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周りの目を気にして生きてきた自分の考え方を変えてくれた本。(鎌田啓雅さん)

鎌田啓雅 / エンジニア / 株式会社オズビジョン

秋田県出身。大学卒業後、IT企業の自社サービスにおいてインフラ管理やWebフロント、APIの作成・改修を経験。現在は自社サービスのネイティブアプリ制作を担当。

IT企業でエンジニアを務める鎌田さんにお話を伺いました。大学卒業後に上京して就職した鎌田さんですが、学生時代の前半はモヤモヤを抱えた状態で過ごしていたそうです。そんな中で出会った1冊の本が考え方や価値観の変化に影響を与えたとのこと。その本をに関してエピソードを伺いました。

当時の状況を教えていただけますか?

私がこの本に出会ったのは大学生の頃でした。当時は大学生活にも慣れ、楽しいながらも心のどこかにモヤモヤした気持ちを抱えていました。

そんな時、書店で偶然出会ったのがこの本でした。当時から世間を賑わせていた方の著書ということで興味本位で手に取ったのがきっかけです。

なるほど、意図せず偶然出会った一冊というわけですね。その本で、影響を受けたことはどんなことなのでしょうか?
この本で気付かされたことは「行動しなければ始まらない」と「何事もなんとかなる」です。

ホリエモンが過去に実際に体験したヒッチハイクの話が書かれている章があるのですが、この中でチャンスはみな平等に流れてきて、それに飛びつけるかどうかで人生が変わると紹介されています。

これを読んだ時に本当に腹落ちしました。同時にそれまでの自分が情報のインプットしかしておらず、行動に移すことをしていなかったのだと痛感しました。

どんな風に、変わっていきましたか?

それまでの私は周りの目を気にする性格で、人に合わせて行動することが多かったのですが、この本きっかけに気になることはやってみると心掛けるようになりました。

その中の一つがヒッチハイクです。人見知りな性格である自分がそんなことできるはずないと決めつけていましたが、「まずはやってみる」と自分に言い聞かせて夏休みを利用して挑戦しました。

実際、多くの人に拾ってもらえてとても感謝していますし、何より自分でもできたという成功体験を得られたので大きかったですね。

それ以来、何事も興味を持ったらとりあえずやってみるという考え方に変わっていきました。

その書籍のタイトルを教えていただけますか?

ホリエモン(堀江貴文)の『ゼロ』 です。
どんな方にオススメでしょうか?
自分の中で何かモヤモヤを感じている人におすすめです。

ホリエモンの生涯でターニングポイントになった出来事なども細かく書かれており、自分ごとのように考えながら読み進めることができます。

様々な経験をしているホリエモンの言葉だからこそ、言葉の重みがあり読んでいる中でも納得感もあります。

「今の自分から変わりたい」そんな人の一歩を踏み出す後押しをしてくれる書籍だと思います。

<書籍紹介>

ゼロ
なにもない自分に小さなイチを足していく

堀江 貴文(ほりえ たかふみ)
出版社名:ダイヤモンド社
定価:本体1,400円+税
発行年月:2013年10月
頁数:240ページ
ISBN:978-4-478-02580-2

「誰もがゼロからスタートする。失敗してもゼロに戻るだけで、決してマイナスにはならない。だから一歩を踏み出すことを躊躇せず、前へ進もう」——なぜ堀江貴文は、逮捕されすべてを失っても希望を捨てないのか? 彼の思想のコア部分を、その「自伝的告白」と絡めながら述べる堀江本の決定版! 出所後初の書き下ろし!!

出典:ダイヤモンド社

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