英語学習にオススメの映画「クボ 二本の弦の秘密」
「英語で映画を観てみたいけど、手始めに何がいいかな?」という方におすすめの「クボ 二本の弦の秘密」。とてもおもしろいストップモーションアニメ(※)です。
リスニングが苦手な方は、設定で英語字幕を出したり、あとで日本語字幕でご覧になってみると良いと思います!
(※人形などを少しずつ動かして撮影し、動いているように見せる手法の映像作品)
★★あらすじ★★
封建時代の日本。弱った母と一緒に洞窟に住んでいる少年クボは、三味線で折り紙を操れる不思議な能力を持っていた。
彼は自慢の「折り紙ショー」を村で披露しながら日銭を稼いでいる日々を送っているが、あるとき邪悪な「月の帝国」の刺客に命を狙われることになる。
彼らを倒す刀と鎧を手に入れるため、お猿とクワガタ(!)をお供に加え、クボは冒険の旅に出る・・・(支離滅裂に見えますが、とにかくそういう話です。)
(なんだよ、その「クボ」ってネーミングはッ!と突っ込まないでくださいね笑 僕も知りません。)
★★英語の学習におすすめのポイント★★
・表現がやさしい + 豊かな人形の表情から意味の推測がしやすい
子供から大人までみられるように、難しい言い回しはあまり多くありません。アニメーションなので、絵から話の内容が入ってきます。
・ファンタジーで冒険ものなので、ストーリーがわかりやすい
キャラクターがいいヤツなのか、悪いヤツなのか、結構はっきりしています。クボの旅の目的とか、なぜ今トラブっているのかなどは、観ていればなんとなく理解できます。
★★映画のみどころ★★
・メッセージがいい
「親子」「家族」「やさしさ」などといった、普遍的なテーマ。オトナの自分が観てもじんわり感動します。
・人形の豊かな表情となめらかに踊る折り紙
「本当にストップモーションなの?CGじゃなく?」と言いたくなるほど美しいです。命が吹き込まれるってこういうことを言うんだなと思いました。
・川に洗濯に行きそうなおばあさん in English
「まんが日本昔話」に出てきそうな村で、おばあさんが英語を喋ってます。でも、人形だからなのか、あまり違和感がありません。
★★映画から、一言セリフ★★
映画の冒頭、真っ黒な画面にクボのセリフが入ります。
If you must blink, do it now. (瞬きするなら今のうちだ)
さあお話が始まるぞ、気を抜かずにちゃんと見るんだよ、というニュアンスがかっこいいです。
↓公式トレイラーです。ストップモーションとは思えない躍動感。
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