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[基礎][式言語]ビューでSELECT予約語を使ってみる

はじめに

ノーツのプログラムには、予約語と呼ばれる特殊なコードがあります。DEFAULT, ENVIRONMENT, FIELD, REM, SELECT等です。 これらは、式言語のように働きます。

今回はこの中のSELECTを取り上げて、ビューでの使い方を紹介します。ビューにおけるSELECTの役割の一つは、ビューでユーザーに見せる文書を決めることです。

Step.1 SELECTをビューで使用する

前提として、何らかのアプリを既に作成済とします。

Domino Designerでアプリのビューを開き、下記の真っ白な箇所付近にカーソルを合わせ、右クリック[列の追加]。

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[オブジェクト]タグから[ビューの選択]を選び、右下の枠内(プログラムペイン)にコードを記入します。このアプリでは当初、「SELECT @All」が入っていました。これは全ての文書を表示しろという命令です。

「SELECT @All」を消して、代わりに「SELECT Form = "main"」を入れてみます。ノーツからビューを見ると、

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ごくふつうに、ビューに文書が表示されます。このコードは、"main"という名前のフォームで作られた文書を表示しろという内容です。

次は、「"main"という名前のフォームで作られた文書以外を表示しろ」というコードです。

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