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日本製です。

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日本製です。

記事一覧

炭酸の消えたサイダー

腑に落ちない、感情を後回し。今更かと思う。 わからないとかいうんだろ、わかるはずもないのに。 傷つけたのは君だろ?傷ついたのは僕だろ?なぜ君が泣きそうなの。 この…

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2週間前

NEVER LAND

嘘をついて日々を繰り返していた。 物事が正しい状態にあるのがたまに僕には異常に感じて、自分じゃ何処にも行けなくて。 子供のままでいたいとずっと言い続けていた僕に…

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2か月前

だといいな、

着信音で目が覚めた。今日は目覚めが悪い。 スマホ越しに聞こえる母親の震えた声。 なんて声をかければいいのか分からなかった。 沢山本を読んでるはずなのに、沢山言葉を…

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3か月前
3

星を吐く

仕事を終えて帰る人混みに逆らう車の中で心を無にしてリップを塗り直してお金のためお金のためと呟く中、コンビニに入っていくカップルが眩しく見える。 夜の世界に踏み込…

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5か月前
1

春傷

春が深まるにつれて僕の行く先々に形のない不安が散らばっていて、ソレから逃げるために部屋をひっくり返しては一つ一つ並べてを繰り返す。 いつの日かの辛かった30点のテ…

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5か月前

こどものままで、

暖かくなってきて珍しく外に出てみようと道を歩くと春をみつけることが多くなった。 学生が自転車を推しながらゴールデンウィーク何をしようかって笑い声が聞こえた。 学…

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5か月前
3

My name is…

私の残機はインターネットの海に投下されたまま動かなくなっていつしか消えてなくなっていく。 ある時には狼のように、ある時にはチェシャ猫のように、ある時には惑星のよ…

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6か月前
2

君は魔法使い

何も持ち合わせてない中学時代。 ママには言えないことや、パパには見せられない傷は魔法で消えた。利己主義な割に抱えるものが多すぎて目を瞑っては夜に逃げ出す。 自分…

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8か月前

ボクの消えた夏、

何年経ってもボクは変わらない。 "かもしれない"でしか君を判断出来ない。 当然、君に聞くことも出来ないのにさ、 巻き戻ってくれればいいのにな、なんて考えたりもするほ…

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2年前

ボクの武器、アダムとイブの罪

"想像は現実との戦争に置ける唯一の武器だ" キミは何を見て何を感じて何を考えている? ボクは必要以上のことを考えてしまう癖がある。 ボクは人と会話するのが苦手だ。 …

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2年前
2

世界とボク

物事がちゃんとした状態はしばしばボクにとっては不思議なんだ、キミもそうかい? よく、人は言う。『普通の事を普通にできる事は素晴らしい事だ』と。 よく、人は言う。…

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2年前

白流す鯨

人間関係とか上下関係とかたまに、いや常にとても面倒に感じる。 対人となると相手とどんな関係であろうがどこかしらに気を使わなければならない。 それと同時に、ボクは群…

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2年前

飽くなき旅路に花束を。

noteを始めるにあたってとても悩んだ。 元々、自分の思想を人に伝えるのが苦手なせいで脳内で自己解決させてしまう癖がある。 だからか人に伝えるということに対しての能力…

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2年前

炭酸の消えたサイダー

腑に落ちない、感情を後回し。今更かと思う。
わからないとかいうんだろ、わかるはずもないのに。
傷つけたのは君だろ?傷ついたのは僕だろ?なぜ君が泣きそうなの。
この消化しきれない感情の山も日持ちしないだろう。なんてことはどうでもいいね、どうせ解決してることだ。腑に落ちないのは飲み込むのが大人。
見逃したものばかり数えてなぜどうしてを抱えていても荷物が多くなるばかりで足は進まない。
変わってく背中を見

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NEVER LAND

嘘をついて日々を繰り返していた。
物事が正しい状態にあるのがたまに僕には異常に感じて、自分じゃ何処にも行けなくて。

子供のままでいたいとずっと言い続けていた僕には、正常を教える彼はフック船長のように見えた。

『嫌い』僕の中の夢を壊すから。

大人は忙しい
そんなに嫌ならやめちゃえばいいじゃん。

大人は辛い
そんなに嫌なら見なければいいじゃん。

張り付いたような笑顔で会話する大人たち。
まる

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だといいな、

だといいな、

着信音で目が覚めた。今日は目覚めが悪い。
スマホ越しに聞こえる母親の震えた声。
なんて声をかければいいのか分からなかった。
沢山本を読んでるはずなのに、沢山言葉を知ってるはずなのにこんな時に役に立たない。
正解はどうですか?

閉められた首は苦しかったのか、泣き出しそうな目で見つめるしかなくてない。
死期が近い人間は私の理想とは裏返しで、声のないその人に何点なのか問いた人生の記録を。

ねぇ、私の

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星を吐く

星を吐く

仕事を終えて帰る人混みに逆らう車の中で心を無にしてリップを塗り直してお金のためお金のためと呟く中、コンビニに入っていくカップルが眩しく見える。

夜の世界に踏み込んだ頃はまだキラキラして全てが知らないことだらけでワクワクしてた。
裏で吐く胃液の苦さなんて知らなかった。
張り付いた笑顔でグラスを受け取るけど、こんなにも重かったのかなとか考える。きっと、気のせいだけどね。

更衣室の鏡でみると触られた

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春傷

春が深まるにつれて僕の行く先々に形のない不安が散らばっていて、ソレから逃げるために部屋をひっくり返しては一つ一つ並べてを繰り返す。
いつの日かの辛かった30点のテストで鶴を作った。
どこか遠くへ飛んで行ってはくれないかと思いながら壊れたライターで羽に火をつける。広げられた羽は紅く綺麗に舞い散る。
ある人が言う"世の中生きにくいよね"がとても眩しく感じて言葉が詰まった。
その人のソレに対して僕は答え

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こどものままで、

こどものままで、

暖かくなってきて珍しく外に出てみようと道を歩くと春をみつけることが多くなった。
学生が自転車を推しながらゴールデンウィーク何をしようかって笑い声が聞こえた。

学生の時は将来が不安でしかなくて沢山のことを感じて考えて、色んなことが辛くてそれを絞り出して言葉にすれば『大人になったらもっと辛い。』『今からそんな事言っててどうする。』と色の無い言葉をかけられた。
今がこんなに辛いのにもっと辛くなるのかと

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My name is…

My name is…

私の残機はインターネットの海に投下されたまま動かなくなっていつしか消えてなくなっていく。

ある時には狼のように、ある時にはチェシャ猫のように、ある時には惑星のように、ある時にはお嬢様のように、ある時には全ての終わりのように、ある時には天使のように、ある時には小さな世界のように、今はミスミソウのように…

私は、インターネットにとどまらずパソコンモニターの向こう側でも小さな世界を潤す。
そんな中、

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君は魔法使い

君は魔法使い

何も持ち合わせてない中学時代。
ママには言えないことや、パパには見せられない傷は魔法で消えた。利己主義な割に抱えるものが多すぎて目を瞑っては夜に逃げ出す。

自分の事を考えるのは苦しいから君たちの事を考える。君たちが無理して笑うことなんかないように、

キラキラしてボクの前を走っていて欲しいよ。
そして、僕が逃げ出すことのないように"悪い癖"がでないようにたまに振り返ってボクの手をつないでくれると

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ボクの消えた夏、

ボクの消えた夏、

何年経ってもボクは変わらない。
"かもしれない"でしか君を判断出来ない。
当然、君に聞くことも出来ないのにさ、
巻き戻ってくれればいいのにな、なんて考えたりもするほどに。
キミはボクをわかってくれていたのにボクはキミを何もわかってあげられなくて、何も出来ないでいた。

カーテンからこぼれる夏の日差しとスマホ越しの君の声で目を覚ます。照れ隠ししながら"おはよう"なんて言う日々。
特に用もないのに外へ

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ボクの武器、アダムとイブの罪

ボクの武器、アダムとイブの罪

"想像は現実との戦争に置ける唯一の武器だ"

キミは何を見て何を感じて何を考えている?
ボクは必要以上のことを考えてしまう癖がある。
ボクは人と会話するのが苦手だ。
人と会話するには考えなくてはいけないことが多すぎる。声のトーン、息遣い、言葉遣い、タイミング。それらを考えなくてはいけない。が、そこには正解などない。正解は想像するしかない。
ボクの声が電子の海に飛び込む時、キミはどう感じとるだろうか

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世界とボク

世界とボク

物事がちゃんとした状態はしばしばボクにとっては不思議なんだ、キミもそうかい?

よく、人は言う。『普通の事を普通にできる事は素晴らしい事だ』と。

よく、人は言う。『ちゃんとしていたら結果はそれなりに付いてくる』と。

よく、人は言う。『空気を読め』と。

その、"普通"や"ちゃんとする"や"空気を読む"とは具体的にいったい何なのか説明ができるのだろうか。
説明ができたとして、誰がそれを定めたのだ

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白流す鯨

人間関係とか上下関係とかたまに、いや常にとても面倒に感じる。
対人となると相手とどんな関係であろうがどこかしらに気を使わなければならない。
それと同時に、ボクは群れるのがとても嫌いだ。
しかし、人間はその群れを指示される場面が多すぎる。それなのに群れに向いている生き物とも思えない。
相手を理解し自分を理解してもらわなければならないのに、人間は自分自信すら理解ができていない。
それなのに相手を理解し

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飽くなき旅路に花束を。

飽くなき旅路に花束を。

noteを始めるにあたってとても悩んだ。
元々、自分の思想を人に伝えるのが苦手なせいで脳内で自己解決させてしまう癖がある。
だからか人に伝えるということに対しての能力がとても壊滅的で中学生並の文章力しかないことに落ち込んだ。

文章は書くのも読むのも好きだしどうせならまとめておいた方が脳内整理できる。
けど、自分の思想とか文章力に自信が無いから迷ってた。

飽きずにあたたかく見守っててくれよ、宜。