音楽、ドカ大浴び 夏の赤い邦人編
途中まで書いてそのままになってる投稿が幾つもあるけど、流石にこの3週間のことは書かなきゃならんと思った。誰も待ってないけど、お久しぶりです。
何があったのかというと、ライブがあっただけなんだけどね。
GEZAN野音、SuiseiNoboAzワンマン、そしてRISING SUN2024。すげー並び。
まずGEZANの野音の話。
その前の日、カネコアヤノも野音で音を鳴らしていた。
俺はやっと「カネコ、見てぇ〜」の気持ちになってきてはいたものの、「けどA席とかなら見なくてもいいかな〜」なんて甘えたこと思ってSS、S席だけで申し込んでたら全外し。すげえや。
そんな気持ちを抱えてアメリカに行く後輩を送り出すべく渋谷で飲んでいると、途中で1人合流。
「カネコよかったァ〜」
コイツ...当たったのか...
だいぶ羨ましかったけど、ふ〜ん、いいね!くらいのツラでいたら
「明日のGEZAN、行くけどあなたは行くの?」
だってさ。クソデカい声が出た。羨ましすぎる。
野音2DAYで、浴びたかったからね...てかなんでお前はGEZAN行くねん...(知り合いに誘われたらしい)
まあ、そんなこた置いといて。
俺は活動15周年を迎え、夏フェスに顔を出さなかった彼らがどんな音を鳴らすのかが楽しみだった。
予想では、古い曲ちょいマシ、最近ライブでやってた未発表曲ちょいマシ、後は狂あたりので固めてくるかなと。
当日はニューグッズを買うべく14時には日比谷へ。クソ暑くて、体の弱い自分は大丈夫だろうかと心配になりながら列に並び早々に目当てのものをゲット。ライターとTシャツ。
涼しいところでタバコを吸おうと、ニュー新橋ビルまで歩き、タバコ天国へ。
ただね、暑すぎてフラフラして、なんだか眠い、しかもエラい緊張してて頭グワングワンだった。
ほんとに大丈夫か?となったけど帰るわけはない。
また野音まで歩いて、開演を待った。
前日渋谷で会った友人も本当にいた。
始まりのアナウンスが流れる。
「まずは新曲4曲を〜」とな。飛ばすやん!!!
新しい曲は4人の音だった。歌詞はかなり苛烈なものがあった。痛烈だった。
体調は始まって仕舞えばなんてこたなかった。
ひたすら踊る。端の座席だったので踊りまくり。
まあ、この先のことをざっくり話すと、予想はかなりズレてた。だって、新曲マシ、じゃなくてマシマシだったんだもの...
silence will speakに心奪われていた俺は少し、ほーんのちょっとだけ終わった後に「聴きたかったなー」って思ったけど、そんなのどうでも良くなるくらい、「バンドであること」「音を鳴らして人に届けること」を感じられて、ビリッと痺れた感覚があった。
ダブもめっちゃよかったのよ。狂の曲がどんどん崩れてダブでぐわーっと広がって体がそこに溶けていった感じ、フィッシュマンズじゃ味わったことなかったなアリャ。
去年の野音とは全然違ったよ〜、俺、最後まで気持ちよく見れてよかったし、いろんな気持ちを持てて嬉しかったよ。キモチェ!だけじゃないよ。
受け取らなきゃ、考えていかなきゃことも音にして、言葉にして鳴らす彼らの生き方を、ちゃんと受け取められる人間になりたい。まだちょっとそこには届いてないな、自分は。
終わってから、かいた汗の分軽くなった体を宙に泳がせたんだ〜、俺
ちょっと、長くなりすぎるから分けて書こう。