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バトスピリーグ最終戦解説

はじめに

こんにちは!シュンです。

昨日バトスピ公式のほうで配信された新番組『バトスピリーグ』はもう見ていただけたでしょうか⁉

どの試合もアツいし面白いし編集もすごくてとにかく良い番組だなって思いました!

こんな番組に出れる僕は幸せ者だなと、カードボックスに感謝しかないです(笑)

バトスピリーグを見てとにかく熱が冷めないので、番組のトリを締めた僕の試合で、何を考えてあのようなプレイングをしたのか解説しようと思います!

まだ見てない方はネタバレになっちゃうので下のリンクから見てきてください><


全文無料ですので、良ければ最後までご覧ください。




デッキリスト

今回使用したのは超星デッキです。

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こちらのnoteで解説しているリストをそのまま使用しました。詳しい採用理由や対面知識などが知りたい方は是非読んでみてください。

リーグのルールでは同じカードをチームで3枚までしか使用できません。汎用札を絶甲と紫世界しか取らなくてチームのほかのデッキに負担をかけることもなく、パワーが高くて何よりプレイングに自信があるという理由で選択しました。

※撮影時点では新弾BS59は発売されていません。

対戦内容の解説

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初手はかなり強いですが、【氷姫】の方がリーサルが出るのが早いため2、3ターン目には白の防御札を1枚引いておかないと厳しいです。

ダンを引けているのでとりあえずプレイ。

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ダンで捲れたのはノヴァXとノヴァドロー。

先ほど解説した通り白の防御札を引きたいのと、スピキュールを持っていることによりノヴァXは後から必要になった時に拾えるので回収は縦引きドロソであるノヴァドローを選択

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相手の初動はパイオニアで、回収対象は千年雪とアガーフィア。

超星のバーストはファラオムが主流で、別に新しき世界が必要になってくるシーンが無いためこれは当然の選択だと思います。

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次のターン、トップドローがコーディリア。
アポローンを配置神託は無し。

このターンはタルボスで紫シンボルを立てておきたいのでそこをプレイするのは確定していて、プラスαでプレイできるカードがアポローンでした。

アポローンに神託が乗ってもタルボスがアタックできないので神技を使えずパイオニアを焼くことはできないのでここは放置するしかありません。

アポローンの神託をしなかった理由はスピキュールやコーディリアといったカードが見えているので後からいくらでも神託を乗せることができるのと、神託によって白の防御札や2枚目のノヴァXを落とすのが嫌だったからです。

この手札の場合制限カードを2種類引けている状態ではありますが、これら制限カードを落とすのも嫌なので基本僕はキズナ弾以外の創界神の配置時神託は使っていないです。

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返し相手はネクサスを並べてエンド。

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次のターントップドローはファラオムで使えるコアは6、フィールドに赤シンボル2、紫シンボル1。

ここで択として挙げられるのは

①ノヴァドローで防御札や次につながるゴッドシーカー、創界神を引きに行く
②スピキュールドラゴンでペルディーダなどを回収して神託をしながら手札を整える。
③コーディリアをプレイしてペルディーダを拾っておき、パイオニアを焼いて相手のシンボルを潰す。

まず①。これは引いたカードによってその後の未来が左右される『運ゲー』になってしまいます。ここで2コアを使って何も引けないと下手したら次のターンで負けるなんてこともあり得るくらいには弱い動きになります。

次に②。これは無しではないですが、ここでスピキュールを使ってペルディーダを拾ってしまうと、せっかくトラッシュにノヴァXが見えていて確定サーチなのに、次のターンからノヴァが来るかは運次第となってしまい不確定要素を含みます。別にここでスピキュールを使わなくても良い択があるので、そちらの択を優先して温存します。

最後に③。僕はこれが最善択だと思いました。

まずこの時点でダンに2コア乗っていて、コーディリアを出すことによって3コア目が乗ります。その上召喚時によって相手のライフを削ることなくパイオニアを破壊でき、その後にスピキュールのアクセルを撃つことで千年雪を破壊しシンボル0の状態でターンを返すことができます。

返しの相手のターンのコア数は8、シンボルが0の状態からプレイできるカードといえば5コスト帯のスピリットであるプリヘーリア、エリザヴェータのみです。

仮にプリヘーリアを出されたとしても、バーストが破棄された場合はボトムバウンスがないためセットしたファラオムを犠牲にすることでコーディリアを守ることができ、エリザヴェータの場合はコーディリアがバウンスされるので、再利用できます。

コーディリアが生き残ることがほぼ確定していて、相手の盤面を崩壊させた上でダンの神域も発動できる状態になる③を選択しました。

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案の定相手はプリヘーリアをプレイするだけにとどまり、ファラオムが剥がされる代わりにコーディリアを守ることができました。

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次のターン、トップドローはシャーマニックドロー。

先ほど出したコーディリアで回収しておいたペルディーダから軽減シンボルを使ってダノヴァまで綺麗に繋げます。

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ダノヴァの滅界放で増えたコアを使ってさらにシャーマニックドローを打ちます。ここでノヴァXを引ければ綺麗に繋がったのですが、5枚の中にノヴァはなく、2枚ドローでは白の防御札、ガニメデも引けませんでした。

この時点で魔ゐが無く使えるコアは4個。スピキュールからノヴァを拾っても白晶防壁やアルテミックシールドで耐えられてしまいますし、そもそも氷姫の創界石2枚によってBPが20000以上の2回ブロックできるプリヘーリアがいるため殴ってもノヴァが返り討ちになり、アガーフィアでリリースまで進められてしまいます。

ここは殴るのを諦めて、ノヴァドローを撃ってお祈りで白の防御札かファラオムを引きに行くしかありませんでした。

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しかしどちらも引けず、かろうじて引けたのがノヴァX。次ターンは何とかしてこのノヴァで凌ぎ切るしかなくなりました。

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次ターン、相手側が色々サーチを駆使したため殴るときに使えるコアが4に。

回復効果がエリザヴェータのレベル2のみでアンブロの打点が合計6点。

自分のライフが4だったため一度アンブロ2点を受けた後にノヴァでライフを5にすることで、残ライフ4→2→5→3→1と調整することができ、最後の一点であるアガーフィアはブロックができ、BPが7000なのでBP8000のノヴァXが残った状態で耐えることができました。

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殴ってる途中でリーサルがなくなったため、コアを与えないように相手はライフ3でアタックを中断しターンエンド。

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返しのターンのトップでようやく引きたかったオーバーチャリオット。1ターン遅いです(笑)

紫軽減がないため紫の世界が若干重く見えますが、コアが潤沢にある状態かつ、ソウルコアが戻ってくる点や紫シンボルを立てることでキズナ弾やダノヴァの軽減ができる点を踏まえると、このターンで使う総コア数が減るので紫の世界からプレイ。ドローはガニメデ。

続けて赤紫神軽減を満たしてキズナ弾を配置。

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捲れたのはガニメデとノヴァX。ガニメデはすでに持っていたのでノヴァXを選択。

そしてスピキュールからタルボスを回収しそのままプレイし魔ゐを探しに行きます。ここまでなかなか見えてなかったので流石にくるだろうと思っていました。

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無事魔ゐへアクセス。配置してフル軽減からダノヴァXを着地させます。

ただ、魔ゐの神託で乗ったコア数は1で、後から出したダノヴァの神託を合わせても合計2コアしか乗らず、ガニメデを普通に召喚しなければ神域を発動できない状態。ここでガニメデを出してしまうと超星の王道プランであるノヴァX二回殴りができなくなり、アタックキャンセルもできないためエリザブロックから白き機神が転醒し残りハンド3枚の中にある防御札とノヴァXを抜かれたらほぼ詰みな状態に。

ノヴァXの解放でアポローン、ダンのコアを使ってしまうと、魔ゐの神域を維持したまま白き機神を除去することができなくなりブロック時の耐性貫通バウンスでリーサルもないです。かと言ってブロック宣言前の下手なタイミングでダノヴァXにノヴァXを乗せても耐性が剥がれて白の世界でバウンスされて終わってしまいます。

相手の手札は2枚で、さっきのターンで白晶の回復効果を使えば勝てていたので持ってないのは分かっていたのですが、残り手札一枚がずっと非公開情報だったのと、撮影日前日の大会でアルテミックシールド入りの構築をアップしているのを確認していたので魔ゐ神域無しの防御札割り切りプランは流石に無理がありました。

ここで魔ゐの神域を発動させたまま勝つために必要な条件をまとめると

・魔ゐに3コア乗せるためガニメデを召喚するのが必須
・ガニメデなしでアタックキャンセルをする必要がある
・3点取るまでダノヴァにノヴァを乗せることはできない(白の世界があるから耐性を剥がせない)
・手札のノヴァXを煌臨させるまで一度もブロックされてはいけない。(一回ブロックされただけで白き機神が転醒してハンド3枚の中のノヴァXを抜かれると終わるため。)

となります。めちゃくちゃ考えた結果

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とりあえずガニメデを出して神域を発動。

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※ガニメデを出した後の手札


ソウルコアだけ乗せたガニメデでアタック、ダノヴァXの効果で疲労状態のプリヘーリア(Lv1)を破壊し派生でアポローンによる貫通、紫の世界を転醒させてガニメデのソウルコアを取り上げてアタックキャンセル。

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ノヴァX超界放でライフを取りダンの効果と合わせてこの時点で相手のライフが1、耐性を剥がしても白の世界によってバウンスされることがなくなったため、ここでブロック宣言前にノヴァXを煌臨させて白き機神によるハンデスを回避。

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エリザにブロックされ白き機神の転醒時によって残りの手札2枚全てが破棄されますが、新しくダノヴァに乗ったノヴァXを処理する手段は相手にないため、そのまま超界放で残りの1点をボイドへ送り勝利しました。

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ちなみにゲームセット時の創界神のコア数は

アポローン0、キズナ弾0、魔ゐ3。

めちゃくちゃ綺麗なリーサルで手札も全て使い切った全力の試合でした笑

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ベストバウト賞もいただけて光栄です。

良い試合をありがとうございました!

最後に

いかがだったでしょうか。

こういう一つの試合を解説する記事というのは全く新しい試みで、自分でも書いててすごい面白かったです!

もし気に入っていただけたらRT、いいねして頂けると嬉しいです。

ワイルドバウトや次のリーグも頑張っていきますので、引き続き僕とチームカードボックスの応援をよろしくお願いします!!!

それでは。



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