8/18(火) note 第19回 自己紹介:商社と産業機械メーカーで海外駐在11年、海外ビジネス35年、訪問50ヵ国超えの豊富な経験と人脈を活用して、中・小規模事業オーナーの海外展開を支援するマーケティングコーチ&コンサルタントのトシ・ヤマグチです。

note:8/18(火)コーチング
コーチの最も大切な仕事

さて、コーチの最も重要な仕事はなんでしょう、
分かりますか?
今まで質問の重要性を伝えて来ました。
「質問の質が人生の質をつくる」と、
世界No.1コーチで公演家のアンソニー・ロビンス
の格言を紹介しました。

しかし、質問はコーチとしての一つの技術であって
全てではありません。コーチとしての仕事はクライアントの
目標達成と充実感、そのためにコーチングの流れ、
コーチングフローをつくることなんです。

それは次の5つのステップからなります。
ステップ1: 現状の明確化
ステップ2: 望ましい状態の明確化
ステップ3: 現状と望ましい状態のギャップを
      引き起こしている理由と背景の発見
ステップ4: 行動計画の立案
ステップ5: フォローと振り返り

コーチはステップ2の望ましい状態の明確化
するために、できるだけ多くの事実を
明らかにせねばなりません。
そのためアセスメント(評価基準、チェックリスト
のようなもの)を準備して、クライアント
に質問を投げかけたりしながらチェックしていきます。
ここでも以前述べた質問の質が重要です。
職場の状況、家族関係、やりがい、満足度、
心理状態、日々の生活など、アセスメントとしての
質問はたくさんあります。

これを経てステップ3では、頭で分かっていることと
行動とのギャップを発見するプロセス、
ここでも多くの質の良い質問を行い
ギャップを引き起こしている理由、原因、を
クライアントとともに発見していきます。

そこでようやく行動計画の立案、あくまでも
クライアントが自分で納得し作成できるよう
働きかけねばなりません。単なる助言の繰り返し
ではコーチが行動計画を立案していることに
なりかねず、クライアントが夢中になって取組む
そんなクライアントの行動など望めません。

クライアントが納得して立案した行動計画、
それが日々続いているか、日々何かしら気づきがあるか
日々自分に降りかかる現象やトラブルを
クライアントはどのように捉え、どう行動しているか
明日に繋がるフォローと振り返りを行う。
この繰り返しとなります。

さあ、あなたはコーチングの流れ、5つのステップ
が多少なりともお分かり頂けたでしょうか?

あなたの才能を眠らせておいてはいけません。
あなただけしかない特別な才能を使い、あなたにしか
生きられない人生をいきていきましょう。
あなたの成功を応援しています。
 
by トシ・ヤマグチ
Thanks a lot!!

出典:「図解コーチング・マネージメント」
   著者 伊藤守

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