8/16(日) note 第17回                    自己紹介:商社と産業機械メーカーで 海外駐在11年、海外ビジネス35年、訪問50ヵ国超えの豊富な経験と人脈   を活用して、中・小規模事業オーナー の海外展開を支援する        マーケティングコーチ&コンサルタントのトシ・ヤマグチです。


8/16(日) 第17回
「健康(食養)」第3回

本来毎週金曜日、先週ならば8/14(金)に投稿するはずのテーマ
「健康(食養)」について2日遅れでの投稿となった。

マクロビオティックの世界的権威
故桜沢如一(さくらざわ ゆきかず)氏の
「ゼン・マクロビオティック」を読み返していたら、
まさにコロナ禍の今にぴったりの一文に出くわした。

今から24年前、加えて桜沢如一氏の死後30年を経て
出版された本である。珍しいことに桜沢如一氏が1959年に
英語で出版した”ZEN MACROBIOTICS the art of rejuvenation and longevity”
の翻訳本(訳者:村上譲顕氏)だ。
そこには明快にこう書かれている。
「医学は病気の第一原因をまったく無視して
表面に現れた症状を攻撃しているにすぎません。
その結果、病原菌は細菌やウイルスを撲滅しようとする
果てしない戦いのあげく、患者だけでなく
医者も病気で倒れてしまうのです。」

まさしく、今のコロナウイルス、COVID-19がそれである。
来年にはCOVID-20と呼ばれるウイルスに変わって
しまい、果てしない戦いが続くのかも知れない。

加えて、しっかり頭に残っていなかったが、
このような一文もある。
「ユーモアと、ほほえみと、ここちよい話し声と、
『ありがとう』という簡素な言葉を、どんな境遇にあっても、
できるだけたくさんバラまくことです。」

「西洋では『ギブ・アンド・テイク』といいますが、
東洋では『ギブ・アンド・ギブ』をマネしたからといっても、
失うものは何もありません。なぜなら、あなたは生命そのものを、
すなわち全宇宙を、何も払わずにもらったのですから。
あなたは、あなたにとって必要なすべてのものを産み出し、
生かし、消滅させ、また再生させている無限の宇宙の“ひとり子”
なのです。このことが理解できれば、どんなものでも、
いくらでもやってくるのです。」

自然の食物による体質改善をするための食養法
を紹介した本にも拘わらず、全文がひとつの哲学を、
現代人が踏襲すべき哲学、病と死、そしてまさに今の
コロナウイルスの不安から解放される哲学が表されている。
人類に関する大きな真理を伝えた著書となっている。

次回はここから、十日間で人生を変える『7号食』を
紹介したいと思う。

by トシ・ヤマグチ
See you soon!!
出典:「ゼン・マクロビオティック」桜沢如一(著)
                 村上譲顕(訳)

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