[基礎][LotusScript]スクリプトデバッガを使わずデバッグする方法
はじめに
プログラム開発にはバグ取りが必須です。ノーツのバグ取りにはスクリプトデバッガが便利です。
【関連記事】
しかしnotesを使ってまだ日が浅い人には、表示と操作が複雑で、理解が難しいものです。また「デバッガを起動 ⇒ アプリを起動 ⇒ ブレークポイントを設定して…」とやるのを面倒に感じる人もいる事でしょう。
そこでこの記事では、スクリプトデバッガを使わず、簡単にデバックする方法を紹介します。
具体的には、PrintおよびMessageBoxステートメントを活用します。
Step.1 printステートメントを使ってデバッグする
前提として、何らかのアプリの原型を既に作成済であるとします。今回作成するコードの目的は、特定のアクションボタンを動かすコードをデバッグすることです。
次のようなコードがあったとします。
「Teishoku」というクラスを使っていますが、これはLotusScriptにあらかじめ用意されたクラスではありません。別の箇所でクラスを定義しています。Teishokuクラスの変数uの中身をprintで調べたい場合は、
ここから先は
1,373字
/
8画像
¥ 110
サポートいただければ、記事をもっと充実することができます