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キャンプ場管理のスケジュールと過酷な重労働とは?

今回は個人キャンプ場オーナーのスケジュールについてお話しいたします。

私たちが経営しているほたる村CAMPFIELDは、3000坪の広さがあり、主に夫婦2人で管理しています。1日のスケジュールは以下のような流れです。

9:00 ほたる村に到着、施設内巡回
10:00 ゴミの整理、管理棟の掃除、トイレの掃除
11:00  草刈りやキャンプ場開拓作業
12:00 チェックアウト、昼食
13:00 チェックイン
16:00 受付終了

すごく簡単なスケジュールですが、キャンプ場の作業はこのような感じでシンプルです。
キャンプ場は何か問題がなければ、何もやることがありません。
そのため、夫婦2人で、自然の中でぼーっとゆっくりしながら、お客さんと楽しくお喋りしてたら1日が終わるような日もあります笑

キャンプ場は、お客さんが自らテントを設営・撤収されるので、管理人としては特に顧客対応すべきことはありません。何もしない方が喜ばれます。一方で、レンタル品を借りたり、初めてキャンプをされる方には設営方法をレクチャーするなど、丁寧に対応をすることで、キャンプをより楽しんでいただくことができます。

このように書くとキャンプ場の管理は簡単のように感じられるかもしれませんが、上記スケジュールの中で、とてつもない重労働があります。それが草刈りです。
ほたる村は、ほたるが毎年やってくるように自然環境を守るために、除草剤などを使わずに、3000坪全て草刈機で草刈りをしています。この作業がとてつもなく大変な作業です。

草刈りシーズンは、5月から10月までで、梅雨入り前に、全てを刈った後は、月に1回刈らないと施設の草は伸び放題の状態となってしまいます。夏場の草刈りは過酷で、朝夕の涼しい時間帯しかできない上に、雨が降った後の草木の生命力は凄まじく見る見るうちに成長していきます。
3000坪を全て刈るには1週間程度時間がかかるので、月の4分の1は草刈りをしている状態です。

シルバー派遣を依頼することもできますが、1日の日当が1人1万円ほどするので、コストと見合いません。
そのため、キャンプ場を個人経営される際は、草刈りは避けては通れない道であるとをご承知おきください。

キャンプ経営に関わるコンサルティングを「ココナラ」で請け負っておりますので、更に詳しく知りたい方は「hotarumura」と検索してみてください。

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