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脇腹の暗殺者

3月14日より神経痛発症す。

脇腹に猫・・・いや、犬?・・・違うな・・・オヤジ・・・そう、脇腹に大きなオヤジが喰い付いているような、脈打つ痛みにより身動きがとれない。寝返りひとつに悲鳴をあげる始末だ。

脇腹の筋肉繊維に沿って針が埋め込まれてるような感じで、動く度に刺さってくる。

・・・違うな、もっと痛い。

ウチモモを全力でツネリあげられたような激痛が止まらない。針じゃない。五寸釘だ。そう、五寸釘が脇腹に埋め込まれている。

筋繊維の断裂である捻挫と異なり、神経痛は2、3日では治らないし、動こうと動くまいと激しく痛むから困る。去るのを待つより対処の仕様がない。

娘が腰の上に飛び乗った時は死ぬんだと思った。

泣いたって神に祈ったって治んねぇし。

自分のメシが心配なタマさんが様子見にくる

・・・おまけに痛みで座ってられないから、ツマ、娘、チコ、タマ、チビタ、ババどもが下ですき焼きとか喰ってやがるのに、俺に差し入れされたのは『さけるチーズ』2本。これを泣きながら喰うのか精一杯である。

これを喰って痛み止めを飲み、効いてきたら昼から買い出しに連れて行けとか抜かしやがる。

当たり前だが、完全に他人事であるから連中は気楽なもんだ。

一応、見舞いに来たチビタ

動くと痛いし、動かないと治らないし、今はロキソニンだけが俺の支えである。

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