上野水香 オンステージ ボレロ 感想

上野水香オンステージ 2023.2.11(土)
ボレロ

素晴らしかった。
魂のエネルギーを感じた。
とにかくもう迫力、気力が凄まじかった。
放心状態。
観ながら泣いてた。凄すぎて。
泣きながら観ていた。
とにかくもう凄かった。
とんでもなかった。

「私も頑張ろ!」とかっていう現実社会として解釈しきれない
精神的な打ちのめしのようなパワーがあった。

カタルシスがすごくて、浄化されたような気がした。
神社とかパワースポットよりずっと厄落としとか浄化された感があった。
削ぎ落とされたような感覚。
とにかくもう魂が呼応しているような感じがした。
言葉にならない感覚に浸りきった時間だった。
ぐわぁ〜っていうのがとにかくある感じ。

水香さんが踊っているのを見ると、泣けてくる。
どうしてなんだろう?本当に不思議。
理論的には全然説明できないけれど、
絶対的なもの凄い力があった。
とにかく何なのかはわからないけど、
でも自分の「わからない」なんてどうでもいいと思った。
理解という枠越しにしか観ていなかった私のものの見方が一回破壊されたような気持ち。
あっさりとした始まり方からは想像がつかないような展開。
でもどこまでも自然なんだよなぁ。

ラストに向けて盛り上げていこう、みたいな意気込みは全然感じなかった。
むしろ自分自身の内により入っていっていくような雰囲気さえあった。

みんなが周囲が引き込まれざる得ない
1人の内から湧き出るリズム

喜びすぎもしないし、悲しみに浸りきることもしない、
あまりにも小さすぎて見えない、
気持ちを落ち着けきって、感覚を研ぎ澄ましきった時に
かすかに気配だけを感じることのできる何か。

気迫を感じたっていうのは、ある意味違って、観客、人に向けられた迫力ではなくて、
もっと広い、概念を超えた、何にも囚われない世界、人間が捉えきれない広大な何かに、
メッセージを伝えているような感じがした。

だから「儀式ようだ」って言う人がいるのかもしれないなって感じた。
必然のような幻

観ているだけでも、ものすごくエネルギーが必要な作品。
集中して見れば見るほど、
一秒一秒 えぐられていくような感覚がある。
一瞬でもあったけど、
ものすごく濃い瞬間の連なりでもある。

あのパフォーマンスを3日連続で披露する上野水香さんって何者なんだろう?

わたしには想像もつかないような
精神の持ち主。
仙人なのかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?