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用土を考えるアラフィフ

今週(自分の一週間は水曜日スタートです)毎日投稿が出来てなかったのは、新しい人生についてずーっと考えてるからってことで大目に見て欲しい気持ち…

2年くらい前から、うちではずっと地元園芸店さんのオリジナル培養土を愛用している。出会ったきっかけはポリシャス フルティコーサを買った時。その場で植え替えをお願いした時に使われてたのがその土だったのでした。

ラブな地元園芸店さん

「5種の元肥入り 手練り培養土 観葉植物用」みたいなやつで、30L ¥1,800とかかな。わりといいお値段。で、とにかく水捌けが良い。細かくは分からんけど、見た感じ赤玉土・鹿沼土・軽石・バーク堆肥・ヤシ殻チップなんかが入ってるっぽい。こないだ聞いてみたらマグァンプも入ってるって仰ってた。

帰って早速水やりしてみたら鉢底穴から水がほぼ直流ストレートで「ざばー」て流れてびっくりしたのを覚えてる。「これで水やり出来てんのか?!」と目から鱗のアラフォー(当時)

2021/06/22 お迎えした日のポリしゃん
2023/05/08 あれからほぼ2年
盆栽味が増して葉が細かく綺麗でとにかく良い
今気づいたけど!
コブみたいなやつが!この時はない!!

だって売られてる観葉植物って、いわゆる土っぽい用土か、もっと細かい、もはや泥みたいのに植えられてるのが多いじゃないですか。うちでもそのまま育ててました。そゆのはだいたいばーっと水やりすると、まずウォータースペースに水が溜まる。溜まった水がぼちぼちじゅわわ〜と沁みていって、底からたらら〜と流れてくる。そういうもんやと思ってました。

その認識がこの土に出会ってばちーんと変わった。次に行ったときにお店のおじさまに聞いたら「とにかく水捌けが良くないとあかんからね〜」って。水捌けの良い土ってこういうことかー!

スッと根が伸びていきやすい有機質じゃなく、無機質メインの水捌けの良い用土で、根に乾湿のメリハリを感じてもらう。「み、水はどこですか…?」って探しながら、無機質の粒々にぶつかりながら頑張って伸びてもらうことで根に負荷をかけて、引き締めて強く育てる。

これは…! 杉山拓巳さんが仰ってる栽培方法を知らず知らずに実践してたんやな…!って気づいたのは今年の冬の終わりのこと。

色々知ると色々分かってくる。おもしろー!

今後は鉢密閉を試してみたいから、元肥無しの用土を自分で混ぜ混ぜして作ってみるつもり。

配合は杉山拓巳氏がひたすら推している【赤玉土:鹿沼土:軽石=6:2:2】にするか、くるみどりちゃんねるさんの【赤玉土:ボラ土:バーミキュライト:籾殻くん炭=5:2:2:1】にするかどうしようかな… ふるいとかも買わなあかんな… とか。

楽しいなぁ…

とりあえず使いそうな土のこと、
以下、教科書から覚え書きメモメモ
【NHK出版趣味の園芸 すぐに使える! 土・肥料・鉢】


赤玉土
通気性◎ 水もち◎ 保肥性◎

基本用土。関東ローム層の中層にある赤土を乾燥させてから、粒の大きさごとに分けたもので、通気性、水捌け、水もちに、保肥性に優れる。雑草の種や細菌類がほとんど含まれない。基本用土として最もよく使われ、プランターや鉢には小粒が中粒が適する。赤玉土はリン酸分を固定しやすく、リン酸が根から吸収されにくいので、リン酸分の多い元肥を混合することが必須。水分を多く含んでいると粒が潰れやすいので、購入時はよく乾燥していて袋の内側に水滴が少ないもの、袋の底に微塵が少ないものを選ぶ。高温で焼いた焼き赤玉土もあり、より硬質。大粒、中粒、小粒、極小粒などがある。

鹿沼土
通気性◎ 水もち○ 保肥性○

基本用土。関東ローム層(火山灰土)の赤土の下にある、軽石質の火山砂礫が風化した薄黄色の土で、栃木県鹿沼地方で産出される。通気性、保水性に優れ、有機物をほとんど含まない酸性土なので、酸性の土を好むサツキの用土として普及している。微塵が出やすいので、微塵の少ないものを選ぶ。粒径が混合の製品が多く、使うときに微塵を抜く。

軽石
通気性◎ 水もち○ 保肥性△

無機物改良用土。火山性の多孔質の砂礫で、通気性、水はけに優れるとともに、軽量にもかかわらず強度がある。水はけの悪い土に2割程度混合したり、ラン栽培ではパークチップに混ぜて使用する。中〜大粒は鉢底石として使用できる。天然の軽石と同じように使える人工軽石も販売されている。

ボラ土(日向土)
通気性◎ 水もち○ 保肥性△

無機物改良用土。宮崎大地の下層土の黄褐色をした軽石で、通気性、水はけに優れるため、ラン類、盆栽、山野草、オモトなどの用土に使用したり、水はけの悪い用土に2割程度混合して使う。細粒、小粒、中粒、大粒があり、水はけの改良に使う場合は、赤玉土小粒と同じサイズの細粒が馴染みやすい。中粒以上は鉢底石として使用できるり

バーミキュライト
通気性○ 水もち◎ 保肥性◎
無機物の改良用土。蛭石を高温処理し、膨張させたもので、薄板が層状になったアコーディオン構造をしている。層の間に水分や養分を蓄える。非常に軽く、水もち、保肥性、通気性に富み、無菌でほぼ均質。赤玉土などの粒状の用土に配合したり、ハンギングバスケットの土として使用する。アコーディオン形状が潰れて過湿になりやすく、根腐れを起こすので、黒土や田土に配合するのは避ける。

籾殻燻炭
通気性◎ 水もち○ 保肥性○

有機物改良用土。籾殻を炭化させたもので、通水性、水もちに優れ、保温効果もある。ただし、pH値が8.0前後とアルカリ性のため、用土への混合は10%を目安にする。

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