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NY pt2 ⑦

 Bronxに入ってからもしばらく車を走らせていた。夕方だがまだ全然昼間なのかと思うぐらいの日差しの中、Mercedesのgoodsoundが高まるテンションをさらに上へと押し上げる。

何分ぐらい走ったか覚えてしないが、studio付近でゆっくり車を走らせていると、basketballshirtを肌に着たNIGGAが階段に寄りかかっていた。顔を認識していなかったが、Febbが「V-DON what's UP!!」みたいな感じで、あっ1あれなんだ!みたいな流れから、無也君と別れをつげ俺ら3人はスタジオに上っていった。着いたばっかりっていうのもあったんだけど、久々のNew Yorkだったし、現地でRecできるっていうことに冷静に向き合ってまたさらにテンションは上がっていったのだ!

アメリカなのかNew Yorkでなのかはわからんが、向こうでは2LDKとか3LDKの家族でも住めるみたいなサイズを何人かでルームシェアするっていうstyleが普通というか主流で、studioもそんな感じだった。だからスタジオとして使ってる部屋とrest room、kitchen以外は人もいるし(もちろん知り合いではない白人のおばちゃんだった笑)中と外の別世界っぷりに多少焦りつつも、とりあえずbeatを聴こうという話になって一本巻き出した。

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