見出し画像

キャンプ場経営を始めるための、たった2つの選択肢

キャンプ場経営をするためには、2つの方法しかありません。
それは、0からキャンプ場を作る開拓型の方法と、既存施設を引き継ぐ承継型です。

近年はプライベートキャンプ場のために、山林を自ら購入する方も増え、山林購入がブームとなっております。そのように、自ら土地を購入し、土地を切り開き、開業に至るケースを開拓型と呼んでいます。
もう一つは、既存のキャンプ場を事業承継し、自らが新しいオーナーになるケースを承継型と呼んでいます。
私は、当初開拓型を検討しましたが、最終的に継承型でキャンプ事業を開始しました。
今回は、その判断に至った、それぞれのメリットデメリットについてお伝えしたいと思います。
詳細については、後日別回でご説明します。今回はメリット・デメリットのまとめとして記載いたします。

1.開拓型のメリット・デメリット

開拓型キャンプ場経営のメリット・デメリット

(1)メリット

開拓型のメリットはなんといっても、山林を開拓するロマンではないでしょうか。
自らキャンプ場を経営を目指す多くの方には、ご自身の理想のキャンプ場があり、その実現のためにキャンプ場経営を志されているかと思います。ご自身で描いたキャンプ場を作れることが開拓型の最大であり、唯一のメリットなのではないかと思います。
私の経験上では、個人オーナーがキャンプ場を持つメリットは、この1点のみです。一方で承継型には成し得ない最大のメリットとなります。

(2)デメリット

一方で、個人経営において、開拓型はデメリットが非常に大きいです。
何よりもコスト面のデメリットが大きいです。加えて、時間面なデメリットも見過ごすことができません。
今まで何もなかった土地にキャンプ場を作る場合は、インフラ整備に費用がかかり、開発の広さによっては事前に近隣住民を集めて説明会を開く必要もあり、理解を得られるまでに時間もかかってしまうケースがあります。事業開始や、収益化までに費用的、時間的にコストが嵩みます。

2.継承型のメリット・デメリット

継承型キャンプ場経営のメリット・デメリット

(1)メリット

開拓型の裏返しとなりますが、最大のメリットは費用コストと、時間コストを抑制することができることです。土地購入し、ブッシュクラフトメインで、インフラも整備せずにGoする場合はコストは土地購入以外コストはあまりかからないかもしれませんが、近年のキャンパーが求めるレベルの施設を作るとなると、それなりにコストがかかります。
また、前オーナーからしっかり引き継げば、これまでに来てくださっていたお客様にも継続して遊びに来ていただけます。さらに、キャンプ場は場所によって自然環境が異なり管理の方法も異なるので、その土地を知り尽くしたオーナーから管理方法を引き継げるのもメリットとなります。

(2)デメリット

引き継いだ施設が古い場合は、メンテナンスが必要ですし、場合によっては取り壊しが必要となり、ご自身が望まないものにコストを割く必要が出てきます。
今の時代に合わない建物もあったりする場合も、上物は簡単に移動できないので、好みと異なるデザインや設計で営業をする必要が出てきます。
また、購入方法によりますが、仲介業者なしの個人間直接交渉は、しっかりと内容を詰めないと後から言った言わないの揉め事が起きかねません。どのように契約内容を整えるかは大変重要なので、今後ご説明していきます。

キャンプ経営に関わるコンサルティングを「ココナラ」で請け負っておりますので、更に詳しく知りたい方は「hotarumura」と検索してみてください。

記事が気に入っていただけたら、スキやフォローしていただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?