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夏の始点と終点に立ち会って、秋

もうすぐwind paradeに行ってから一月が経とうとしている。今年のwind paradeもサワサワとした風がそっと心を撫でていった。そして鉄粉の混じった風も浴びたなあ。

2日間、付き合っている人と2人で秩父で過ごした。

去年食べた蕎麦は今年も美味かった。あとは鯛カレーも。

GEZANより。
マヒトが「今年の夏はどうでしたか」と。
7月1日、bug me tenderで夏の始まりをマヒトに宣言されてから、2ヶ月の夏がマヒトの手によって終わった。まあ、なんて幸せなことだろう。
夏に4回もGEZANを見た俺は、フルパワーで夏を駆け抜けられた。AGEHAのベースリフに身を震わせたなあ。
African Head Chargeがあったり、主催のフィッシュマンズのおかげか、いつもよりもダフの深い海を目指した音だった。

GEZANのこと、最近書きすぎだね。愛しているんだ。いい夏だった。

九月は毎週遊んでいた。ライブを企画したり、遊んだことない後輩とディズニーに行ったり、板橋の植物園でカレーを食べたり、友人が秋を迎えて卒業したり、BBQをしたり。

燃え尽きかけている。10月は寒さを運んできた。飽和した夏の風船を、寒さでふっと萎ませにやってきた。膨らんだ風船は夏への憧れを、学生であったほんの少し前の自分と、社会人になって虚勢を張る自分が吐き出したガスで充満していた。しぼんだゴム風船って、簡単に破けてしまうよね。

今年の冬は、どんな寒さなのだろうか。

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