にゃんこ_20180625

猫のいる生活 その1

新しい仕事を始めてやっさもっさしているある日。
夜にtwitterを眺めていたら仕事の世話をしてくれているお姉さまが
「関西の人ー!」
と叫んでいるので何かしら?と見に行ってみた。
そこでRTされていたのはこれまた知った顔の方で、曰く「妹が また 猫を拾ってきた」。
「また」なのかー、そうかー。
ちらっとタイムラインを遡ってみると、その方の家では既に二匹のお猫さまがいらっしゃって、拾った仔猫は飼えない。なのに妹さんは仔猫を見過ごせず拾ってきちゃう。ということらしかった。
つまり、里親をお探しだと。どこへでも連れて行きますと。

小さい仔猫を長旅に出すというのもどうかと思うなーとか、先住猫さまが約一匹いじけてるなーとか、そういうことを読み取って
「うちでもいいかい?」
とリプライしてた。

拾ったお嬢さんのお姉さんとは以前から少しやり取りもあり、カレンダーとかアンソロジーとかを分けていただいていたりもしたので、私の住所をご存じだという大変に都合の良い条件が揃っていた。
「ではいつにしましょうか」
「早いほうがいいですよねー。いじけてらっしゃる方もおいでだし」
「来週?」
「明日?」
「大丈夫。母が車を出してくれるから」

ということで拾われた翌日にお母様の厚意で獣医さんの診察を受けて、夜にはお嬢さん二人とお母様とで仔猫を連れてきてくださいました。
それはいいんだけど、その日は6月25日。所謂『五十日(ごとび)』。
うちまでほぼ一本道なのに、その道が国道で激混みというのをすっかり忘れていて大変な思いをさせてしまいました。
あれは申し訳なかった。

そして我が家に仔猫到着。
タオルにくるまれてお姉さんの手の中ですやすやしておいででした。

「ちっちゃ!」

ええ、仔猫ですからね。ちっちゃいんですけども、本当に片手に載るくらいのちっちゃい仔猫でした。

そこからお母様がいろいろレクチャーしてくださって、なんと玄関でわいわい言った後、そのままお帰りに。(おかまいもしませんで、申し訳ない。)

こうして我が家に猫さま降臨す。

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