でも、今回はNintendo Switchの専用タイトルになります。少なくとも、いまのところはそう発表されています。
だとすると「両手でひとつのコントローラーを握る」というスタイルに固執する必要はなくなります。任天堂のもうひとつの大看板『マリオ』の最新作『スーパーマリオ オデッセイ』がそうだったように、両手で別々にジョイコンを持ちながら操作したとき、「いちばん気持ちいい」と感じるような操作系にすることが可能になる。
だからこそ、フォトスポットにしたリンクは、右手をどーん、と突き出すポーズになっていたのかもしれないなぁと、わたしは思ったのです。
たとえば、左手に握ったジョイコンでリンクの移動関係の動きを制御しながら、右手に握ったジョイコンを、ぐっ、と前に出したら、こんなポーズのアクションをするんじゃないかなぁと。
まあ、こういうのはただの妄想なので、けして信じることなく、「そんなこと考えているヤツもいるんだね」くらいの気持ちで聞き流していただければと思います。おそらく、的中することはないでしょうし(笑)。
新ハードの発売時期が2023年5月になる可能性は?
ついでに、もうひとつ妄想を。
この秋に発表された、さまざまな情報を見て、わたしはNintendo Switch
の後継機が、2023年5月に発売される可能性がワンチャン出てきたかも、と考えております。
もともとWii-U用に開発されていた『ゼルダの伝説 BotW』を、同時並行でNintendo Switch版も作成し、ハード発売と同時に『ゼルダ』を登場させることでNintendo Switchのスタートダッシュは成功したわけです。ならば、同じパターンをNintendo Switchの後継機で実行する可能性も、けしてゼロではないよな、という推測です。
そのような考えに至った理由は、9月に発表された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のトレイラー映像を見たからです。
このような3DCGの映画が4月に公開されるのなら、その勢いのまま直後に新ハードを発売するのは「アリ」だよなぁと。しかも直後の5月に『ゼルダ』新作が発売されるし、ここで同日に新ハードを発売してスタートダッシュを成功させる戦略も考えられるよなぁと、そんなことを考えたわけです。
まあ、あくまでも「ワンチャンある」ていどの低い可能性ではありますが、とりあえず、その可能性はゼロではないかな、と考えておくことにしている次第です。
そのあたりのことを書くと長くなるので、次回に書く予定のコラム「映画『マリオ』のグラフィック表現が面白いことになっていた件」で解説しましょうか。でわでわ。
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