第4回たろたろ杯 参加レポ

■まえがき

初めまして。頭(あたま)と申します。
普段はマルチで太刀担いでのんびり遊んでる一般ハンターです。
1/29開催された『第4回たろたろ杯-MHRise 太刀ソロTA大会-』参加してきました。

自分が行ってきた準備や心境やらの裏話をまとめてみました。
正直に言うとただの個人的な日記です。
もし、まだ大会を視聴してない方やモンハンに興味がある人の場合は、
上のリンクから是非観てみてください。

■大会の発表と心境

2023/1/3 ――第4回たろたろ杯、開催の告知。

適当ゆるふわTAしかしてこなかった男、良い機会だとは思うものの迷う。年々、出走者のレベルが上がっているのは勿論、それに加えて視聴者の目も肥えている。

「俺なんかが出て大丈夫か……?」
という考えが脳裏に浮かびつつ、とりあえず決めたのは、
「ひとまず練習してみて、自分が納得できたら正式にエントリーしよう」
なんとも後ろ向きな考えを持ちながらも前進し始める男であった。

■装備構成の考案

レギュレーションが錬成なし、護石なし。
という事で装備構成を一から考える。

Q. 頭、お前火事場で通せるか?
A. 無理。寝言は寝てから言いな?

ラージャンのモーションが早い&ガラッと立ち回り変える必要があり、
伏魔すら使った事ない人間が3週間で仕上げるのは間に合わないと判断。

非火事場、伏魔無しで現実的な構成をピックアップ

案①-ルナガロ太刀

最終的に本走で使用。後で解説

案②-イソネミ太刀

腕をゴルルナ、腰リバクシャ、足をハンターX
剛心を削って火力に振った構成。
攻撃7連撃1フルチャ1氷属性5恩恵2まで積めた筈。

案③-金レイア毒太刀

あんまり良い構成が思いつかなかったのと、
蓄積攻撃強化の1/3を引ける気がしなかったので特に深く考えず。
(確率の独立性と逆正弦定理の話をしたい所だけど本当に長くなるので割愛)

後になってから風纏2の構成を試したものの、とにかく虫を余らせない
立ち回りが要求され、剛心も外すことになり自身の技量では扱えない、
という事で断念。

■実際に使った装備構成の解説

・剛心を積めて、なおかつ火力が結構出る構成。
(案②のフルチャ込みの赤ゲージ水月を比較しても、60ダメージ低い程度)

・ルナガロ太刀を使う理由となる、斬れ味紫を維持するには業物3は欲しい
 業物2も試したが、チャートと噛み合わなかったのでボツ。とは言え、
装飾品で業物付けるのは違和感なので、優秀な狂竜症(フィリア足)を採用。

・災禍転福の不採用→連撃の採用
転福の効果時間が30秒と短すぎる。
だったら理論上は発動し続ける連撃のほうが良いだろうとなり連撃を採用。狂竜症と相性が良いが、それはあくまで相性が良いだけ。

■入れ替え技

最終的に使用

○飛翔蹴り(兜割)の不採用理由

・撃つタイミングが非常に限られている
(ダウン時、怒り移行時、ジャンプ光弾の隙に入れるぐらい)

・円月を使用するのも相まって物理的な移動制限もあって撃ちづらい
(円月とかいうの、もしかしてDV彼氏か?)

・円月中なら、水月に虫を回すほうがダメージ効率が良い。

最初は採用していたが、結局撃たない事のほうが多かった。
(なんなら封印したほうがタイム速くて困惑した)

○剛・気刃斬りの採用

サンブレイクが発売されてから一度も使ったことのない技。
使わない飛翔蹴りよりはマシかと思って全く期待していなかったが、
・円月を使用する関係で頻発する詰み状況からの打開
・見切りが出来ない状況で対応できるリカバリー策
・円月の範囲外ビーム等でオーラの回収が出来る
と、使い所しか無かったのでW採用。手放せなくなった。

●カウンターが成立しても、特殊納刀や見切りへ直に派生できないので、
何かしら別の技を挟む必要があるなど、癖もあるので慣れは必要。
(本番のシーンで 剛気刃→突き→納刀居合 が無事に決まって本当に良かった)

ちなみに円月下でも火力は雀の涙レベルなので、あくまで補助。

■使用したチャート

ざっくりとしたラージャン戦の流れ
・開幕
・解除ダウン-1回目
・操竜待機
・解除ダウン-2回目
・弱り~討伐

上記の区切りでのタイミングでネコの虫を拾う、研ぐ、円月を貼る、バフ
タイミングをそれぞれ決めていく。

初期案は最初は解除ダウンの1回目と2回目で
ネコの虫を2回拾うチャートを使用していましたが、

練習段階で2回目の解除ダウンが早くなって
「オァァーネコチャン!虫!出てない!ナンデ!?」
となり半ば強制的にブラッシュアップすることに。

最終的に、操竜待機の時にネコの虫を1回だけ拾うチャート。 

水月をキッチリ当てなければならない、
という前提はあるものの15秒くらい平均タイムが縮んだので採用。

2週間ほどチャートの模索と練習を行い、努力が実ったのか
なんとか4分台がちらほらと出るようになる。
この辺りで自分を許せたので正式にエントリー。

■メンタルのコントロール

○モチベを維持する為にやった事

・他の人の練習風景や結果を見て憂う事を禁止
そもそもの努力の量や知見だったり、積み重ねてきたものが違うし、
ずっと努力を続けてきた人達。自分より上手くて当然と考える。

※ついでにメンタルとはちょっと違う話
視聴はしても、あくまで参考程度に留める。そもそも持ってる技術力や課題が自分とは異なる。そして課題が同じでも、原因や理由が違う場合がある。

例えば、『デンプシーに対して、頭に水月が当てれない』という課題
だった場合、水月を振る方向が違うのか、そもそも位置取りが悪いのか、
ラージャンの頭がどう動いていくか思い描けていない…等々色々ある。

他人の課題と自分の課題は、一見すると同じような課題に見えるが、
原因が違うので解決へのアプローチも違うものになる。と思う。

・練習のやる気が出ない時や疲れてる時は思い切ってサボる
疲れてる時に苦しい思いをして頑張っても、
自分の場合はただ頑張っているだけになってしまうので、思い切って休む。

その代わりに別日に集中してやるほうが遥かに良い。
こっちのほうが新たな発見が多かったし、身になる事も多かった。

○緊張とその対策

何を隠そうこの男、大会には初参加である。しかも形式は一発勝負。
どうせ緊張するので、思いついた対策を片っ端から実施していった。

・練習風景を配信する
最も効果的な対策はとにかく慣れる事であると思っているので、
人に見られる、という事への緊張を慣れさせようと思ったので実施。
(本番でもどうせ配信するので、早い段階で準備は済ませておきたかった)

・緊張 = 心拍数が上がる
と考えた男、事前の練習で軽く走る→シャワー浴びる→直後にラージャン。
という事を数回実施。この行為に意味があったかは今も全く分からない。

・大会当日のカフェイン摂取禁止
昔のTVで3度のメシよりコーヒーが好きな外科医が、
『オペのある日は絶対にコーヒーを飲まない』 と言ってたので実施。
手は震えてなかったので多分おそらくきっと効果あったはず。

・反射神経テストのルーティーン化
視聴者を困惑の渦に巻き込んだ、反射神経テスト。
緊張をほぐす為にルーティーンとして取り入れ、少しでも普段の状態に
戻したいというのが目的。副次的な効果もあって、反射神経テストは一時的に集中力を高まる効果もあったりするので採用。(リアルバフ)

8f前後(居合や剛気刃)のカウンター技をポンポン成功させなきゃならないので集中力も要るだろうという事で。効果は多分あった。

・インタビューの時に、緊張してない振りをする
緊張している時、緊張している事を自覚すると更に緊張するんですよね。(?)

■あとがき

本走の様子(自配信)↓

走りきった直後は 「もう少しなんとか出来たのでは」 と思いましたが、
いま思うと試行錯誤してきたチャートが通せて良かったです。

自分の走った所を見返したら応援と賞賛と労りのコメントが溢れてて、
ほんわかふわふわした気持ちになった。本当にありがとうございます。

改めて、参加された出走者の皆様、お疲れ様でした。
見応えしかないプレイで熱くなりました。ありがとうございました。

そして、主催・運営のたろたろ様、補佐のちゃ様、本当にお疲れ様でした。
参加して良かったと心から思えた、最高の場を提供いただき、
本当にありがとうございました。

あとラージャン、お前もお疲れ様。あったかくして寝ろよ。

それでは、どこかの集会所、どこぞのバンカラ街で出会ったら
その時はよろしくお願いします。ありがとうございました。

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