Nintendo Switchを新規購入する方へのトラブル回避アドバイス~緊急事態宣言解除記念の記事・その5~

 自宅にいる時間が増えた2020年。それならばゲームでもやってみようか、とNintendo Switchの購入を検討している方(および、無事に購入できた方)に向けた情報をお届けする第5弾記事です。(この記事は2020年6月1日にアップしたものです) 

 今回は、Nintendo Switchにまつわる疑問点(やトラブル)について、その対処方法を解説しておきます。


よくある疑問1・液晶の保護シートは買った方がいい?

 ゲーム機を買うとき、お店の人に「保護シート(シール)は買いますか?」と尋ねられることもあるくらいに一般的なアイテムですが、結論から言うと「貼っても貼らなくても、どっちでもいい」です。

 大人が自宅でプレイするのであれば、保護シートを貼らなくとも、プレイに支障が出るほどに傷つくことは、ほとんどありません。わたしはゲームをお仕事にしているので、一般の人よりも長時間ゲーム機に触れていますが、これまでゲーム機には一度もシート貼ったことがなく、なにひとつ問題は起きていません。

 もちろん、汚れはつきますし、小さな傷がついてしまうことがありますので、「そういうのが気になる」「なんかイライラする」という人は保護シートを貼りましょう。お安いお値段でイライラが解消できます。



よくある疑問2・中古のハード・ソフトは買っても大丈夫?

 ソフトは中古でも大きな問題ありません。でもハードは駄目です。やめたほうがいいです。

 いまのゲーム機は、1台ごとに固有番号が振られています。そしてオンラインに繋がることが前提になっています。それらのオンライン上で「チート」と呼ばれるインチキ行為をした場合、サーバ側から「どのゲーム機が悪いことをしたか」は特定されます。ブラックリストに載っている状態になるのですね。

 あなたが中古で購入したゲーム機が、もしブラックリストに載っていた(それは外見上はまったくわからない)場合、ゲームプレイに大きな支障が出る可能性があるのです。

 同様の理由により、転売ヤーからのゲーム機の購入もオススメしません。万が一、「新品同様の状態だけど、じつはブラックリストに載っている中古品」である可能性がゼロではないからです。昨今のゲーム機は、ちゃんとしたショップで買いましょう。 


よくある疑問3・コントローラーのスティックがおかしいんだけど・・・

 疑問と言うよりはトラブルですね。これはハード発売当初から指摘されている、Nintendo Switch最大の欠点です。

 長くゲームをプレイしているうちと、いずれ「キャラが勝手に動き出す」といった現象が起きがちです。これはスティックに触れていないのに、「どちらかの方向に入力されている」と誤認識されるために起きる現象です。熱心にプレイしていると、半年から1年くらいたった頃から、それなりの確率で発生します。

 これを自力で解決する方法もあるのですが、ここには書きません。最悪、より悪化させてしまう可能性もありますし、保証が効かなくなってしまう恐れもあるからです。ネットを探せば発見できると思いますので、自力でどうにかしたい人は自己責任でどうぞ。

 壊れてしまったら、四の五の言わず「修理に出す」ようにしましょう。1週間くらいで修理されて戻ってします。そのときのために、保証書は確実にとっておきましょう。Nintendo Switchは、近年のゲーム機には珍しく、コントローラーに不具合が出やすいマシンです。


よくある疑問4・コントローラーが認識されない

 これも、よくあるトラブルです。無線接続されるゲーム機(だけ限らず、IT機器全般)で、よく起きる現象ですね。

 通常はLボタン(やRボタン)を押せばコントローラーは認識されるのですが、それでも認識されないときは、コントローラーの側面(本体に接続するとき、本体に接する面)の中央あたりにある、小さく丸いボタンを押しましょう。これで、いろいろなものがリセットされ、コントローラーが初期の状態に戻ります。

 

よくある疑問5・メモリ増強の方法は?

 Nintendo Switchは、micro SDカードを挿すことでメモリを増強できます。ダウンロード主体でたくさんのゲームを購入する場合、メモリを増やしておくことは必須といっていいでしょう。

 ところが、ぐるりと本体を見回してみても、どこにも「micro SDカードを挿す場所がないぞ?」と疑問に思う方もいるようです。

 マシンの背面に、マシン本体をテーブルの上などに置くときのための小さな「スタンド」がありますので、そこをパカッ、と開いてください。そこに挿入口があります。




 以上、簡単ではありましたが、Nintendo Switchを購入するときに疑問に感じることが多いであろう点についての対処法を、いくつかご紹介しました。参考になれば幸いです。

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