[基礎][式言語]データ型を調べるには?
はじめに
コードのデータ型が不適切であると、意図した通りに動かず開発が滞ります。そのためエラーが発生した場合等に、データ型を調べながら開発していく必要があります。またユーザーからの入力が文字列などか、数値なのかによって、条件を分岐させたい場合も考えられます。
Notesにはデータ型を調べる関数が用意されており、以前にLotusScriptのTypeName 関数を取り上げました。
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今回の記事では、式言語でデータ型を調べる関数を紹介します。
式言語でデータ型を調べる関数
型のチェックを行う代表的な式言語関数には、@IsNumber、@IsText、@IsTimeがあります。公式ヘルプを参考に説明すると、特徴は次の通りです。
@IsNumber(引数)・・・引数は任意のデータ型の値。引数が数値か数値リストなら True (1) を返す。
@IsText(引数)・・・引数は任意のデータ型の値。引数が文字列か文字列リストなら True (1) を返す。
@IsTime(引数)・・・引数は任意のデータ型の値。引数が日付/時刻か日付/時刻リストなら True (1) を返す。
アクションボタンで実装して、実際に動かして確かめてみます。
前提として、何らかのアプリの原型を既に作成済とします。Domino Designerでアプリを起動し、フォームを開きます。ここでは「main」という名前のフォームを開きました。
画面右側の枠内(アクションペイン)で右クリック[アクションの作成]を選び、アクションボタンを作ります。名前は「Datatype」としました。
画面下の枠内(プログラムペイン)には式言語のコードを書いていきます。[実行 クライアント]などとある箇所の右側で、[式]を選んでおくことを忘れないで下さい。
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