自分への渦

世の中の人間は汚れている醜い
それを必死に隠している

死ぬのが怖いんだろう

欲にまみれた人間どもめ

人に貢献したいと社会に貢献したいと
ほんとうに思っている人間は数える程しかいないんだろう

騙すつもりなんだろう

気持ち悪い、特に自分が

というか自分だけが気持ち悪い

自分に絶望することは
自分に対する掘削であり
自己中心性の表れであり
自分の中の蟻地獄に足を踏み入れることであり

全ては自分のせいになる、する
その方が楽だ

他人がいなくても成り立つからだ

何をするべきか
何をしたら良いか
何をしたら虚しさが消えるのか
虚しさが付きまとうことを自覚するべきか

何かをしようとしても手は空を切るばかり

無策

スマートフォンの中に解決は無いのか

社会から断絶して
今日を終わらせるしか解決はないのか

それも一応の解決だろう
所詮気休めにしかならないだろう

楽しいことがあった日なのに
それはもう風前の灯火になっている

誕生日じゃなくて良かった
自然と消えるのを待とう

僕は今日犯罪よりも酷いことをした
人を傷つけた
傷つけてはならない人を傷つけた

傷ついたか？
傷つけたか？
喜んでいただろう
前を見たら
後ろを見たら？

喜びに飛び跳ねる1人
もう1人は？
やってはいけないことをした

なにが自然でなにが不自然か
なにが俗世的でなにが俗世的でないか
この世は仮の宿りか本当のものか

おれは弱いから
人の視線を継ぎ接ぎして出来上がった人間です