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国立科学博物館

娘、たっての希望で国立科学博物館へ。今日は痛み止めが大活躍だった。

無学には何だかわからない貴重品

最後に国立科学博物館へ行ったのは学生時代だったから、あまりにスタイリッシュな展示にビックリだ。記憶と全然ちがうんだなぁ。うざったい解説文なんかハナからない。俺、あれを読むのが大好物だったんだけど。

動物園にいるようだ

自然史、科学技術史の理解を深める目的で設立されているそうだが、アミューズメントパークとしてかなりの完成度で、もういっそ、大事な本物を展示しなくて良くね?とか、思う。

しんかいはすごく小さい

うちの娘なんざ薄暗い標本は見もしないで館内アニメーションばかり見ていたぞ。ボランティアの解説だと聞くんだけどなぁ。

光りで標本って傷みやすい

レプリカのみ展示して、稼いだ金で貴重な人材と標本の保護に、全力を傾ければいいさ。

こういうのはいっそプラモにする

学生時代に行った時はどの部屋も明るくて、野暮ったい展示ばかりだったが、思えば一つの展示をずいぶん長いこと見たり遊んだりしていた。でもありゃ、学芸員の好意とか誠意とか、なんかそういったもんだったんだろう。今じゃ滅んじまったものだ。

日本ミツバチ

あれはあれで、けっこう楽しかったんだよな。入場料だけで夕方までいたもんだ。

薄暗い始祖鳥レプリカらしい

でも今はそんな時代じゃない。ゼニを落としてもらわなきゃいけないし、どうせ来館者は展示なんか見ない。駆け抜けるように閲覧して、小金を落としてサッサと帰ってもらわないと。

館内はどこも薄暗い

ただ、土産物屋と食堂はどうにかした方が良いと思う。もっと何倍もスペースを広くすればさらに研究費が稼ぎ出せる。

欲を言えば博物館の半分は土産物と食堂にすべきだと思った。

水族館といい、博物館といい、『館』とつくものはみんな変わってしまった。

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