野安の電子遊戯工房 ~ノックアウトステージ前夜~

 なかなか本業であるゲームのことを書かない日々が続いています。本日もサッカーの話です。すみません。日本がノックアウトステージに進出しちゃったので、仕事のことなんか書いている場合ではないのです。

 というわけで、明日はベルギー戦です。

 グループリーグで戦ったコロンビアやポーランドとは、ちょいと強さのレベルが違う相手です。メンバー表を見るだけで、笑っちゃうくらい凄いです。とんでもない火力です。日本が勝つ確率は15%あるかないか、といったところでしょう。

 とはいえ、120分で引き分け→PKで決着という可能性もあるので、日本が勝ち残る確率はもう少し高くなるでしょうか。20~25%くらいかな。4~5回に1回くらい発生する奇跡が、明日訪れることを信じたいと思います。




 それにしても、今回のワールドカップのTV中継では、解説陣のクォリティーの差が如実に出ていて、ちょっと面白いなぁ。戦術的なことを解説できない人が、けっこういる。名選手だったのにコーチや監督の声がかからなかった人たちって、つまり、そういうことなんだね――と、なんか納得してしまいます。

 たぶん、彼らは戦術的なことを理解してないわけじゃない。理解してなければトッププロにはなれない。それをわかりやすく言語化する能力がないのでしょう。

 逆に言うと、ちゃんと言語化できる能力を持つ若い人たちが解説者として登場してきて、それらの人たちと比較されてしまう時代になったのだと言えるのかもしれません。

 こうして、いろんなものがちょっとずつレベルアップして、日本サッカー全体は成長していくのでしょう。そんなことを感じているワールドカップのテレビ桟敷なのでした。

(2018/07/01)

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