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マーケター が覚えておくべき7つのヒトの性質と対処法

こんにちは、たかひなですー。

note100日チャレンジ2日目、今日はTwitterで先日伸びたツイートについてお話したいなーと思います

まず見てもらいたいのがこちら。


マーケティングするなら覚えておきたい人間の性質7こをまとめたツイートです

田端大学 マーケティング学科の課題図書になってる「売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則」を読んで、売れるマーケティング施策の裏には人間の(脳の)こんな性質があるよね、ってのをまとめたものです

わたし的にはよくまとまってるなと思ってて、ツイート自体も結構伸びたんですけど、ツイートが伸びるにしたがっていろんなご質問を頂いたので、それに答えられるようにもう少し詳しく説明したいと思います

1. 人は一番しか覚えられない

まず最初がこれ。ぶっちゃけ7つも並べましたけど、これが一番大きいなーと思ってます
ちなみに、「一番」は「ひとつめ」じゃなくて、「TOP1」です。

マーケティングは「ヒトの知覚を奪いあうゲーム」です。だからターゲットになる顧客に覚えてもらうのは超大事。ヒトは、基本的に、覚えてもいない商品を買いません

だから、覚えてもらわないといけないんだけど、やっかいなことに人は一番しか覚えられません

たとえば、日本で一番高い山は知ってますよね?
じゃあ、二番目に高い山は?

答えは、一番が「富士山」で二番目が「北岳」です。

北岳と分かった方はどれくらいいるでしょうか?
(ちなみに、マーケティングでは二番目を答えられる人をターゲットには含めません。専門知識のあるヒト、ギークなヒトをターゲットに入れるのはコストが見合わないからです)

でも、市場にはすでに一番がいるからといって諦める必要はありません。違うジャンルをつくってそこで一番になればいいんです

古城山の高さは日本で100位にも入りませんが、「竹田城跡」というワードを覚えている方は多いんじゃないでしょうか?

2. 人は商品を見ていない

ヒトによっては衝撃かもしれませんが、普段何かを買ったり、何かを使ったりするとき、みなさんは商品をちゃんと理解して選んでいますか?

今日食べたパンケーキはおいしいから選びましたか?その化粧水は効果が超いいから選んだでしょうか?

ヒトは何かを買うとき、そこまで商品を見てません。もし、商品を見て買ってれば決まった商品が売れ続けるし、商品の売れ行きは日本でも海外でも同じはずです。

3. 人は複雑なものを理解できない

理解できない、とゆうよりは理解したがらないって感じですね。

ウォークマンのキャッチコピーよりもiPodのキャッチコピーが受け入れられたのも、シンプルなものの方がより覚えてもらいやすい、という3つ目の法則に当てはまったんでしょう。

基本的に人間の脳は楽をしたがります。複雑なメッセージよりもシンプルなメッセージが伝わります。

4. 人は思考を変えたがらない

自己啓発本をよく読むヒトは分かると思いますが、思考や価値観を変えるのは超大変です

考え方が変わらないなら、商品やブランドへの評価もそうそう変わりません

たとえば、トヨタのプリウスに大規模リコールがあっても、日産の売り上げが一位になっても、消費者の脳では元々の評価を上書きしないようにニュースの捉え方が変えられたり記憶が改ざんされます

不名誉なニュースがあっても、名誉ある実績をつくっても消費者の心の中は変えられないんだから、製品を改良しても誇張したプロモをうっても消費者の心は変えられないんです

5. 人は信じたものは疑わない

4の性質と若干似てます

ヒトは思考を変えたがらないし、自分を否定されたがらないので、信じたものは疑わないし、今までの評価がひっくり返るような情報を信じません

ただ、一番だからといってあぐらをかいていいわけじゃないです

6. 人は新しいものが好き

4の思考を変えたがらないとちょっと矛盾する気がしますが、ニュアンスが少し違います

同ジャンルの新しいものじゃなくて、新しいジャンルですね

7. 人は印象を重視する

人間関係とかも第一印象は大事ですが、マーケティングでも大事。基本的に思考を変えたがらないので、第一印象を重視するのも納得

まとめ

140字では伝えきれなかった内容をまとめました

まー、大事なのはこれを知ってることじゃなくて使えることなんで、これから使っていけるといいなと思ってます

読んでくれてありがと!サポートしてくれたらネイル代には使わないで、勉強してみんなにまたアウトプットするよ!