8/20(木)note 第21回 自己紹介:商社と産業機械メーカーで海外駐在11年、海外ビジネス35年、訪問50ヵ国超えの豊富な経験と人脈を活用して、中・小規模事業オーナーの海外展開を支援するマーケティングコーチ&コンサルタントのトシ・ヤマグチです。
世界とつながるブログHCW(Happy to Connect to the World)
タイトル「アメリカ、車と弁護士」
勤務はNYCとニュージャージー(別オフィス)だったが
アメリカ国内出張も多かった。
ノースキャロライナ州シャーロットへの出張から戻って
1週間ほどした頃、ノースキャロライナ州警察ではなく
裁判所から出頭命令が来た。
容疑はスピード違反
確かに思いあたるフシがある。
悔やんでも後のまつり。
出頭時期にあわせてもう一度出張するか?
しかし、タイミング悪く断念、
でも裁判所への出頭はカンベンして欲しい。
2-3日したら、シャーロットの色んな弁護士事務所から
10通近く手紙が届く、
どれも代わりに出頭してあげるよ!!
は~? なんで知ってるの?
アメリカ人の同僚(というか部下)のアーサーに、
これどういうこと?って訊いたら、裁判所の掲示板に
この出頭命令が張り出されるらしい。
弁護士事務所の人間は閲覧が可能で、
まあ商売のネタ探しということ。
アーサーに片っ端から電話コンタクトを頼んで
一番安い弁護士事務所を選んでもらった。
確か、その費用が150ドルほど(今から16-7年前)
罰金が80ドルほどだったかな?
チェック(小切手)を送って、全てお金で解決
まあ、こんな世界です、アメリカは。
この頃、車の運転中もっぱらラジオを聞いていた。
そう言えば、ラジオの宣伝広告に弁護士事務所の
なんと多いことか…。
事故に巻き込まれたら、すぐ1-800-xxxx-xxxxに
電話下さい、という広告宣伝のメッセージが
しょっちゅう流れてる。
まさに、アメリカでの弁護士の蔑称
ambulance chaser(救急車を追いかける人、
つまり交通事故を商売にする)が弁護士だ。
アメリカでは弁護士も競争社会に生きている。
弁護士間や事務所間それぞれに
とてつもない大きな所得差がある。
弁護士も必死に事故、トラブル、訴訟を
追いかけないと喰っていけないのだ。
車の事故や弁護士や訴訟にまつわる話は
アメリカでは事欠かない。
おいおい、話を続けて行こう。
トシ・ヤマグチ
See you soon!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?