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SNSでお金を得ること

InstagramやXを使って情報を発信してお金を稼ごう!
という見出しの本や記事が数年前から書店でも目立つ位置に置かれるようになりました。

コロナ禍で移動時間がなくなり、残業も少なくなった人が、収入を確保するために副業として自宅でもできる仕事を探していました。
その中で出てきたのがYouTubeで、同時にX(旧Twitter)、Instagramだったかと思います。
現在はここにTikTokが加わります。

やめた方が良いですよ
という内容ではなく、僕自身も副業としてチャレンジしてきた中で学んだことがあります。

間違っていた認識

まず結論としては、SNSでお金を得ることは出来ると思いますが、
SNSそのもので生活を支えるほどの収益を得ることは難しいと思います。

YouTubeやXが有名ですが、広告収益としてお金を得られます。
でも、あんなに頑張っているのに、これだけだと生活は難しそう、という金額をよく見かけます。

つまり、SNSそのものでは生活を支えるほどの収益を得ることは難しい。

研究してみた結果、SNSでお金を得るには、
個人のブランディングを行い、ファンになってもらう、
そして自身が紹介する商品、或いは自分の商品を買ってもらう、
ということが必要になります。

僕はこの認識が甘く、とりあえずSNSでアカウント開設してみたけど、
何もない自分が発信することが考えきれず、
安易にバズりそうなモノに手を出しそうになったのです。
(妻がとめてくれました)

前提として

SNSでお金を得られるようになるまで、長期間の時間がかかる、という認識を持った方が良いです。

事例として紹介されるような「1ヶ月で1万フォロワー」は奇跡的な数値です。
めちゃくちゃ頑張って月1,000人のフォロワーが増えた時、Webマーケティングの専門家の方が「え、早くないですか?」と驚いていたので、普通のペースだとこんなものだと思っていただく方が良いです。

副業を始めたい方の思考として、短期で、楽に、お金を得られる、という方が多く、知り合いからも相談されますが、
どうしてもすぐにお金が欲しい場合は、SNSなどを利用せずにアルバイトをした方が早く、確実です。

SNSは時間がかかります。

お金を得るプロセス

もしSNSを使って副業でもお金を得たい、という場合は
何を販売して、どうやって自分から買ってもらうのか、
を先に整理すべきだと思います。

ありがちなケースとして、
競合調査が重要だと聞いて、先にいろんなアカウントを見てしまい、
料理系が良い、掃除が良い、ファッション系が良い、など
情報を見過ぎてしまい、迷って発信軸を決められなくなります。

そもそも、発信軸をどうしよう、と迷うのは、
販売する商品が決まっていないのに、広告だけ先に考えていることになります。

SNSは発信するツールでしかないので、
誰かが欲しいと思ってくれる商品があり、どうやって届けるのか、という順番で考えないと、
永遠にSNSで何を発信しようかな、というループから抜け出せず、諦める、という結果になるかと思います。

僕自身が何度か諦めてきたので、同じようなことを考えている方がいれば、取り組む順番を検討して頂きたいなと願います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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