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〚真矢クロ〛真矢のクソデカ感情が好きすぎる

スタァライト、見れば見るほど心がしんどくなるアニメじゃないですか???ほんとに。情報量が多くて感情が大忙し。

ロロロも二回目のキラメキを浴びて、慌てて始めたスタリラも軌道に乗り始め、バカテンション上がってるわけだけど、今回は私の中で急上昇1位の真矢様の話がしたくて(多分スタァライトの話はあと5話分くらいする)


初見のときは正直そんなに惹かれたわけではなかったはずの真矢、今になって圧倒的すぎる良さに気付いてしまった。マジで、”””良い”””。

いるよね、アニメに、グループ内で絶対的な強さを持つキャラ。主人公の超えるべき壁として描かれて、たまにスポットライトがあたって、最終的に主人公の背中を押すぜ、みたいな。真矢もそんな感じか~、と。実際言ってしまえば真矢もそうではあるんだけど。真矢を、彼女の心の底まで見てなかった。ふ~ん、でスルーしてた初見の自分を殴りたい。バカ。

富田麻帆のえっちな声(ごめんなさい)と、パッと見のクールさに隠れてた真矢のクソデカ感情のなんと尊いことか。

ほんと、なんで今まで気付かなかった私は!?!?馬鹿か!?!?


誇りと驕りのレヴューで、真矢は華恋と闘いながら、その先のクロディーヌばかりを見つめてた。いや、華恋を疎かにしてたわけではないんだけど、闘う真矢が華恋に対して心乱れてるのはクロディーヌが理由だ。真矢は、クロディーヌがいるから圧倒的な強さを誇っていたことに気付かされた、鈍器で殴られるくらい。

真矢は才能もあるし努力もするし、クロがいなくてもポジションゼロの位置に立つことは出来ただろうけど、でも確実に、真矢が第99期生天堂真矢としてポジションゼロにいるのはクロがいるからなんだよな

クロディーヌが真矢を尊敬していることはもちろん、真矢も全く引けを取らないくらいクロディーヌをリスペクトしているけれど、ふたりの関係はその感情を少し見え辛くした。真矢はクロのためにもクロが”敵わない、でも超えたい”と思われるための自分であろうとした。クロの気持ちを裏切りたくなかったから、毎日クロより先にレッスンルームに入った。努力を怠らなかった。その対価が、証が、クロディーヌの「ほんと、ヤな女!」に込められてるわけ。そう言われるたびに報われる真矢の努力は真矢の地盤を更に固める....

この時点でもう真矢クロが尊すぎて頭抱えるしか無いけど、追い打ちをかけるような真矢と華恋のレヴュー、ああもう....


以下4話抜粋↓

「スタァライトになるためだよ!ひかりちゃんと一緒に!」

「一緒に......?

....小さな星を摘んだならあなたは小さな幸せを手に入れる。大きな星を摘んだなら、あなたは大きな富を手に入れる。」

「その台詞、スタァライト....!?」

「その代わりに....貴方は何を差し出した!?

舞台の上にスタァはひとり。求めて、飢え、乾き、奪い合う。あの子は捧げた。あの子は切り捨てた。それは星に挑む気高き意志。そう、だからこそ私は....!!」

この、私は....の後に続く言葉なんて、言わずもがな。

自分のために、クロディーヌのために、気高く首席でいた真矢にとって、華恋の”ふたりで一緒に”は甘え。選択肢としてアリ、ではあるけど、真矢が信じて進んできた道からは外れたものだった。何を言っているんだ、甘えるな、と。

頂に立つものが抱える孤独を、ある意味華恋に否定されたようで真矢には許せなかった。真矢が声を荒らげることはこのレヴュー以外、ない。

目の前にいる危険分子の華恋じゃなくて、自分自身とクロディーヌを見つめる真矢、ほんとこれこそThis is 天堂真矢だな~....


真矢とクロディーヌの圧倒的な信頼関係と、真矢が抱えているクロディーヌへの大きすぎる感情、尊いと言わずなんというか、本当に。


それに、誇りのレヴューのなかで、華恋と真矢が対峙しているあいだに、ちょいちょいクロディーヌと双葉のレヴューシーンが挟まれるのも本当にニクい演出すぎ、””追う””側のふたりのレヴュー。

ふたりが闘いを終えた後にクロディーヌが双葉に手を差し伸べるシーン、さすがに反則ですよもう。関係性が美しすぎる。クロディーヌと双葉に関しては信頼と共鳴って感じかな、見えない対話がおこなわれているふたり、エモですほんと。


追いかけ追われ、闘い、煌めく舞台少女たち、愛ですね。本当にスタァライトは沼。



蛇足だけど、ここまで解釈を深めたあとに(多少妄想はあるけど)、誇りと驕りを聴くと心がしんどくて爆発四散するのでぜひに。





ライターになりたい未来