愛がひとりぼっち よと

 大豆田、佳境。

 今日はどうしても忘れられないシーンがあった。

 食事の準備をしてオダギリジョーを待っている大豆田とわ子に娘の唄からテレビ電話。あら、ママだれかくるの?、うーんちょっとねー、プロポーズの返事するの?うふふふ。みたいな感じだったかな。その辺はもう2人の継父がいるくらいだから、人との距離の持ち方こころえてる唄ちゃん。ママとの距離も、ママの彼氏との距離も。電話切り際に、彼氏がコーラ買ってきてといっているから行ってくる、という唄ちゃんに、「ふたりで行かないの?」とママ。ちょっと引っかかる。「うん、彼は勉強中だから!」「え!え?ちょちょっ・・」「はいはい!じゃね!」。

 このシーン、うまいな。なんてことないけど、聞き捨てならないって感じが出ていた。母親にとって娘が男子とどんな関係築いているのかって気になる。次回に答え合わせがあるのか、回収しないのかわからないけど、唄ちゃんはまだ15歳くらい。

 「唄はママに似てるね」とハッサクさん。

 この子を勘定にまったく入れてない物語の進行のように見えるんだけど、これがそうでもない。うまく言えないけど、これ計算だったら絶妙すぎる坂元裕二。

 なんだか元夫3人と互助会みたいな集まりになってますが、まだまだ早い。はっさくさんとは今日、かごめちゃんのこともしっかりとことばにして、その上でこれからも「3人で生きていこう」という。 関係性をはっきりと決める、とわ子。またあと10年くらいして考えてみたらと思う。今はまだかごめちゃんのことが色濃い。

 すでに淋しい。ロスとか言いたくない。でも火曜日どうすりゃいいのさ。再来週。

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