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鑑賞記033「いちはらアート×ミックス2020+」<下>

千葉県市原市で開催されるアートイベント「いちはらアート×ミックス2020+」に行ってきた。2日間の鑑賞の2日目の記録。

月崎エリア

前回立ち寄れなかった会場の回収・・・ということで、月崎からスタート。
まずはクオードの森へ。

いちはらクオードの森

小沢 敦志「地熱の扉」

2014年から続く長期プロジェクト。前よりも育ってるな~とか思いながら鑑賞。後ろの崖を見るのが好き。

はっ、そろそろ時間だわ、と一旦移動。

月崎駅

もりらじお

そう、月崎駅。記憶が間違ってなければ・・・

トロッコ列車キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ナイスタイミングで養老渓谷から戻ってくるトロッコ列車に会えましたw居合わせた方々と一緒に写真撮りながらお見送りして、またクオードの森に戻るw

クオードの森、ふたたび

栗田宏武「田舎暮らし 陽だまりの庭にて」

チェーンソーを使った彫刻で人や動物を丸太から生み出す。来る度に作品が増えている気がする。

そして、この作品群の近くの細い道を15分ほど歩くと「月崎トンネル」に行ける。

月崎トンネル

月崎トンネル

千葉に数多く存在する素掘りトンネルのひとつ。ここはトンネルの途中が崩落した結果、空が見えるトンネルが爆誕したところ。
今回のアートミックスのポスターにも採用されているトンネル。

チェーンソー・カービングの実演

また15分ほど歩いて戻ってきたら、チェーンソー・カービングの実演してはった。30分程度離れたいた間にツリーが生まれていた。作るの早いw

月崎の里

エルモ・フェアメイズ「Mirror of Soil」

この中心に立つと、地球の音が聞こえてくる。そう読んで、真ん中に立ってみた。しゃがんでみた。静まり返った中に鳥の鳴き声とか、風の音とか。人が近づいてくるザクザクって音とか。いろんな音が聞こえてきたような気がしている。←

アイシャ・エルクメン「Inventory」

人が住まなくなった民家に残っていたものを展示するという作品。あ~昔家にあったわ~これ~ってなものもいくつかあって、意外とあっさり時間が溶けていったw

ヤツガシラ

月崎の里から駐車場へ戻ろうと歩いていたら、民家の前でゴツゴツした芋のようなものをくるくる回して干しながら雑談している御婦人方と遭遇。

なーんか今日はゾロゾロ人が歩いてッぺナァて思ったら〜
あ〜あれだべ、アートミックス!
なに、おねえさんもソレ見に来たんだ?
まだいっぺんも見てねえな?
あたしたち忙しいからね!
んだ!

で、何があるのん?

……てことで僭越ながら観てきたばかりの私めがざっくりご説明致しましたら、逆に「あそこはねぇ、昔偉い人が住んでてねえ……」と、現場の歴史を教えてくださいました♪
こういう、地域の人との交流が楽しいんですよ。

平三エリア

2016年に閉校した平三小学校が会場となっている。今回初めて訪れる場所。

栗 真由美「ビルズクラウド」

透ける素材に写真をプリントしたものが場を埋め尽くすインスタレーションは結構目にするようになっているんだが、ここのは市原のあんな風景やこんな風景の中にあるお家や商店などがビルドされていた。カラフルだし綺麗だし、「あ、このお店見覚えがある・・・!」とかなったりで楽しい作品だったw

マリア・ネポムセノ「知るは海」

青いものがいっぱいの空間。居合わせた鑑賞者さんは何度かお越しになっているようで、「あれ?前より進化してない?」とか言ってたw
柵とかで囲ってるわけではないので、元気なお子様たちが駆け抜けていく瞬間とかもあって、都度動いてるんだろうなぁとお察し案件、、、w

キム・テボン「ドリームキャッチャー」

教室の中に宇宙船出来たーw
中の空間の未来感がありつつ、よく見たら身近なアイテムが埋め込まれている操作パネル風なものとか、すごいワクワクしながら鑑賞してた作品。

秋廣 誠「時間鉄道」

レールと車輪・・・こういう静物かと思いきや、すこーーーーーーしずつ動いている。

五井エリア

最後に滑り込めるかなー?と思いながら五井へ。途中道が混んでいたりして、到着したのが16時ジャスト。機関区への入場は出来なかった残念w

中から観られないなら外から観たらいいじゃない?・・・と外から少しだけ観察してタイムアップとなりました。

意外とぱっちんできた♪

2日間の訪問で、8箇所でぱっちんしてもらうことが出来ましたw
もう一日あったらコンプできたかな~。次のアートミックスはじっくり鑑賞したいなぁ。

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イベント詳細については、公式サイトにてご確認ください。


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