アンドリュー・ワイエス 水彩画・素描展 豊橋市美術館
昨日は、1人芸術に触れるDAY。
豊橋市美術館に足を踏み入れたのはたぶん初めて。
(学校行事とかで行ったことあるのかな。忘却の彼方)
「芸術嗜むわたし素敵」とインテリぶって行ってる割合5割超えてて、
美術館って若干疲れるんだよなって思ってるし、
実際頭痛くなったり、
しかし豊橋市美術館、適度に狭くていいですね。
あっという間に回れました。
下手したら一エリア見逃すところだった。
出来上がりの作品というより、その前の習作の展示がメインで、
終始「この人ほんと絵うまいわ」と思って
どうにか技を盗めないかという気持ちで凝視してた。
なんとなく、タッチが浦沢直樹さんって感じた。
ひとつのカテゴリーとして。
最近、無印良品で100円くらいの4コマのノート買って、
絵はそこそこうまく描けるという少なからずの自信があったから買ったんだけど、
なんかもう なんかもう な感じで心が折れた。
頭の中では起承転結カンペキな4コマがあるのに、
辛うじて描けたのは2コマ。
描きたいものを表現する
→それも目で捉えているものを捉えているままに描き出す
って本当に高等技術ですね。皆知ってましたね。
70年そこそこ前に海の向こうのどこか(プロフィール読んだんだけどね)で描かれたものが、
ここにあって
わたしが「絵うまくなりたいなー」と思いながら眺めている。
子どもの頃は本当に絵を描く意義みたいなものがわからないし、
今でもわからない部分が大きいけど、
「なぜこのバケツを描こうと思ったんだろう」とか考えながら観るのが楽しい
っていう楽しみを見つけられた。
絵が素晴らしいとかただただ心惹きつけられるとか
そういう視点で観るのはもう結構疲れるんだってやっとわかったから(結局インテリ振りでしかないから)
絵の こっち側 のあーだこーだの気持ちを想像しながら観るの楽しい。
細かく記述するとどう考えても失礼にしかあたらないので
頭の中で記憶の一部として保管しておく。
次 美術館に行く時には、
音の出る靴、音の出る財布(鈴付き)に注意しようと思った。
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