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会然TREK 2K20▼02を見た馬の骨ではないファンのぼんやり日記

表題のライブを見るために栃木から大阪へ大移動する私の話ですが読み応えはないぞ〜〜〜!!!

さて、前置き

今回のライブツアーが発表された時点で私はギリギリGN会員になっており、しかも別件で九州へ旅行してもおり、名のある神社で絵馬まで書いてきてチケットを血眼で取りました

ありがたいことに参加できるとあって、しかも2020年明けでわりとすぐだし!とワクワクでみっちり着付けの練習をしてまで着物も着たり…ど浮かれクソミドリ治安悪人間はそのように下準備をしておいて向かったわけですね

「会然TREK 2K20▼02」に!!

さらに付け加えると私の平沢さんに関する伝わりやすかろう履歴は

・パプリカを見た時に存在を知るも、「これは友達居なくなるタイプの音楽だな〜」とそれ以上調べず

・ふとした時にYouTubeで見つけたライブ「parallel Kosak」の「Timelineの東」ギターソロに

「この人あの変な曲の人じゃないのか…?えっ激うまい…はあ?これはミスタッチなのか?違うのか?なんなんだこれ…??」

と認知が炸裂する

・調べてみるとそもそもギターを弾いている人と知りさらにのめりこむ

・公式ショップから3万円ずつ音源を買い集める

・ファンクラブに入る

といった具合で、衝撃を受けたのが2019年はじめ頃、初のライブ参加はBATTLESの前座という新規でありなお且つ「自分は馬の骨と呼ばれるほどのファンではない」という考えであるという、なんともめんどくさい輩なのです

物販を着て行くという流れも汲まず(勝手に、参加するお客さんを『個性大博覧会 5階特設展示場にて開催』だと思っている節があったとしても)浮きまくる着物を選択してしまうあたりがもうね


前置き終わり

一日目を基準に二日目との違いを併記する形で昇華します!



持っている音源をドンドコ聴きながら物販列がそんな感じか…と検索したりして大阪に着き、すぐさま会場隣接のリーガロイヤルホテルへ

高くてもホテルは近くのいいところを取ると吉というそれなりに長い遠征歴から導かれた理論を振りかざして荷を預けて一度会場へ


人々…黒い…山、山…?波…?という「渋谷のスクランブル交差点で泣きそうな山育ち」みたいな感想を持ちながらスタッフへ尋ね、無事に予約していた物販を手に入れました

ここまでお昼を食べずに来ていたものの疲れてそのままホテルに戻り、コンビニのサンドイッチとか食べながら開場を待つという虚飾の優雅さ

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このように浮かれた格好で乗り込むのです

クラゲが深海にいるような柄の着物は私のイメージする平沢さんの構成要素の一部「月、夜」の置換

帯は重要な要素「SP-2」の象徴である人魚と言った形でわりとアルバム「SIREN」によせたという…ライブでは電光浴以外(しかもバージョン違い!)このアルバムからの曲はなかったんですが!

ところで、帯留めにラバーバッヂ付けると「名札」という感じでよりいいですね、ご本人がリュックに付けていたのですがあれは完全に名札です


準備をして勇み足で開場5分前とかに着いてしまったものの、入場待機列がジワジワとできていたので並び、スタッフさんからの「リハーサルが押しているため開場が遅れます」とのアナウンスを聞き続けます

リハーサルが押しているというのは本来、開場時間まではやっていないもので、ずれ込んで会場点検が間に合ってないとかだと思っていたのが実に40分近く遅れて入場

どうやら並んでいる間にもすぐそこでリハーサルが行われていた様子?

全席指定なのでそこまでの混乱は起きないまま席に着き客入れのBGMを聴きながらワクワクと待つ眼前には仄青く浮かぶテスラコイル!

かっこいいオブザイヤーに推薦状をしたためつつ今か今かと会場がのぞむ時、客電が落ちます…!!


ゴゴゴ…という地鳴りのような音の中に会場中を巡るライト(2階席でも顔に当たる)、そして心電図のようなモールス信号のような電子音、伝わるんかなこれ、が流れてお馴染みの会人…かと思いきやバーコードが描かれた箱のような頭部のスーツ姿な人…?がセグウェイ的なやつでゆっくりと入場してきて会場は明らかに困惑してしまい、しかも明らかに動きが怪しい、客席から見て左側の会人(以下TAZZ)がステージの際へゆっくりと進み続けるヒヤヒヤの展開

YouTubeで「ハプニング動画!!」みたいなクソまとめにのってるモノのお約束的にそのまま右の車輪がステージから落ちて体を右側面から客席へと叩きつけるもまるで「いっけね!落っこちちゃった!」とでも言わんばかりにすぐさま立ち上がりハケていく様に、お客さんも思わず演出だったのか?と終演後に議論するほどだったり(ソースは出口に向かう私の後ろにいた男女二人組)

しかしここまでは驚きはするものの慣れ、無事な会人(以下SSHO、私の推し会人)がパッドを操作し、いななくテスラコイルと開きはじめるステージの中幕

現れる謎のテント型構造物の左上に大きな▼のマークが浮かんでいて、テントの様なそれから、それから出てきたのはまさかの会人と同じ乗り物に乗ったルンバより遅いこのライブの主役、平沢 進…!!

手にはEVO PHYTO ELECTRON(2階席でよく見えてないですがおそらくメイン機かと)を印籠の様に掲げてさながら黄門様…流石に周りからも困惑と笑い声が聞こえてきた中であまりにも美しい一曲目「電光浴-再起動」

いい声すぎて息とか飲むわ…(飲食禁止です)と思いつつ伸び続ける音の気持ちよさに目を閉じたくなるものの、貧乏性故にそんな贅沢なライブの使い方できるかい!と目を開いて眺め続け、ギターソロ、綺麗にターンを始めたあたりでは意味がわからず(手元を見せろ!いや見せるな!死ぬ、こっち向くな…!!!!)と忙しなく脳内で事象の整頓を行ってる間に曲もステージも転換していき、二曲目「世界タービン(ライブアレンジ)」のイントロが流れると会場ではオオオ!!と声があがっ、いやそらあがりますでっしゃろなあ…なんだこの日本語、たぶん眼鏡で出っ歯の関西人イメージ

SSHOが高い位置にセットされたパッドを豪快に倒したものの、黒子として働くスタッフが素早く戻していく所にチームワークを感じつつ、いつ聞いてもとんでもなく突き抜けた前進をするこの曲はそこここがライブアレンジされていて、特に愉快なジャングルの猿の鳴き声みたいなやつ気に入りました(これ作者にバレたらグーで殴られても文句言えない…)

さらにはデストロイを披露!しかし1日目は前に出ていくほどの時間は無かったので見えなかった人は結構いたかもしれない?

2日目は山台がシートに噛んでしまい到着しないハプニングがあり、平沢 進ディナーショー(約七年ぶり二度目)(こいつノモイミュのことディナーショーって呼んでんのか)が開催されていたり、半分だけ見える推しのパッド操作っぷりに双眸から落雷したりでしたが、やっとのぼれた山台からデストロイのために飛び降りるアクションはヒヤッとしました

私の職場ではみんなあれで足首をやっています、労災とかおりるのかな

個人的にはデストロイ終わりで山台にひらりと飛び乗るのが一番好きです、あれをやってるのがデヴィッド・ボウイなら1000000点で優勝

タービンが回るわ、の声に、後ろの長いモニターで映る▼▲▼もクルクルと回っていたりと舞台全体がすごく広々と使われていて、会場の大きさに合わせた舞台構築がこれほど完璧にできるとはなんというエンターテイナー…と感嘆しているうちに三曲目「Caravan」へ

ええいや…本当にそんな…これまた喉がほら…喉調子 良男(のどぢょうし よきお)では?

仁丹のCMに出ねえかな、でも「仁丹使ったけどあんないい声でなかったぞ!」というクレームが出て景品表示法違反で怒られちゃうから出なくていいです…となりながらすごいキャラバンを見遣る私

隣に座っていた美少女は泣きじゃくり、反対側にいたお兄さんは乙女のように両手を重ねて口元を覆い、私は照射されたレーザーが伸びる天井を見ていました。空きれい状態

2日目はより天井が近く、レーザー(平沢さんから見て右のレーザーハープ最下段から伸びてる)が演奏で遮られピッ!と消える度「私はライブを見ている…」と噛みしめられて大変良かったです

おかげで「とーーーーーーーーー……」のところあたり全く記憶がない…!!確か間奏パートでは最初の逆光ライト演出があったかと思います!あれよかったですね、ちっちゃくてやばい人が輪郭だけになりました…光の演出が効果的なのもライブの良さだと思います

暗転して次曲!(このペースで書いてたら今年が終わる!!)四曲目は「RIDE THE BLUE LIMBO」、私がアホほど見たライブ「LIMBO-54」ではいろんなのりもの大集合な映像で大変、大変な曲だったんですが、なんせイントロから忙しいことでお馴染みの…2553のレーザーハープ(まだ黒いやっつけ感ある棒みたいなやつの時代)の時も正直言って間違ってても分かんないなこれみたいなこう、ね?伝わります??そんな曲ですからやはりレーザーハープ捌きがもう、動きまくりです

最前の人とか目で追うの大変だっただろうな…今にして思えば、な、我ながら気づきの遅い感想です

アルバム「BLUE LIMBO」と核P‐MODELのアルバム「ビストロン」は敵意の表し方が違うだけで敵意の量は似ているので実はなかなか、よだれ出るほど好きとまではいかないんですが、実際に聞くと切なる気持ちというか未来へ笑いかける余裕みたいなものを感じてとても嬉しく…しかもサビの巻き舌歌唱の辺りで照明が1階席を照らすのですが、前後に揺れるような気分にさせるライティングでまさに「梵クラフトに乗って無敵の気分」になってる気がしてさらに良かったのです、LIMBO-54はいいぞ

ただ2日目は曲順が変わったこともあってかこのライティングではなく、青いライトが舞台から客席に送り出されるような演出でした

アウトロも忙しそう、と眺めていると暗転、まさかの同アルバムから五曲目「狙撃手(微ライブアレンジ)」!!この曲は出だしからギターなのですが、その部分はSSHOが弾いている…のに平沢さんはギターを?と首を傾げる間もなく、オリジナル部分ではシンセの音がメロディのメインを務めていた部分をEVOで弾きました、アレンジ加えて

アレンジ加えたせいか微妙にたどたどしい…?あるいはEVOが微妙な不調?歌始まり直前でワワーと流れていましたが、歌の高音は絶好調!(低音は2日目ともに安定しなかったです)

安息の日も~の前の部分の間奏でもよく聞こえる断続的なギターリフを弾き続けるSSHOのパフォーマンスを見よ!どうして彼にスポットを当てないんだ!!推し~!!世界一かっこいいよ~!!!

それにしても平沢さんギター嫌いなのに…どうして弾いてくれたんだ…ありがとう、ありがとう…(藤岡弘、)赤い舞台が印象に残ってます

断罪のように切り替わり次曲、またも同アルバムから六曲目「祖父なる風」〜!!この曲の何が好きって声色の変わるサビ前ですね!無くした無数の宝殿の〜、の「数」のとこの突き上げる音、特徴的で好きなので聴けてよかった!

歌詞を…どっちの日か忘れてしまったんですが間違えなすってたんです…でも正直間違えてくれないとCD流してんのかなってなるので(そのくらい完成度が高い!)あ~歌ってるんだ~!と得心しました

ここまでですでに相当なヤイヤイ数(?)を稼いでいます、そんなに言ってないと思ってたんですがわりといろんな曲に入ってるんだなあ

変な感慨の中、デンデデン!と終わり転換が大規模に始まります

全員がテントに引っ込み、松村さん(かどうかわからん、ちょっとここ定かじゃなくて申し訳ない、他の人の記憶のが正しい)が例の箱を舞台の前の方へ設置します

これはTwitterで散々匂わせたGodin使う曲フラグ…!!!

テントから、あのステッカーを貼ったそれを持って平沢さんが再登場し例の箱に座ると奥のテントに後ろ側からライトが当たり、チェロとバイオリンを構えた会人のシルエットが浮かびます

TAZZがほんとに巨大になった…というかシルエットがかっこよすぎて意味がわからん…そして流れる「THIS IS DUNE SPEAKING」!!七曲目は「デューン(ライブアレンジ(?))」!

アコギ(エレアコでも)使う曲って動きがめちゃくちゃ小さくなるので広いとこに向かないんですが、会人のおかげでそんなこじんまりさを感じさせず…しかし全く記憶から引きずり出せないんですがDUNEのセリフ変わってませんでしたか…??

平沢さん声を張る時めちゃくちゃ仰け反るやつを箱に座ったまましてて「腹筋お化けかよ」って思いつつ、終わんないんじゃないかくらい伸びるデューーーーーーン…に聴き惚れました

終わりでハケていく後ろ姿味わい深いな…となりつつ舞台がバタバタ転換します

今回が特別、転換多いんでしょうか??こんなにスタッフが舞台上に居続けることもそうない…だからこそあえて目立つ服装でいってるのだと思いますけど

虹のように光が動くパッドが2台左右に、操作面を客席向きに設置され、舞台正面際にもパッドの操作面が見えないように設置されます

会人がまたもセグウェイでヌルヌルと登場し所定の位置に着くとこの曲でしか聞かない変なチューニングの伸びきったような弦の音がし出します

八曲目「異種を誇る「時」」はセグウェイパフォーマンスの中では特別完成されていたと思うのですがどうでしょう??古い置時計の振り子のように動く会人…異種過ぎやしない??

つーか私の推しがセグウェイ乗るの上手すぎてちょっと引く(こういうの、TAZZの方が上手そうなのに!)

そしてパッドをポー…ンと押していく中を平沢さんが素のままで登場!

パッドを!操作!している!?両手で!!

最初スタンドマイクかと思って凝視しました(違いました)パッドで全然体が見えねえ…!!

1日目はサビ前の弦が揃って出すダー、という音をパッドで出した後に花の開くようなモーションを手で表現されていて手フェチの私には(2階席で見えないはずのに)指の先の伸び具合とかまで感じられました

やめてくれ病院に連れて行こうとするのは!

しかし素のままで来たということはギターソロをやらないということ…ギターフェチの私が同時に悲しみましたが、なんと2日目は演出が変わり、華の開くようなモーションが見られない代わりにPHYTO ELECTRONがその部分を担当!右に左に移動しながら見せびらかすようにギターを掲げる65歳に思わずにっこり

定かでなくて申し訳ありませんけどギターシンセとして使ったのではなくPHYTO ELECTRONでの音を鳴らしていたと思うのでこれはライブアレンジバージョンですね!!

終わって暗転と転換、突如グリーンのレーザーが舞台を横切り、会人がその前に立ちます

ハイノン見てたら横切った時点でなるほどとなるやつですね!SSHOのその動き見たことある、どこでとは言わないが!

九曲目「生まれなかった都市」!私はこの曲をライブDVDでしか聞いていないのでオリジナルの音源を持っていないのですが、いつ聞いてもかっこいい…!喉調子良…年齢を感じさせなさ過ぎて一周回って嫌い…(限界オタク)

会人は絶え間なくスネアの刻む音を演奏し続けます、個性がすごい…SSHOは手刀、TAZZは握り終わった寿司を置く感じ

曲が終わると会人がレーザーで遊び始めます

SSHOが弾いて低音を、TAZZが倣って弾き低音を(1日目は弾いて低音が出ることに驚いているだけだった気がするんですが、2日目ではレーザーが放射状に拡散されて驚いていたような)繰り返す頻度が短くなり、まるでマーチ・ソングのベースのようになったところで十曲目「パレード」の始まりです!

明らかに会場がパレードに追従しているような動きをしているのを見ました、1階席の人達が地を埋め尽くしてるしね!

この曲は私が一番最初に聞いた平沢さんの曲(気持ち悪かったから他のをちゃんと聞かなかった曲でもある)なので色々、色々な気持ちを抱えながら揺れていましたねえ…この曲の最初の鳴き声(いろんな音を接いだ平沢さんの声を鳴き声と呼んでいます、当然非公式です)が不気味で不気味で…いつ聞いても不気味さはあるんですけども!

曲が終わるとその鳴き声が不思議に続き、舞台の転換、少し平沢さんの山台が移動し、再度出てきてぶちかまされる

ヘーイヤイー!

に会場がワアアア!!!と沸きあがります!十一曲目「庭師KING(微ライブアレンジ)」!

アッちょっと待って!会人が!またセグってる!!セグりながらギター弾いてる!!一音を互いに出していく形なのでそこまで危なくはなさそうですがTAZZがやっぱり不安…!!

屈指の人気曲がセグウェイで変な盛り上がりを見せ、モニターには進み続けるヒト(LOVE SONGのMV思い出して凝視しちゃったけどそういうもんじゃなかったでした、多分男性のシルエットだった)ギターアレンジもあるから耳も忙しい客泣かせ曲(いろんな意味で)でした…会人がアトランダムに動いているように見えたけれど、意味のある動きだとしたら私が読み取れていない申し訳ない…!

プチパニックのまま曲が終わり転換、SSHOがサイレントチェロを何往複かドヤッと鳴らし二拍置くと印象的なフルートのメロディが流れて十二曲目「現象の花の秘密」が始まりました

後ろのモニターでは現象の花がくるくると色を様々に変えながら回り、サイレントバイオリンを弾くTAZZもいつものようにコミカルなアクションをしつつ演奏していまして、ようやく脳が「コンサートを見る態勢」に調った感じです、終盤ですけど!?

2日目では五番目に演奏されるので2日目なら早く調った…わけでもなさそうだなあ(祖父なる風から庭師KINGまでは両日固定なので結局パニックポイントがある!)

関係ないですが私の今の髪色が青と緑でして、現象の花がグラデになった時心の中でおそろじゃ~ん!とアガっていました、本当に関係ない

そして十三曲目「Σ星のシダ」…この曲、全くの初聴きです…!!(アルバム「白虎野」を持っていないため)

演出じゃなくて曲の感想になって申し訳ないんですけど、いつもどの曲もセオリー的な盛り上がりどころとか無くて、いわゆるカテゴライズが難しいですね…全部ヒラサワにしておけば何の問題もないか

そして平沢さんってそんなテノールみたいな声で歌い続けることもできるんですね!?改めて歌唱技術の多彩さに目を剥いてしまいました…歌手というより歌声を楽器として使っている感じ

この曲、体感で話しますがめちゃくちゃ口気持ちいい系の曲っぽいので早めに音源を手に入れたいです…!

舞台も薄暗くグリーンでまとまっていたのでこの曲のテーマに繋がるものだったと思うのですがいかんせん…聴いたことが無かったもので…!!

そんな困惑をよそに十四曲目の「アディオス」へ…!BATTLESの前座でも演奏していたので今のところ参加できているライブではアディオス全通です(?)

アレンジ等はなかったですが、モニターには昇るエスカレーターの映像が…見えるのは空でしたね!数度別角度で出てきましたが全部昇りだったので、見えるものが空であることが重要なんだと思います

清廉の雨、で客席ライト来るかと思ったんですが特になしでした…ワーセル2015のあの演出とっても好きなのです…

ぶつりと音が切れて(そういう曲なので当然ですが)ピアノの旋律が流れる十五曲目「救済の技法」では会場が大盛り上がり!モニターはトレードマークにすらなりつつある赤のラインとなり、平沢さんがぶん殴るようにレーザーハープを操ります

この曲聴けて良かった!とにかくかっこいいし2550を見ていていつか生で見たいと思っていたので…!!周りの迷惑にならないように右手を鍵盤に叩きつける振り付けをしていました、ああ、もう鍵盤弾くのはライブではやってくれないんでしょうね…

終わるとまたも転換…テスラコイルがここで再登場します

夢みる機械とかかな?と安易に期待しているとモールス信号のような電子音を皮切りに会人がパッド(に見えたけどどうやらちがうっぽい?)を操作していきます

気の狂ったようなスケール無視の笛の音、平沢さんがサンプリングしたあの老人の声と共にモニターには「さようなら、それだけです」の文字!

十六曲目「QUIT(ライブアレンジ)」!すぐさまEVOでソロを弾く平沢さん…!!

脳内では立木文彦さんがドラマティックに私の死をナレーションしてくれていました

絶対聞けないと思ってこっちは言ってんのに何でやるの?やるなよ(ガチギレ)といった感じでオタクの妄想を超える現実、その供給の圧に何も考えられなくなりました

     ₍₍⁽⁽👘₎₎⁾⁾

着物の奴がおどっているよ、楽しそうだね

      👘

急にQUITが流れたので着物の奴は躍るのをやめてしまいました

     ┏┛墓┗┓

あ~あ、えっ…し、死んでる…


声が、作らなくても狂気の科学者の感じに、グッ(尊くて苦しい)(グリコのキャッチコピーになっちゃった)(あと確かじゃなくてすいません、平沢さんここでも歌詞怪しかったような)


正気を取り戻して…アレンジではアミーガの声が無くなり、随所にテスラコイルアレンジが差し挟まれていました

会人が音を鳴らすと緑のレーザーが操作した会人側からテスラコイルに向けて照射されます、派手だ!

歌パートが終わり、アウトロへ向かう前にテスラコイルをパパパー!と鳴らすとそこからテスラコイルは短く8分で刻みながら自動演奏し始めます

やがて平沢さんがその音を聞きながらゆっくりと振り返りテントへ退場

会人もその後にテスラコイルを確認するようにしながら退場(1日目はおそらく連携できていなかったものと思われますが、2日目ではここで舞台照明が落ちます、SSHOが照明を消すような動作あり)

QUIT聴きた過ぎて逆に聴きたくなかったから大阪に来るまでに大量に聴いておいて勝手に満足していたのに…終わったらまた聴きたい…強欲…

欲望のまま拍手を送り続けてMC!

平沢さんが出てきて山台でぼそぼそと話し始めます、内容は両日とも会人の紹介

会場では数字で読みあげていたものの、読みはTAZZとSSHOでいいとのこと(後日Twitterにて言及)おそらく以下の公演では数字で呼ばないかもと思うとちょっと面白いですね?(TAZZ側の数字を覚えるのが早かったのが、暗記したカード番号に近いからとかじゃありませんように…)

2日目ではTAZZの度重なる不幸(1日目の落下、2日目は顔が剥がれる)を披露し、テントから持ち場へダッシュしてきた彼を目で追いながら「また不幸があるんじゃないかと…」とフワフワしたMCをしていました

マイナーチェンジとか、いつも安定したパフォーマンスを、とか普通にメタいことばかり言って会場を笑わせた後、アンコール曲に入ります(1日目はお水を飲む音が入ってしまいましたね…)

アンコール一曲目は「夢の島思念公園」おそらくライブ初披露曲はこれを指すと思います!意外な曲で、さっきまでヘラヘラしていた周りのお客さんが面食らっていたのを感じました…セトリで殴ってくる還暦越えミュージシャン…

弟がこの曲を愛しているのでいい自慢話が出来てよかったな…今監督にゆかりのある曲が二曲も…これはいいことだ…

間奏の鳴き声が大好きなので広くてめちゃめちゃに音の抜けるホールで聞けるなんて!おかげでたっぷり堪能できました

アンコール二曲目は「Wi-SiWi」、ああ~~~~SSHOのパフォーマンスの全てにWhole Lotta Love…勝手に捧げる…特にスネアが鳴って、溜めてから二つ鳴らす部分のSSHOの動き、全人類が涙で地を濡らし豊穣がそこから始まる慈しみの神話、その実現の一歩では???立てよヒト科、世界平和がそこにある…(錯乱)

あと、サッと目覚めよ~の部分のギター、こんなの見せられたら気が狂うので(あらかじめ狂っておいたので大事には至らなかったけども)用法用量守って処方してくださいね!!もう!!!あなたには人をぶちのめす力がある…ヤダこの曲SSHOの話しかしてない…!?

終わると平沢さんが照明が落ちた常闇の中から「ありがとう」と言って消え、大勢のヒラサワコールを聞きながら客電が付くのを待ち、帰る…という流れでした

夢みたいな時間に初日はうつろな目で「くいっと…」と呟くのが精一杯でしたが、2日目もでした



初めての着席ライブでの参加、非常に有意義でした!両日2階席で楽~!と喜んでいた私ですが、演出を余さず見られる好環境を差し引いても、QUITのギターソロを間近で見られなかったことは悔やまれます…着物参加で脱いだり片づけたりの都合上アーカイブを見ることはできなかったのですが、そちらもなんだか楽しい状態だったようで羨ましい!

それではこれにて!


追記:このライブで使ってたのEVO PHYTO ELECTRONの別種だとのことですよ奥さん、しんでしまう…

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