民意を反映 - 東京アイドル劇場ができてから

前回書いたことから通じる話。東京アイドル劇場は民意が一番大事という環境にしていきたい。

グループの成長に合わせて環境を選べるようにするって書いたんだけど。「成長」ってなんなのか。誰が「成長」を判断するのかってところは重要。

東京アイドル劇場では、今、ファンの人たちが見たいと思ってるグループ、つまりは需要が多いグループの公演を優先させたい。どこのグループが成長しているのかはファンが一番わかってる。

ファンの人たちが見たいグループはどこか。「動員数」となる。数字で判断することが何よりフェアだと思ってる。数字は民意。

もちろんパフォーマンスだったりも「成長」するんだが、劇場スタッフの個人的観点で判断するのは難しい。たかがスタッフ数名でグループの価値を決めることなんてできない。

数字しか見ねーのかよ。血も涙もねえのかよ。って言われそうなんだけど、数字以外を考慮しだすと、劇場スタッフの個人的な好みが出てくる。

仁義や義理とかも考えないわけではない。長く付き合ってる人たちを支えになりたいし応援したい。そりゃそう思う。でも、じゃあ、劇場スタッフと付き合いが浅いところで、今を頑張ってる人たちを無視するのかって。それはオカシイ。

だから私情を挟まずに数字で判断することが、結果的に、いま一番頑張ってる人たちを応援することになるのだと思ってる。頑張ってる人たちを、なんのバイアスもなく評価する業界のほうが、タレントたちにとっても頑張りがいがあるはず。

キャリアとかコネとか過去の栄光とか媚売るとか関係なく。お客さんを楽しませて、今、結果を出してる人たちが、きちんと評価される世界になって欲しい。